ほらね!日テレと統一教会

皇紀2682年(令和4年)8月27日

 大阪府高槻市の資産家女性を保険金目的で殺害したとされる髙井凜容疑者(旧姓=松田)が逮捕直前まで住んでいたいわゆる「タワマン」は、衆議院赤坂議員宿舎裏の「赤坂タワーレジデンス Top of the Hill」だそうです。よほど浮かれて住んでみたのでしょう。

 保険金殺人の量刑は大抵、最高裁判所まで争っても無期懲役を免れません。人を騙して殺めた上に成り立った暮らしは、恐らくこれから死ぬまで続く償いの日日によって、すべて幻だったと思い知ることになるでしょう。

 さて、二十五日記事で「ともすれば日本テレビと讀賣新聞社は、特に統一教会との関係をきつく暴露されて終了するかも」と申したことが早速、始まりました。

 ほらね。日テレは、放送直前の「二十四時間テレビ」を統一教会(世界平和統一家庭連合)に狙い撃ちされました。系列局の統一教会信者スタッフが七年間にわたって番組に関わり続け、エンディングではご丁寧に「七尾市/世界基督教統一神霊協会能登教会」のクレジットまで放送されていたのです。

 同じく別の系列局制作の情報番組が統一教会関連報道を続けていますが、ここもいつ関係が暴かれるでしょうか。日テレ本体共ども、ないと思ったら大間違いです。

 因みに、近ぢかテレビ朝日も危ないですよ。また、日テレは、今回の暴露が「ほんの序章」に過ぎないことを覚悟しておきましょう。まず「あれ? 話はこれだけ?」と思いましたから。

 統一教会の「韓国本店」が焦って復讐に打って出たせいもありますが、私にいわせれば、統一教会自体の問題ではなく利用された自民党議員に対する追及ばかりしているうちに、報道権力自身が墓穴を掘った顛末です。

 政治家は、近寄ってきた「親切な支持者たち」を袖には出来ません。選挙の時には、大いに頼りにしてしまいますし、それが「民主主義」のしんどいところでもあります。

 統一教会に利用され、政治家も彼らを利用してきた側面はありますが、問題の本質が統一教会の存在そのものにあることを忘れてはいけません。

 こうした暴露攻撃に縮み上がるのではなく、統一教会のみならず創価学会も批判の対象とし、徹底して報じることで公明党を政権から叩き出し、わが国版「反セクト法」と「スパイ防止法」の成立に向けた世論喚起に努めることです。

 それしか報道権力の生き残る道はありません。スパイ防止法には反対したいでしょうが、統一教会も創価学会もこれなくして組織壊滅へ追いやることなどできないのです。

 自民党議員には容赦なかった「知らなかったんですぅ」と自らもいいつつ、腹の内では「よくもやりやがったな」と思うなら、覚悟を決めて詐欺カルトたちを叩け。

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『ほらね!日テレと統一教会』に1件のコメント

  1. きよしこ:

    先生は親切にも現下の報道機関に対して「生き残る道」を提示されていますが、いくら報道というものが世の中から無くならない存在であるとはいえ、自らを棚に上げて個人攻撃ばかり続ける日本テレビをはじめとする報道ヤクザなど統一教会や創価学会と共に殲滅しなければなりません。どうせこの手の連中はスパイ防止法もカルトの撲滅にも役に立たないどころか邪魔しかしないのは目に見えています。だからカルトと共に滅びろと言っているのです。