来月に解散総選挙の怪情報

皇紀2682年(令和4年)11月12日

 武漢ウイルス(新型コロナウイルス)狂騒曲を弾き続けたい利権集団のために「対策強化宣言」を新設して若者にまで行動制限を強いるようにした岸田政権は、もはや私たち国民が暴動を起こして直接退陣させてもよいとする「国家浄化宣言」を発出しなければならないでしょう。

 永田町と霞が関が火の海になり、焦土と化して初めて正気を取り戻す国民も多そうです。ぼんやりしていますと、以前に申した「二、三年後に消費税率の引き上げ(十%から十五%へ)」がいよいよ断行され、自動車輸出国で自家用車を走らせると懲罰のように課税されること(道路利用税の新設)などにもなりかねません。

 わが国どころではない異常な物価上昇に米連邦準備制度理事会(FRB)が利上げを重ねた結果、ドル高こそ異常を極め、先月の消費者物価指数が少し落ちついたかと思いきや再び円高へ転落するさまに、さんざん「円安だ」と騒ぎ散らしてきた財界とその周辺(自称経済評論家ら)の慌てぶりを思い出せば、彼らも政治家に負けず劣らず莫迦ばかりなのです。

 米中間選挙に於いては、民主党がドナルド・トランプ前大統領を「悪用」して解党的大敗を回避し、大躍進すると思われた共和党がさほど議席を獲得できなかったことは、今後二年間の悪夢を約束されたようなものでしょう。国民自らが呆け老人と共に悪夢にうなされる道を選んだのです。

 私たちまでもがぼんやりして誤った選択をしてはいけません。いかにも「有識者」など一切当てにならないのです。

 農業・漁業を含むすべて産業の国内調達・国内回帰路線は、たとえこのまま円高に振れても堅持しなければなりません。自分たちで自分たちの分も賄えず、ついには(主に中共に)買い負けまで起こしている国家的敗北を、もう二度と味わってはならないのです。このことに円高も円安も関係ありません。

 ただでさえ輸入しなければならないものがあるのに調達・生産できるものまで輸入に頼り、挙げ句の果てに人まで海外(主に中共)に依存して国民を後ろ足で蹴った国民自身の罰を、財務省ら政府が増税と新税で見せつけていると申せば、とてもいたたまれないではありませんか。

 目下自民党内では、内閣支持率が三割台に突入した岸田文雄首相による「自爆解散」の噂がささやかれています。

 ともすれば年内に衆議院議員総選挙の可能性が出てきました。十二月十八日、或いは二十五日投開票の日程では、師走の最中に国民的迷惑も甚だしく、岸田首相が(優柔不断なので)断念することも予想されますが、一応議員たちの噂話を提供しておきます。

 つまり、岸田首相では「三年もたない」という考えが出始めているのです。

 それより私のことで恐縮なのですが、その前にまず和歌山県知事選挙が今月二十七日投開票で控えておりまして、かねてより騒がれている通り自民党の世耕弘成参議院幹事長(和歌山県選挙区、近畿大学第四代理事長)と二階俊博前党幹事長(和歌山三区)の綱引きの結果、私が「たとえ百億円積まれても絶対に投票しない」と言ってきた旧大蔵「ノーパンしゃぶしゃぶ接待」元官僚で旧民主党の岸本周平前衆議院議員(和歌山一区、懇意の竹中平蔵氏と同じ県立桐蔭高校出身)が自民党推薦候補になりました。

 最低・最悪・最凶です。主導した和歌山県町村会と追従した自民党和歌山県連は一体何を考えているのか、と正気を疑います。一区自民党の敵にして和歌山市が水害を被った時にも何一つしなかった(口先だけの)人物ですよ。どうせこれが知事になるのかと想像しただけで、もう地獄に堕とされた気分です。

 賢いふりして実はぼんやりしていると、この悪夢を全国各地で見る羽目になります。

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『来月に解散総選挙の怪情報』に1件のコメント

  1. 八百万の神の自由:

    > 農業・漁業を含むすべて産業の国内調達・国内回帰路線は、たとえこのまま円高に振れても堅持しなければなりません。

     同感です。
    迫る台湾、尖閣危機(南シナ海、東シナ海封鎖)を考えれば、当然ですよね。
    しかし予算案の規模内容の小ささ、与野党の危機感の無さが半端無い。
     私は、ワシントン在住(現在帰国中) 国際政治思想学者リアリストの伊藤貫氏の危機感、現状認識を共有します。
    https://youtu.be/7KdvLnKcFTg

     和歌山県知事選、岸本氏は旧大蔵省出身でしたか。 では益々、元新党くにもり代表 、反緊縮財政、反新自由主義、反グローバリズム、旧自治省出身の本間なな候補に頑張って頂きたい。