安倍元首相暗殺犯は複数…

皇紀2682年(令和4年)7月9日

在外投票=保守王国日系社会に異変=自民党から参政党に鞍替え続々?=日本に電話、選挙運動の手伝いまで – 南米の鼓動をキャッチ! ブラジル日報

 従来から日系社会には自民党支持者が多かった。だが、今回の参院選では不思議なことに新しく生まれたばかりの参政党に鞍替えする人が続出しているようだ。保守王国に激震が走っている。「日本がどうかなってしまう。そんな不安がよ…

(ブラジル日報)

 実は、参議院議員選挙投開票の前日には、このブラジル日報配信記事を取り上げるつもりでした。しかし、状況は大きく変わったといわざるをえないでしょう。

 私もかつて東南亜諸国を旅する中、わが国の危機を感じたことが今日の政治活動に大きく影響しました。「海外から日本がよく見える」というのは、在外日本人の本音かもしれません。

 彼らのいうように、先の自民党総裁選挙で高市早苗政務調査会長が選出されていれば、ここまで参政党が注目されなかった可能性はあります。安倍晋三元首相が保守層の自民離れを非常に警戒し、高市氏を強く推していたのは、やはり正しい判断でした。

 その高市氏の地元・奈良県で、まさか安倍元首相が凶弾に倒れようとは、私たち国民の誰もが思いもよらなかったことです。(昨日午後十時半配信記事を参照)

 逮捕された山上徹也容疑者の背景については、まだいずれも憶測の域を出ないとして、警察発表の限りでは、例えばSNS上に数多溢れた「反アベ」「アベガー」たちの吐き散らした誹謗中傷が彼に「特定の団体との関係」を強く思い込ませたかもしれません。

 政策を批判するというより、安倍元首相の人格攻撃を連日、数年にわたってやり続けた連中の歪んだ思い込みこそが、そんな彼らが昨日こぞって白白しく口にした「民主主義に対する暴力」を招いたのです。

 日本会議や神社本庁、はたまた統一教会(世界平和統一家庭連合)に至るまで、確かに統一教会は仮にもまずいでしょうが、議員懇談をやって「何が悪い?」といいたくなることまで人格攻撃のネタにしていた連中は、ただの一度も(菅直人元首相などとは違って)名誉棄損を争って提訴しなかった安倍元首相が実は、著作権問題などでも言論・表現の自由を擁護する立場にいたことなど、知る由もないのでしょう。

 安倍元首相が暗殺された瞬間の映像は、少なくとも昨日夜の報道で扱われなかったものを含めてすべて拝見しましたが、警護体制への批判が相次いだ背景にも、安倍元首相への人格攻撃が招いた或る一件が関係したと思われます。

 それが「北海道野次裁判」です。ドンチャン騒ぎでお馴染みだった極左学生団体「SEALDs」の決まり文句だった「アベやめろ」を、街頭演説中の安倍首相(当時)に向かって叫び続けた男性二人が北海道警察に排除されたことを恨んで起こした札幌地方裁判所(広瀬孝裁判長)での裁判で、まさかの道庁・道警側が敗れました。

 これは、警察庁が安倍元首相の警護をやりにくくなった原因の一つとして、大いに考えられます。厳重警戒を忌避するような体制で街頭演説が行われていたのかもしれません。

 莫迦騒ぎの音に慣れておられたであろう安倍元首相は、山上容疑者が放った一発目に動じる様子もなく、ゆっくりと白煙の上がったご自身の背後を振り返っています。その瞬間を二発目が襲い、安倍元首相は、胸を押さえるようにしてその場に倒れてしまいました。

 敢えて申します。昨日「これで満足ですか?」と問いましたが、政策批判もせずに人格攻撃に興じ続けた連中が一人の人間を殺したのです。人を殺せば何と呼ばれますか? 人殺しです。

 そこへ立憲民主党の小沢一郎衆議院議員が昨日の街頭演説で「驕り高ぶり、勝手なことをやった結果だ」などと語る映像を見て、もはやこうした連中の暴虐さも末期だと思いました。

