選挙直前に支持率急落か

皇紀2682年(令和4年)6月30日

 参政党をめぐって、一部で取り上げる報道もあれば相変わらず無視する報道権力のさまは、そのまま彼らの困惑と焦燥を表しています。参政党が議席を確保する可能性があることを、彼らはどうしても受け入れられずにいるのです。

 自民党が「負ける」ことはありませんが、一部保守層の支持をなぜか受けている日本維新の会と、或る世論調査で参政党と支持率が並んだ極左・対日ヘイトスピーチ(日本憎悪差別)一派のれいわ新選組も、やはり参政党の存在が疎ましくなり始めています。

 極左・対日ヘイト側は、参政党のことを「陰謀論右翼」となじり、票を喰われる自民や維新の支持者たちが「革新系左翼」などと参政党を誹謗中傷し始めました。

 参政党が掲げたこともない意見を、あたかも主張したように捏造し、主にSNS上で「こんな政治団体に投票してはいけない」などと煽っています。これには、比例代表で立候補している神谷宗幣元大阪府吹田市議会議員が同じSNS上で注意を呼びかけています。

 また、統一教会(世界平和統一家庭連合)系と思われる連中が幸福実現党(幸福の科学系)と参政党を勝手に並べ、幟まで作成して両党に無許可の街頭演説会を断行しました。

 これがSNS上で「参政党はカルト団体」などと誤った認識を持たれる原因となり、さらに主張していないことまで主張したかのように妨害工作されています。統一教会の潜入(秘書の採用など)を許したのは、むしろ自民党でしょうが。

 特に支持率(前出の世論調査)で参政党の後塵に期した維新の支持者たちは、徹底して参政党を貶めにかかっています。街頭演説をしても通行人から「帰れ」などと野次られる維新と、報道されないにもかかわらず数千人もの聴衆が集まる参政党とでは、もはや格が違いだしました。

 読者諸氏に於かれましても、何卒ご注意ください。

韓国、「徴用工」で新基金案検討 メディア報道

【ソウル=時吉達也】韓国最高裁が日本企業に賠償を命じたいわゆる徴用工訴訟問題で、賠償を肩代わりする新基金の設立案を韓国政府が検討していることが29日、明らかになった…

(産經新聞社)

 一方、注意しなければならないのは岸田政権の自民党です。韓国報道権力が勝手に報じた内容は、まさに「盗人に追い銭」のようなもので、このような日韓請求権協定違反の提案にわが国側の誰一人として、一社たりとも応じてはいけません。

 北大西洋条約機構(NATO)首脳会議に招待された日韓両首脳は、スペイン(西)国王主宰の晩餐会で、どうやら二言三言、会話を交わしたようです。その際、先に岸田文雄首相が尹錫悦大統領に声をかけたのではないか、といわれています。

 ほんの小さなことが外交を大きく左右します。韓国の歴代大統領は、自身の政権安定化のために、その場凌ぎの提案を何度も繰り返しました。「もう一度だけ謝罪してほしい。これで終わりにしますから」といっては、また次の大統領が「日本は土下座しろ」「カネをくれ」「千年経っても謝罪と賠償」などとわめいてきたのです。

 岸田首相は、電力問題に根本的解決を試みず、給与下落のまま物価上昇(スタグフレーション)を起こしていることにも対応せず、いよいよ報道各社世論調査で内閣支持率が下がり始めました。

 そもそもこれまでの支持率が分不相応に高かっただけですが、岩盤保守層が日韓関係で岸田政権から離れれば、来月十日投開票の参議院議員選挙で「勝てない」かもしれません。「負けた」とはいえないが「勝った」ともいえない、という選挙結果です。

 それが次の第五十回衆議院議員総選挙に悪い影響をもたらすでしょう。それまで政権を維持できるか(解散総選挙が早まるか)も分かりません。

 せめて日韓の距離くらいは保て、といいたい。

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『選挙直前に支持率急落か』に7件のコメント

  1. アンチレッド:

