林外相が韓国へー就任式
本日は昭和節です。慶祝申し上げます。
昨日記事で申しそびれましたが、韓国政府がまたも島根県隠岐郡隠岐の島町竹島および周辺海域の精密測量を計画している件で、わが国は、韓国政府と昨日まで来日していた尹錫悦次期政権の代表団にも抗議しました。
この計画自体は、むしろ文在寅(北朝鮮工作員)大統領から尹次期大統領への「嫌がらせの置き土産」でしょう。
わが国の竹島を勝手に調査し始めた経緯は、産經新聞社記事の通りですが、今回の計画は、日米韓関係の修復を宣言している尹次期大統領に対応を丸投げするもので、北朝鮮工作員による修復妨害といったところです。
かえすがえすも日米韓の致命的関係悪化を招いた文政権のうちに、以前にも申した竹島奪還作戦(出入国管理及び難民認定法と銃砲刀剣類所持等取締法違反で処理)を実行すべきでした。
なお、昨日記事で示した懸念について、岸田文雄首相の大統領就任式出席はないと分かりました。政府は、林芳正外相を出席させるようです。
その必要すらもないと思いますが、なにせ岸田首相と代表団の面会を実現させてしまった外務省としては、外相の派遣だけは守りたいのでしょう。もうこの時点で、わが国外交の敗北です。
これから先が思いやられますが、尹次期大統領の関係修復劇に首相官邸と外務省がどこまで躍らされ、どの時点でまたまんまと裏切られるのか、私たち国民は、相手が文大統領だったこれまでよりもっと注視しなければなりません。
中共に対しても同様です。露国と北朝鮮の状態を見る限り、中共がどの時点で露経済を呑み込み始めるか、中共国内経済の衰退が始まったことからも、注意し続けなければいけません。
●余談ですが、南亜パキスタン南部のカラチ大学(カラチ市)で二十六日、バルチ解放軍(BLA)が女性戦闘員を自爆テロに駆り立てました。
その破壊目標は、同大学内に設置されている孔子学院だったのです。中共人院長と教師ら四人が死亡しました。
テロ自体は、到底許されない行為であり、大学生だったと見られる若者を組織が自爆させたことも許せません。
それを前提としますが、BLAの暴挙はまさに、中共がパキスタン各地の大型社会基盤事業に関わり、資源開発の権益を持ち去っていることへの強い抗議です。パキスタン・ターリバーン運動(TTP)もそうですが、同国内の中共に対する非難は、日に日に高まっています。
一方で、アフガニスタンのターリバーンは、旧東トルキスタンのウイグル人を邪教の徒のように弾圧して平然としている中共に対し、むしろウイグル人を擁護するより中共のカネのほうがありがたいとばかりに協力関係の意思を示しました。
とはいえ、これも中共のカネが「手に取ることのできない幻」と彼らが認識した時には、簡単に壊れる関係でしかありません。中共は、テロ組織とも組むような国であり、そうであれば当然「一帯一路」が砂上の楼閣に終わる可能性を高めています。
わが国が協力するような事業なのか、そのような国なのか、よく考えるよう「外交がまるでなっていない岸田内閣」をこそ、私たち国民が強力に監視しなければならないのです。
皇紀2682年(令和4年)4月30日 11:26 AM
「外務省としては、外相の派遣だけは守りたいのでしょう。もうこの時点で、わが国外交の敗北です。」
全く貴方のおっしゃるとおりです。 ー 外務省の実態は外務省でなく害務省ですね。そしてそれと同調する岸田内閣にはため息しか出ません。