自民党内も増税反対大きく

皇紀2682年(令和4年)12月15日

 昨日記事で「(国民の責任という)この原稿をどこの莫迦が書いたのでしょうか」とわざわざ申しましたが、この真意は、岸田文雄首相の背後にいる財務省と、財務省にとことん着いていく自民党宏池会らが控えている現実の再確認にあります。

 財務省出身で党税制調査会の宮澤洋一会長は、ただの対米通訳にして「財務省の犬」に終わった故・宮澤喜一元首相の甥であり、岸田首相の従兄です。

 十三日記事では、財務省を工藤会に代わり「特定危険指定暴力団」に指定しましたが、組長は誰だと思いますか?

 大臣ではありません。現在の組長は、茶谷栄治事務次官です。審議官が若頭に相当するとお考えいただきますと、大臣はずばり、ただの組の代理人でしかありません。

 麻生太郎元首相が副首相兼財務相だったころを思い出していただければ話が早いのですが、麻生氏の財政に対する考え方(過去の発言)といざ財務相になって以降の発言がまるで食い違ったのは、いかにも大臣が省の利益を守る代理人だからです。

 特定危険指定暴力団「財務会」は主として、主計組、主税組、理財組というそれぞれ大きな組から成り立っていますが、これを統率しているのは、当然のように財務会組長の事務次官であり、これがほとんど主計組組長上がりである点にも注目してください。

 私がこれまでその内幕をご説明した「森友問題」は、理財組の間違いなどどうでもよい「主計組と主税組が捏造した事件」であることが、これで改めてご理解いただきやすいかと思います。

 別の次官昇進コースでもある国税庁長官に上がっていた佐川宣寿元理財組組長を、何としても財務会組長にしたくないという内部抗争もあったようです。よって、残念ながら死人も出ました。

 現在の財務会代理人は、鈴木俊一財務相という「ポンコツ」であり、満足に組全体を弁護する能力がないため、早晩交代すると思いましたが、岸田首相の背後は、一気呵成に国民経済を破壊するべく存在感のない代理人でよいと考えているのでしょう。

 ちなみに指定暴力団事務所が集積する東京都千代田区霞が関の中でも、少なからず特殊なのが外務省です。指定暴力団「外務組」の組長は、事務次官ではなく駐米大使になります。

 外務組の代理人である林芳正外相は、今月中になぜか訪中し、世界的極悪非道、残虐無慈悲で知られる中共マフィア(共産党)の中でやっと格上げになる(首領にすったゴマがようやく実を結んで党内序列が上がる)王毅外交部長と会談するそうです。

 林代理人は、前から申していますが公安の監視対象であり、米中央情報局(CIA)も相当の「中共に玉をとられた話」を知っているに違いありません。米政府がまるでこの代理人を信用していない態度からも明白です。

 ことほど左様に岸田政権は、もうどうにもなりません。背後に操られるままどんどん顔色が悪くなっていく岸田首相を見るにつけ、もはやこの人物に何かを注文しても意味がないのです。

 私たち国民は、反社会勢力である財務省の所業を決して許さず、私たちにとって本当の代理人(良質な国会議員)にはたらきかけながら、大いに抵抗するほかありません。自民党内が「増税一択」ではなくなっていますから、これまで私たちの撒いてきた種がいよいよ芽吹き始めました。

 まだまだ諦めずに活動します。

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『自民党内も増税反対大きく』に4件のコメント

  1. 自由貿易反対:

    小選挙区制の弊害により良質な国会議員が少なくなってしまったように思います。昔は党側も派閥の長を組長とする暴力団だったので霞ヶ関とバランスが取れていたと思うので以前の中選挙区制に戻した方が今よりマシになる気がします。

  2. 佐藤 直記:

    腑に落ちる比喩ばかりでいたく感心致しました。
    応援しています、これからも楽しみにしております。

  3. 鳳凰:

    なるほど、指定暴力団に例えますとだいぶわかりやすいですね。

  4. 素浪人:

    今晩は。ご無沙汰しております。

    遠藤様のたとえ話が誠に面白く、ついコーヒーを吹いてしまいました(笑)今日の記事で思い出しましたが、政治系の人気ブロガ~・反パチ屋氏(茶請け氏)は、財務組を評して、『殺人・財務省』と呼んでいます。これは日本経済を消費税導入・増税などでデフレにし続け、国民が経済的困窮で何人死のうが知ったこっちゃねえ!という、連中の醜い生き様からの呼び方であると、氏は説明しています。

    ちなみに愚生は伝統的?に、連中を指して『罪務宦官府』と称します。いわゆるキャリア官僚を、金銭欲や出世欲の塊であった、かつてのチャイナの宮廷宦官にたとえ、心の底から憎悪する心情からの表現です。また、その他の中央官庁の呼び方は、罪務宦官府に倣い、『悶部(禍学)宦官府』、『抗生宦官府』、『葬務宦官府』、『害務宦官府』、罪務宦官府下の『酷税宦官庁』などと称しています。

    遠藤様にもこれらの呼称を気に入って頂けたら幸いです(笑)