国益損ねて人権喪失の恐怖

皇紀2683年(令和5年)6月2日

 台風二号の接近に伴い、西日本から東日本の太平洋側を中心に警報級の豪雨が予想されます。何卒ご注意ください。
—————————

 五月三十日記事で扱った件について、立憲民主党の田島麻衣子参議院議員(愛知県選挙区)が同日、参院経済産業委員会で、岸田文雄首相に「住居てとう、通勤てとう、期末てとう、退職てとうは一切受け取らず、返金なさるということですか?」と質問し、何の話か分からなくなって一瞬混乱しました。

 その後、岸田首相が「(混乱を経て)あのですね……通勤手当住宅手当は、もともと支給されておりませんでした」と答弁したことで、恐らく田島議員は、自分がこれほど簡単な漢字の読み方も知らない莫迦であったことを確認したでしょう。

 青山学院大学卒業から英オックスフォード大学大学院修了という学歴のようですが、詐称の疑いが出たため真偽を確かめる必要があり、そもそもわが国の義務教育を受けていたかどうかも確認すべきです。

 いえ、いいんです。政治家の仕事は、漢字を正確に読み書きすることではありませんから。ただ、立民は旧民主党時代、それ以前のアナウンサーでさえ発音が不明瞭だった「未曽有」を「みぞうゆう」と読んだ麻生太郎首相(当時)のことをボロクソに叩いたものですから、以降政治家が漢字を読み間違えることは、立民の中でのみ「徹底攻撃の上、その対象者を辞職に追い込む案件」になったはずです。

 よって田島氏は、直ちに議員辞職してください。……ということになります。立民は、己の幼稚な行いがいずれ必ず自らに返ると知れ。それを「ブーメラン」とも言う。

 そもそも参院の経産委で何を話しているのですか!

「国益なくして人権もない」日本維新・鈴木宗男の発言に「国害」「引退してください」と批判殺到

「国益なくして、私は人権もないと思っております。人権だけ、優先してもですね」5月30日、参議院法務委員会でこう語ったのは日本維新の会の鈴木宗男議員…

(週刊女性自身|光文社)

 さて、ことほど左様に国家意識が希薄そうな立民議員や、或いはその支持者と周辺にいる左翼・極左の徒には、国益を著しく損じて国家が衰退、または滅んだ場合、その国民が一時でも人権を喪失しかねないことを知らないのでしょう。

 わが国は、古くから国民の識字率が極めて高く(現在九十九%)、国際決済通貨の「円」を中央銀行が発行し、世界一の債権国にして、世界で最も政府と国民が資産を保有している国です。

 その恩恵に胡坐をかき、暇つぶしにもならない権利闘争に手をつけた挙げ句、人が人として生きる権利を当然のものと思い込んで特権を要求し始めたりしています。

 議員それぞれが自身の経歴(キャリア・アップ)にしか興味のない金満利権政党・日本維新の会では持て余す鈴木宗男参議院議員(比例区)は、対露外交をめぐる発言で批判を浴び、その色眼鏡で「国益なくして人権もない」という発言を判断されてしまいました。

 この発言は正しいのです。同二十五日記事でも触れましたが、予算も人員も足りないわが国各地の出入国在留管理局も警察も、違法滞在者の摘発が進まないことで国民生活が脅かされる可能性を危惧しています。

 旧民主党から現在の自民党に乗り移った「移民大量受け入れ計画」は、在日外国人を結局のところ犯罪者にしてしまいかねず、その犯罪はもちろん、私たち国民に向けられるもので、極端な殺人や強盗といった事件の発生は、文字通り私たちの人権が奪われることなのです。

 その議論の中で鈴木発言を批判材料として取り上げるのは、人権の何たるかが全く分かっていない証左でしょう。国の混乱で人権を毀損されている人びとが今も、私たちのこの世界にはいるのです。

 人が重要な話をしている時に、聞こえてきた言葉から、自身が抱いているその言葉の印象だけで笑い飛ばしたり、むやみに非難したりするのは、度を越して頭が悪いからであり、もうほとんど思考力がありません。

 参院法務委員会で苦笑していた議員は、自身がまるで役立たずの阿呆であることくらいは自覚しなさい。

スポンサードリンク

『国益損ねて人権喪失の恐怖』に3件のコメント

  1. 波那:

    「てとう」については、日当(にっとう)と読むからこれも「てとう」と思ったんか?義務教育を受けてないのかと思われるのは当然で、漢字を教えるのやめた隣の国の教育か?とかネットではボロッカスでしたよ。麻生さんの漢字の読み違い、カップ麺の値段とかで執拗に追い詰めて行ったのが民主党政権への序奏であった事を思えば、こんな事ぐらいでと問題にしないでいる新聞テレビを見過ごせないです。何かもうね、脱力させて国民を愚民化しようとしている策謀ではないかと思うほどです。

    『武力を使わずに他国を侵略し乗っ取る方法』を段階的に示し危機感を想起させる、ネットではよく取り上げられる6段階のスイス政府発行「民間防衛」ですが、つい暫く前まで第5段階を今ココとアラートを鳴らしていたのが岸田政権になってから一足飛びに最終段階に移ったのかと為す術もなく狼狽えます。

    ・最終段階 「国民が無抵抗で腑抜けになった時、大量植民」

    茂木は定住外国人には参政権を与えると言ってますしね。遠藤さん、怯えている以外もう私達には何にも出来なくされるのでしょうか。

  2. 日本を守りたい:

    有本かおりが 本日の朝八時ニュースなるユーチューブ動画で語っていた。「安倍昭恵さんと共に 新宿歌舞伎町のジェンダーレス・トイレを見に行った。その付近には若い女たちが身体を売るために 立ちんぼ をしていた。昭恵さんは その女たちの身を案じていた。」と。

    俺は先日、コメントさせて頂いた。「日本を これ以上 格差社会にしてはならぬ」と。政治の腐敗・堕落が止まらない。議員も官僚も 売国奴と亡国の徒が増えるばかり。

    ビクト―ル・ユゴーのレ・ミゼラ―ブルの序文から 豊島与志雄訳で 引用する。

    「下層階級による男の失墜、飢餓による女の堕落、暗黒による子供の萎縮、それら時代の三つの問題が解決せられない間は、すなわち、ある方面において、社会的窒息が可能である間は、すなわち、言葉を換えて言えば、そしてなおいっそう広い見地よりすれば、地上に無知と悲惨とがある間は、本書のごとき性質の書物も、おそらく無益ではないであろう。」一八六二年一月一日

     女の堕落 とは、身体を売る事だ。レ・ミゼラ―ブルの本文の中にも ユゴーは書いている。「世には女の市場が在る。女は身体を売る。だがそれは 女の恥ではない。男の恥である」と。

    俺は持病が悪化すれば即 死ぬ身だが、日本の劣化を その加速を 岸田政権によって見せつけられつつ死んで行くのは 耐え難い。高市早苗政権の実現を見て死にたいと念じている。

  3. きよしこ:

    そもそも大した不祥事でもない公邸での忘年会を大袈裟に騒ぎ辞職にまで追い込むという罰当たりな所業に付け込んで政権を倒してやろうなどと浅ましい事ばかり考えているからこうなるのです。これが他愛もない世間話なら多少の漢字の読み間違えなどは御愛嬌で済まされますが、他者を批判する為の追求(ごっこ)の中でのことですから、誰も同情しません。立憲の壊滅に一役買ってくれて感謝しましょう。お礼に次回の選挙では絶対に投票しないで差し上げます。次の世論調査では内閣支持率と同時に政党支持率を下げる野党第一党という怪奇現象が見られるかもしれません。