会ってしまった…岸田首相

皇紀2682年(令和4年)4月28日

岸田首相との面会内容「口止め?」 韓国代表団に日本側が異例の要求 | 聯合ニュース

【東京聯合ニュース】韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)次期大統領が日本に派遣した「政策協議代表団」に対し、日本側が岸田文雄首相との面会内容を首相官邸のロビーで説明しないよう事前に強く要…

(聯合ニュース)

 韓国の尹錫悦次期大統領(現野党・国民の力)が米国に続いてわが国へ代表団を派遣する件については、十九日記事で取り上げましたが、この時点でまさか岸田文雄首相自らが面会するとは思ってもみませんでした。

 通常会うことはありません。米民主党政府側も大統領はもちろん、国務長官も会っていません。

 これは間違いなく、外務省の仕掛けです。岸田首相は外相時代、次期首相候補浮上工作(当時)に外務省職員を協力させた経緯があり、今回は押されてしまったのでしょう。林芳正外相の吐き気を催す邪悪な笑顔が全てを物語っています。

 尹次期大統領の就任は、来月十日です。首相自らが会うのならそれ以降で十分でした。

 今回のありえない面会劇で、よもや大統領就任式に招待され、内内に応じたのではあるまいかという疑念も生じています。

 現与党・共に民主党の李在明候補を落選させるための言論に於いては、確かに尹候補(当時)が当選すれば日米共に関係修復の態度を鮮明にする用意があるだろうとは申しました。

 最後の記者会見に臨んだ文在寅大統領は、日韓関係の悪化を「韓国は何も変わっていない。日本が右傾化したせいだ」などと莫迦丸出しの妄言を吐き散らしましたが、まんまと北朝鮮工作員を大統領にしてしまった韓国こそが変わり果てた挙げ句の関係悪化であることは、一切疑いの余地がありません。

 韓国の対日ヘイトスピーチ(日本憎悪差別扇動)は日韓併合条約無効後、確かに終始一貫してきましたが、朴正煕元大統領を文世光(陸英修夫人暗殺)事件の捜査協力拒否(日中関係重視)で盛大に裏切った田中角栄元首相の政権以降、特に韓国保守派にまで浸透し、目を覆いたくなるような汚い文言で溢れるようになりました。

 今日のわが国に於ける「嫌韓」は、こうした積年のヘイトに対して我慢がならなくなった多くの日本人の本能的拒絶反応、或いは理性的抵抗だったのです。

 文政権は、相変わらずわが国に対して事実に反する妄言を吐いたままであり、尹政権はまだ発足していません。そのうちに韓国の代表団と首相や外相が会わねばならない理由は、ただの一つもないのです。

 韓国側は、岸田首相がわざわざ出迎えてしまったことで、わが国に譲歩や努力を求め始めています。繰り返しますが変わるに堕ち、譲歩と努力が必要なのは韓国のほうなのです。

 代表団にこそこそと「待ち構えている記者には応じないで」などと注文をつけるなら、初めから会わなければよかった、いや会ってはいけませんでした。この時点で韓国側に訳の分からない言い訳の余地を与えてはなりません。

 岸田首相は、外相を歴任しながらこれほど外交が分かっていないとは、外相時代にもそれが伺えましたが、支離滅裂な対露方針といい最低の外交です。もう本当に岸田内閣は、倒閣の対象です。

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