対中費用を米国に払う増税
本日は、上皇陛下御生誕の日です。宝算八十九を御迎えになりました。衷心より御慶祝申し上げます。
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自民党愛媛県支部連合会(県連)は二十日、次回衆議院議員総選挙から県内選挙区が四から三に減るのを受け、村上誠一郎衆議院議員(愛媛二区)を比例単独で公認調整するよう党本部に求めました。
村上氏は、二区で立候補予定の井原巧元経済産業相政務官(愛媛三区)との「コスタリカ方式(小選挙区と比例代表の交代出馬)」を要求していますが、そもそも暗殺された安倍晋三元首相の国葬儀にわざわざ欠席を表明して「国賊」呼ばわりした「お前こそ中共の犬の超国賊」を、こうまでして公認する必要など微塵もありません。
くだらない候補者調整に時間と労力を費やす必要もないのです。
いわゆる「一票の格差」という極左の訴訟ビジネスによって裁判所の経費が無駄遣いされた挙げ句、全国各地で異様な区割りがなされることになり、極端な選挙結果に私たち国民が驚かされてしまう小選挙区制の弊害は、ますます酷くなると予想されます。
候補者調整が難航するのは、安倍元首相を失った山口県連も同じです。中共の犬どころか「盛りのついた中共の駄犬」こと林芳正外相(山口三区)は、十五日記事でも触れたように強引な訪中を年明けに繰り越しても諦めず、中共に防衛費増強と敵基地攻撃能力の「ご理解」を求めるといいます。
これらについて、中共に理解してもらう必要がありますか? 防衛費増強と敵基地攻撃能力は、その中共と北韓(北朝鮮)、或いは未だ講和が果たされない露国に対して必要なものです。敵に「分かってちょうだい」と言いに行く莫迦丸出しの外相がどこにいるのですか。
相手に対して牽制目的で「そういうことになりますから(強く)分かりましたね」と言いに行くならまだしも、中共の駄犬がそのような態度で臨むことなどありえません。
村上氏、林氏、習近平国家主席、金正恩労働党総書記と並べてどうしても言葉を隠せないのは、「醜く肥え太った犬にいずれの権力も与えるな」ということに尽きましょう。
そして、国民は瘦せ細るばかりです。先月二十八日記事で、もともと財務省が防衛費増強を潰そうとしていたことと、その理由が米民主党政権からの嫌がらせにあったと申しました。
財務省が拙速に防衛費増強を認めたのは、大規模増税を決めてしまうためだったことに加え、戦闘機や防衛装備品の自主開発を目標に掲げた防衛省に十六日記事で申した通り令和六年予定の次回中期防衛力整備計画(中期防)を四十三兆円規模にするという餌をぶら下げ、米軍需産業から購入する分を大いに上乗せしたためです。
つまり、財務省が潰したがったのは、防衛省が自主開発を掲げたせいであり、これを大きく下げさせて米国にカネを回すならその分を国民から搾取して了承する、ということにほかなりません。
中共の犬が国賊なら、現行憲法(占領憲法)根性丸出しの米国の犬も国賊です。私たちはこうした財務省の暴挙を、決して許してはなりません。まさに次期首相を誰にするかが重要な局面に入ったのです。