最初から警察は本気だった

皇紀2683年(令和5年)6月25日

 大阪府警察の職員がついお酒に酔って阪急電鉄宝塚線で終点(宝塚駅)まで乗り過ごした結果、降車を促した運転手を手で払って暴行容疑の現行犯になってしまった事件。さぞ「卦体糞(けったくそ)悪かった」でしょうね。

 何がって……兵庫県警察に逮捕されたからです。今ごろ府警では「兵警管内で酒に酔うな」との厳しい訓示が出ているかもしれません。大阪と兵庫は、酷く仲が悪いのです。

 予算も人員も足りない中で日日奮闘している警察官も当然、非番でお酒に酔うことはあります。ただ、お酒の失敗には、くれぐれもご注意ください。電車の運転手や車掌、駅員の皆さんだって大変なんです。

再逮捕のガーシー容疑者「刑事告訴した人間は絶対許さん」「裁判に出るのはタレントに致命的」

【読売新聞】 自身への告訴を取り下げさせるため、芸能人ら2人を脅したとして、警視庁は24日、前参院議員で無職のガーシーこと東谷義和被告(51)(暴力行為等処罰法違反などで起訴)を証人威迫容疑で再逮捕した。 発表によると、東谷被告は…

(讀賣新聞社)

 さて、予算も人員も足りない中でも警視庁が奮闘したのは、旧NHK党の元参議院議員、東谷義和被告の再逮捕です。この事件については、昨年十二月三十日記事から一貫して「現地と交渉してでも身柄を取りに行く」と申したように、警察側に手抜かりはありません。

 保釈申請を認めさせない時機で再逮捕に踏み切っていることからも、国会議員になっても国民を脅迫し続けた罪の重さを、被告に(実刑判決を求めて)償わせる手はずです。

 五日記事冒頭でも申した通り東谷被告の量刑は、そのまま暴力行為等処罰法違反(常習的脅迫)や強要、名誉毀損の場合、決して重いものにはなりません。そこへ証人威迫をつけた警察の本気度は、極めて高いと思い知るべきです。

 誰が思い知るかって……東谷被告のカネの流れにある人物たちです。もちろん三月十七日記事で指摘した「旧NHK党自体が東谷容疑者の『犯人隠避(隠匿)』に関与したかどうかも、捜査の対象に」なっています。

 私が情報に基づいて東谷容疑者(当時)の逮捕を断言したころも「それはない」と言い続けた立花孝志前党首も、むろん逮捕を前提とした捜査対象です。

 こうしたことから私たち国民が留意しなければならないのは、選挙の投票は真面目にしましょう、ということに尽きます。

 わが国を呪い続けるような野党の多くは、国会議員の集団ではなく極左暴力集団であり、外圧にはどんどん屈して国民の暮らし、働く全ての人びとのことなど微塵も考えない与党は、現行憲法(占領憲法の奴隷に過ぎません。

 こうしたことに対する問題意識のない不真面目な者を当選させていられるほど、わが国にもう余裕はないのです。

 どうしようもない輩というのは、いつの世も必ずいます。正気を保っている国民が行動で示せばよいのです。頑張りましょう!

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