まだやる?NHK=GHQ
NHK(日本放送協会)教育が毎週日曜日午後6時から放送中の『ハーバード白熱教室』は10日、「戦争責任を議論する」を放送しました。この企画は、米国の名門ハーバード大学で最も人気が高いというふれこみのマイケル・サンデル教授が、東京大学で特別出張講義をするというものです。
▲NHK:ハーバード白熱教室
http://sankei.jp.msn.com/life/education/100830/edc1008300749000-n1.htm
▲産經新聞:東大 白熱教室 サンデル教授、安田講堂で「知の興奮」
サンデル教授は共同体主義の論者として確かに著名ですが、欧米のこの手の思想は必ずと言ってよいほど、その基軸がまったく明確でない「理論のこねくり回し」によるもので、少なくとも偏狭な全体主義や個人主義、社会主義よりはマシといった程度のものでしかありません。
ところで、以前に或る歌手の方が私に「NHKは絶対『口パク』しかさせないんだよね」とぼやいたことがあります。ドラマ出演の役者たちが「NHKはリハーサルがくどい」と明かすのを聞いたことはありましたが、どうやらNHKは偶然の産物など嫌って徹底して番組の構成・進行を秒単位で作り込むようです。『鶴瓶の家族に乾杯』までも「ぶっつけ本番の旅番組」ではなかったりするのでしょうか。
フジテレビの軽薄な女子アナウンサーたちをフジテレビの番組内で斬り捨てたマツコ・デラックスさんではありませんが、「所詮テレビなんてそういうもの」「縁故採用の新入社員が並んでるわ!」というわけで、何がヤラセで何がそうでないかの問題は、それが報道・情報番組であるか否かによって決まるのでしょう。そもそも独創的な作り込みは作品として価値があります。
で、私は10日の放送を拝見することが出来なかったのですが、見た方から「韓国人留学生が『過去の日本の行ないによって現在も韓国人は苦しめられている』などと長々と話していた」とか、或いは「『日本の前世代が行なった侵略行為を今の世代が謝罪すべきだと思う人は?』と問うて、ほぼ手が挙がった」と伺いました。
これも作り込みなのでしょうか? それとも、たまたま英語を話す韓国人留学生が当てられて話し出したのでしょうか?
NHKのことをCHK(チャイナ放送協会)やKHK(コリア放送協会)と揶揄する声をたまに見かけますが、日本の政府・官庁および現存メディアは原則としてすべてGHQ(連合国軍最高司令官総司令部)の方針を引き継いでいる、と申して過言ではありません。
大東亜戦争がどのようなものであったかの議論は日本民族の問題として別に議論すべきものですが、もはや挙手を求めた設問自体が思考停止を誘う極めて意図的なものです。ハーバード大学の人気教授がまるでダグラス・マッカーサー司令官のようです。米国はまだまだ日本に対する占領政策としてのWGIP(大東亜戦争の罪悪感を日本人の心に植えつけるための洗脳計画)をやめるつもりはないのでしょう。
民主党に政権交代して以来、鳩山由紀夫首相が日米安保体制をこじらせたと見るや否や中共の人民解放軍が東シナ海で動きだし、役目を終えた鳩山首相に変わって登場した菅直人首相は屈米に徹して、見事に沖縄県石垣市尖閣諸島を領土問題の対象にしてしまいました。
非常に穿った見方をすれば、日本の知らないところで米中連携筋が暗躍していたように見えます。それで「日本の領土主張は過去の侵略行為に対する反省がないゆえ」などと宣伝している日本左翼は、知ってか知らずか好戦的な米国の思い通りに動いているのです。これだから日本の反戦・非核運動は世界を動かしません。私は天皇陛下の宮中祭祀を知って反戦・非核を主張してきましたから、これがとても許せないのです。
米国の理屈屋なんぞにこの真実が分かるでしょうか? NHKに分かるでしょうか?
ま、こんな番組どうせ誰も見ていないでしょうから、いいや。
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