 このような日本は、決して平和国家などではありません。

 わが国の平和の安定を目指し、日米豪印戦略対話(クアッド)を提唱して実現させた安倍元首相は、人殺したちが叫ぶ「戦前に逆戻り」とは全く逆の道を常に模索し続けていました。

 経済政策は失敗し、政権末期の日中外交に疑問符もつきましたが、昨日の半日だけでも目も当てられない言動に溢れたわが国は、もう汚らわしい好戦的国家に堕ちたのです。

 安倍元首相の御霊に祈りと感謝をささげた多くの人びとと、わが国を守ろうとする明確な保守層とが一体となってそれを打破し、本当に美しい国を再興しなければなりません。

 参議院議員選挙の投開票は明日、十日です。

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『安倍元首相暗殺犯は複数…』に4件のコメント

  1. やす:

    安倍元総理のご冥福をお祈りします
    狙撃犯は複数いたとは他でも言われていて、私も山上徹也容疑者は身代わりだと思ってます
    一発目は合図で二発目は上から撃ったとも言われてますし、かつてのケネディ暗殺の時と同じ臭いを感じます
    今回の事件は参政党の躍進が無関係でない気もして、投票日目前のタイミングを狙った目くらましのような気もして、いろいろ憶測してしまいますが、どちらにしてもただのテロ行為じゃなく、ウクライナ問題から最近のauの電波障害、何か大きな戦争への布石というのか、安倍元総理の知名度を利用した計画殺人だと私は思ってます
    幕末の戊辰戦争のキッカケになった薩長が赤報隊にやらした江戸でのテロ行為もそうですが、テロは戦争のハードルを下げる効果があると私は思ってますし、グレートリセットするための大きな戦争の準備に入ったようなキナ臭いものを私は感じます

  2. みどりこ:

    犯人の山上氏は特定宗教団体を恨んでいたとのことですが、それは安倍氏の属する自民党と連立政権を組む公明党を母体とするS学会であることはおのずから予測がつきます。
    ですが、S学会は教祖であるI氏が北朝鮮系帰化人であるという噂を鑑み、また、韓国系帰化人や在日韓国人の信者が多いこと、中国への布教を目論んでいることを考え併せますと、
    山上氏が狙うべきは安倍氏ではありません。
    そのことは、現在の情報化社会では、誰でも簡単に得られる情報から明白です。
    としますと、山上氏の背後には別の勢力、例えば、安倍氏が力を注いでいた拉致被害者奪還を阻止したいなどの勢力があることが考えられると思います。

  3. きよしこ:

    日本維新の会の幹部が東京で演説をすると「帰れ」などと野次が飛んだらしく、(よもや先生はその愚行を肯定なさらないと思いますが)いわゆる保守派の中でもこれを「痛快」として賞賛を送っていた人物が散見されました。いくら相手が気に食わないといっても演説を聞く権利よりも野次を飛ばす権利を尊重することなど許されてはなりません。ところが自分の意に沿わない政党や候補者に対する野次や妨害をさんざん正当化してきた者たちが今回の事件を非難する「善人仕草」には「いい子ぶるんじゃねえよ」と腸が煮えくり返る思いです。残念ながら幾度その手の連中に「これで満足ですか?」と問い掛けても徒労に終わるだけです。静かな環境で他人の話を聞く権利よりも罵声を浴びせる権利を優先させるほど倫理観が腐蝕しているわけですから。その究極が小沢一郎と、その暴言に「注意」しかできない立ナントカ党なのです。この際「弔い」でも何でも構いません。安倍元首相を間接的もしくは直接的に死に至らしめた連中に天罰が下ることを心から祈ります。

  4. 日本を守りたい:

    池田大作は「中国は父の国 韓国は兄の国」と言っていた と俺は複数のサイトで見た。公明党のひたすらな「中共の手下」ぶりを見れば 話が見事に整合する。小野田きみが当選して 公明を政権から排除する戦いの狼煙とする それが今回の参院選の意義だ。小野田きみが必ず勝ちますように、高市早苗と共に、二人が大成しますように、安倍さんの魂よ、二人を守り給え。