脅す議員、罠にはまる議員

皇紀2682年(令和4年)11月10日

 立法権力を構成する国会議員が民間人を言論抑圧訴訟(スラップ訴訟)に晒して脅し上げ、それを司法権力の東京地方裁判所(大嶋洋志裁判長)が認めてしまうという国民的大惨事が昨日、立憲民主党の小西洋之、杉尾秀哉両参議院議員の行いによって発生しました。

 国家権力を背景に脅されたのは、ジャーナリストの門田隆将氏と、氏の寄稿文を掲載した産經新聞社です。

 新聞社や放送局も私たち国民にとって「第四の権力」と言われることから、ジャーナリズムを「自己の思想に拘泥した感想文を書いて稼げる趣味」とでも思っている賤業の輩も多いことですし、報道権力とジャーナリストは、もっと法で裁かれるべきだと思います。

 しかし、相手が国家権力そのものだった場合は、全く別です。例えば外交・安全保障にかかわるような大問題について、誤った記事を(わざと)書かれて訴えるならともかく「行政職員を『吊し上げた』とか書かれた」という個人的内容について、しかもそのような国民的疑念が既に生じていたにもかかわらず、わざわざ国会議員が民間人を訴えるなど二度と受理されてはなりません。

 名誉を棄損されたとでも感じたなら、その力をもって公に反論すれば済むことです。私たち国民と違い権力側の者は、相応の機会(記者会見)を何の抵抗もなく設けられ、その発言力は、私たちと比較にもならないではありませんか。

 争点の内容以前に、告訴した行為自体を棄却しなければならないはずの司法権力の役割すら果たそうともしない大嶋裁判長の判決は、裁判所が権力による言論の委縮または弾圧を目的とした行為を認めたようなもので、これまた国家権力による暴力行為そのものです。

 仮にも自民党の国会議員が朝日新聞社と自称ジャーナリスト(極左活動家)を訴えたなら、もうその時点で「悪質極まりないスラップ訴訟だ」と報道権力も立民支持者ら活動家の群れも大騒ぎするでしょう。

 つまり、小西、杉尾両氏がしでかした悪行は、そっくりそのままそういうことです。

自民党議員が警視庁マークの「中国人女性」に溺れて首相に紹介 夫婦関係は危機に、情報漏洩リスクも(抜粋) | デイリー新潮

英国の公共放送BBCが先ごろ〈中国、警察の出先機関を外国で設置か〉と報じたが、なんとこの「違法拠点」は日本にも設置されている。…

(週刊新潮|新潮社)

 立民議員が人を脅せば、自民党議員はよく女に騙されます。十月二十五日記事で取り上げた中共の公安局「海外110」に絡み、世界五十四か所のうち東京にもあると申しましたが、実は松下新平参議院議員については、昨年十二月十六日記事で既に扱いました。

 再びこの話が出てきた背景には、ここへきて警視庁公安部が中露の対日工作員をかなり警戒していることの証左であり、奇しくも七日記事で「一議員が詳細を知り得ない」と申したように公安が監視している中共工作員にも、或いは自身までもが監視されていることにも案外議員が気づかないのです。

 とにかく松下議員の悪評は、以前の記事で申した通りですが、新潮社記事に「呉麗香」と書かれた女性は、本当に(素は存じませんが)かなりの美人であり、わが国の国会議員を「腑抜け」にして情報を盗み取るべく厳しく人選された形跡が見られます。

 ここだけの話として申しますがこの女性の本名は、何丽红(フー・リーホン)です。

 確かに美人なので「忍」の一字で耐えねばなりませんが、まんまと鼻の下を伸ばして罠にはまり、自らの家庭を崩壊させてわが国を叩き売るという、極悪非道な国会議員を決して許してはなりません。

 華流イケメンの工作員が女性議員に近づくこともありますので、諸氏十分に警戒してください。スパイ防止法のない私たちの国は従前、これで巨額の損失をもたらしてきたのです。

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『脅す議員、罠にはまる議員』に1件のコメント

  1. 日本を守りたい:

    判事のほぼ百パーセントが 法務省が求める方向で判決を決定する そして、法務省も判事も 反日の帰化人が 特権と不正で 司法試験・国家公務員試験に合格する そして日本の司法・法曹を牛耳っている それが日本の現実。このように私は理解している。