    参政党の主張については街頭演説を視聴するのが一番です。
    それで各自が判断すればいいこと。
    その結果、多くの国民が参政党を支持しているということは、既存政党が本当は支持されていなかったことが証明されただけのこと。
    参政党をなじればなじるほど、それは参政党支持の国民をなじっていることと同じであり、そんなことをして支持者が増えるとでも思っているのでしょうか。

    そして、参政党が支持されている現実を受け入れられないマスメディアは、民主主義には適応できないことを自白しているようなもの。
    参政党を無視したまま参政党が無視できない議席を確保した時に、マスメディアがどうなるのか。
    それも参政党を支持する楽しみでもあります。

  2. おつかれ48:

    私の住む県では選挙ポスターを貼る場所が県内9000箇所以上あるとのことでしたので、これをすべて貼るには1週間くらいはかかるのではないかなと思っていました。ところがおよそ2日でだいたい貼り終えたそうで、抜け落ちもあるでしょうが山間部も含め3日目に完了したそうです。近所のポスターも誰が張ったか知りませんが、2日目には貼られていました。その2日間は平日でしたので正直言って驚きました。すべてボランティアです。会社を休んで貼っていたと思われます。
    選挙結果がどうなるかわかりませんが、熱しやすく冷めやすい日本人の一時のブームとなってしまうのか、選挙中も大変ですが選挙後を見据えた、息の長い、忍耐強い支部が作れるのかが課題だと思います。

  3. 自由貿易反対:

    これだけ自民党に騙されてもなお自民党支持というのはもう何か騙されないと気分が悪くなっちゃう病気なのでしょう。とうに自民党を支持する気持ちなどなくなりました。この期に及んでいまだに消費税減税のしょの字すら口にしない。プライマリーバランス黒字化は意地でも堅持しようとする。どうやったら支持出来るのでしょうか?今回の参議院選挙は自民党以外からマシなところを選ぶ選挙だと思ってますがね。本当にこのまま自民が過半数とかになったらマジで日本は滅びます。国民よ目を覚ませ!

  4. 日本を守りたい:

    前回の参院選で 私は 青山繁晴氏に投票した。先日 ここで書かせて頂いた「(宮崎正弘のコメント)大學授業料は私学ですと、四年間で平均500万円。奨学金を獲得するか、特待生にでもならなければ、親の負担になる。ところが日本では中国人留学生の多くに授業料免除、生活費支給という優遇措置をあたえている。」この売国政策 弁解のしようもない 明々白々な売国政策に「1秒でも早く廃止しろ」と糾弾してくれる議員が一人も居ない日々のまま、今回の参院選を迎えた。日本政府は、世界一の売国政府だ。日本政府が 日本人を守るはずが無い。三島由紀夫が自決した、その思いが、私にも身に沁みるようだ。私の生命の尽きるのが先か、日本人の滅亡が先か。断腸の思いだ。 

  5. 心の病・外国のための政党が存在すると感じる愚の骨張2022.7.1 – 心に明かりを!ジロコのブログ:

    […] 遠藤健太郎オフィシャルブログ » Blog Archive » 選挙直前に支持率急落か (shinhoshu.com) […]

  6. 読者:

    主様、
    参政党党首の、「男系が維持出来るなら女性天皇で構わない」の意見に、主様も賛成ですか?

    ボードメンバーから外したはずの、皇室批判者篠原さんは、しっかり参政党の街頭演説に出てますし。

    ここにきて、うどんデマとか(この医師、地元でヤブ認定されてるそうじゃないですか、地元掲示板見て下さい)考え直したいネタが出過ぎです。

  7. 遠藤 健太郎:

    皆さん、いつも貴重なご意見を賜り、ありがとうございます。

    読者様へ
     この問題については、実は以前から何度か申しておりますが、改めて竹田恒泰氏と参政党の神谷宗幣氏との議論を確認し、七月六日記事にてお答え申します。何卒ご参照ください。