中国の遺憾砲も効いてない

皇紀2682年(令和4年)12月30日

 一国民にすぎない女性芸能人の性的醜聞と称するものを晒し、彼女たちが否定するとさらに「喧嘩を売るなら証拠を出す」などと脅迫するような国会議員は、立法権力の責任に於いて直ちに処分しなければ、私たち国民の多くが承知なりません。

 私がさんざん批判している木原誠二内閣官房副長官の話も出せないような役立たずに、これ以上偉そうな口を叩かせておくわけにはいかないのです。

 NHK党(現在)の東谷義和参議院議員は間違いなく、私がここで指摘した以外の木原氏の話を知りません。篠田麻里子さんや藤本美貴さんらの話も、確たる証拠を自身では持っていないのでしょう。

 国会議員に(事実であろうがなかろうが)私生活を不用意に晒され、且つ脅されたのですから、彼女たちは警察に被害届を提出すべきですし、犯罪人引渡し条約を締結していないドバイへ、対象者が国会議員ですから(ドバイ政府に暗黙の了解を取り)警視庁が乗り込んで身柄を取ることになるはずです。

 東谷氏にほかの国会議員を非難する資格はありません。この「チンピラまがい」ほど劣悪な行為に興じて一切の議員活動をしていない国家予算泥棒は、その低次元極まるさまといい他に類例がないのです。

 いよいよ警視庁が東谷氏の逮捕へ(不逮捕特権が適用されない条件下で)動き始めましたので、一言はっきり申し上げておきます。

日台与党「2プラス2」定例化で一致 世耕氏、蔡英文総統と会談

【台北=原川貴郎】台湾を訪問中の自民党の世耕弘成参院幹事長は28日、蔡英文総統と台北市内の総統府で会談した。両氏は、中国が緊張を高める台湾海峡の問題をめぐり、…

(産經新聞社)

 さて、良識の府だったころが懐かしい参議院の面目躍如と申しますか、自民党は、荻生田光一政務調査会長に続き世耕弘成参議院幹事長ら十二人が台湾を訪問し、蔡英文総統、頼清徳副総統、蘇貞昌行政院長らと会談しました。

 昨日は、台中激突の最前線(中共福建省の至近)である金門島も訪問し、かつて激しい衝突を経験した島の緊迫した現状を視察しています。

 これに対し、無関係なこと極まりない侵略者・中共北京政府の外交部は、わが国に抗議してきました。萩生田政調会長の訪台時にも抗議してきましたが、自民党はもう一切耳を貸していません。

 それでよいのです。中共に配慮してよかったことなど一度たりともなく、それどころか対日ヘイトスピーチ(日本憎悪差別扇動)を激化主導され、日韓関係が悪くなったのも全て中共への「する必要がない」配慮をしてしまったせいでした。

 党幹部側が動いているのは、岸田内閣が屈中体制で動いているのに対し、清和政策研究会が派の存立をかけて抵抗しているせいもあるでしょう。

 確かにうがった見方をすればそういうことなのですが、台湾を守ることが東亜の平和にとって極めて重要であるため、わが国と台湾各地の日台友好推進議員が陳情を重ねてきたのも事実なのです。

 そのことだけは、どうか知っておいてください。

スポンサードリンク

『中国の遺憾砲も効いてない』に1件のコメント

  1. きよしこ:

    萩生田・世耕両氏の訪台が自らの意思によるものなのか首相周辺からの指示なのかは知りませんが、肺炎にしてもミサイル発射にしても我が国に対して迷惑しかかけない中共に対する国民的不信感が決定的となった今、中共離れを粛々と進めることに異論を挟む者はいないでしょう。

    もはや片足を棺桶に突っ込んだと言ってもよい低支持率の岸田内閣ですが、かえってその方が厳しい入国規制や中共への対応もやりやすいのではないでしょうか。もしかしたら訪台も高支持率だと実現していなかったかもしれません。いずれにしてもガーシーを筆頭に殆どの野党議員がまともに仕事をしないのですから、それこそ萩生田・世耕氏といった、増税に頼らない財源確保を主張する自民党の非主流派に動き回ってもらいましょう。

    中共と違って、私たちには私たちを守る政治家を自ら育てる責任と権利を有しています。