中国にクギ刺す意思示せ!

皇紀2681年(令和3年)12月30日

岸防衛相、台湾動向注視を伝達 尖閣領海侵入、中国に自制要求

 岸信夫防衛相は27日、中国の魏鳳和国務委員兼国防相とテレビ電話形式で会談した。岸氏は台湾海峡の平和と安定が重要だとして、関連動向を注視すると伝達。中国公船による沖縄県・尖閣諸島周辺の領海侵入に深刻な懸念を示し、強く自制を求めた。両氏は日中の偶発的な軍事衝突を回避するため、緊急時に防衛当局の幹部をつなぐホットラインを早期に開設し、来年中の運用開始を目指す方針で一致した。…

(一般社団法人共同通信社)

 第二次・第三次安倍政権という憲政史上の長期政権ののち菅政権がわずか一年で倒れたのは、予想されたこととはいえ私たち国民に「悪夢の繰り返し」を思い起こさせました。

 それは、小泉政権後の第一次安倍政権、福田政権、麻生政権ときて自民党が下野し、ルーピーと空き缶と財務省に屈服したのに倒れた間抜けの三代に渡る旧民主党政権の誕生です。

 もはや立憲民主党らに政権交代の力はありませんが、自民党政権の不安定化を危惧する瞬間があったのは事実でしょう。

 しかし、本年最大の収穫と申せばやはり自民党総裁選挙の実施です。ここで高市早苗政務調査会長の存在感が一気に増し、わが国初の女性首相誕生も現実的視野に入りました。

 しつこいようですが、私が以前より高市氏を推してきたことに対し、当時一部の複数読者からそのことを批判されましたが、今や保守派諸兄で高市次期首相を非難する者はもうほとんどおりません。これこそが最大の収穫でした。

 因みに、茂木敏光幹事長や林芳正外相に対するかねてよりの私の批判を、該当するのか否か困惑しておられた読者諸氏に於かれましても、もう彼らの莫迦さ加減を疑う者は誰もいないでしょう。これも少なからず収穫でした。

 そのような岸田政権は果たして、いつまでもつでしょうか。

 第三次安倍政権のころ、さかんにいわれてきた「自民党にはもう首相になれる政治家がいない」という嘆きも、高市氏の勇気ある出馬によってかき消されました。万が一にも岸田政権があっけなく倒れたとして、次には高市氏が控えているという安心感は、製薬利権が煽る武漢ウイルス(新型コロナウイルス)禍という社会不安の中、これこそまさに私たち国民が得た大きな収穫と申せましょう。

 岸田政権にはびこる茂木幹事長や(衆議院一年生議員のくせに右大臣扱い)の林外相では、二十八日記事で申した実はわが国に求められている極めて重要な役割を果たすことができません。

 体調に不安があるものの岸信夫防衛相がたった一人で中共と向き合っているようにも見えてしまいます。私が確認した限りでは、岸防衛相は従来の「遺憾の意」ではなく、かなり強く「いい加減にやめてください」というような口調で魏鳳和国務委員兼国防部長に自制を促したそうです。

 これが外交であり、林外相が役立たずな分だけ岸防衛相が務めています。

 中共は、北朝鮮と北朝鮮に操られた韓国を伴い、こうしたわが国を封じるためにいわゆる「歴史問題」という共産党に都合よく修正された「歴史」を持ち出し、私たち国民の(外交上の)戦意を喪失させようとしてきました。

 今後ますますこれは激化するでしょうが、私たち国民は、世界の平和と安定を希求し、中共の暴虐を何としても食い止めねばならないのだという信念を持って、相手の如何なる卑怯な攻撃にも屈してはなりません。

 わが国がいわねば世界はとんでもないことになるのです。

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『中国にクギ刺す意思示せ!』に3件のコメント

  1. ナポレオン・ソロ:

    ソロです。
    >>我が国がいなければ世界はとでもない事になる
    御意の通りかと思いますね、例えば、原発廃絶~再生可能エネルギー主体への明らかに間違えたた非科学的な選択を、あの科学立国ドイツが主導しているのですから、人類は重大な岐路煮立たされていると言っても過言では無いでしょう。

    原発が抱えている問題は、嘗て2つありました、一つは一次冷却水が炉冷却の折に、高濃度被曝する事で、冷炉外に排水できない事です、モゥ一つは、燃料になるウラニウムが核分裂捨て出来るプエウトニウムが高い毒性を持って言るので、核廃棄物処理がむつかしい事です。

    是に対し日本では高速増殖炉「もんじゅ」の開発過程で、ナトリウムを冷却材に使って循環再利用が出来る事を示しましたが温度計の差し込み口からのナトリウムの漏えいで爆発事故を起こし、2人の方が亡くなっています、因みに高速増殖炉とは、プルトニウムの再利用家庭にひつぃ様な過程だそうです。

    モゥ一つの核廃棄物プルトニウムの再利用の方では、あの米国のウェスティンぐハウス社を買収下東芝が開発していた4S「₌Super-Safety Small&Simple」で実現可能主

  2. ナポレオン・ソロ:

    またもや、勝手に投稿されてしまいましたので、下記に書き足します
    (承前)
    プルトニウムの再利用「₌核分裂」を起こせるという事ですが、代わりに、最大1億℃という高温に耐えられる金属材料の開発が必要になりましたが、ナトリウムの多段階冷却方式等の工夫を凝らして、実用化にモゥ一息らしい、ただ何千万℃という太陽の中でも2500万度なのに、4倍も高い熱源が地球上にあるだけでも、大変危険なのは間違いないのですが、人類の新たな課題ですね。

    然しCOP26でもドイツは日本で開発済みのアンモニアを使った排煙からのCO2の大幅削減装置を「夢物語」と一蹴していますが、簡単にいえばドイツには、日本に追いつく技術開発力がもぅ無いと言う自白でしょう。

    その態度が拗ねた子供の様で全く科学的では無いのが嗤えると同時に、データを改竄して消費者を騙していたディーゼル・エンジンでの失敗を引き擦っているのは、明らかですね。このままドイツがダメになってほしく無いのですが、実はドイツ系移民への依存度が強かった米国も技術開発の手掛かりを失い始めて居るのです。

    だから、代わりにインド系や日本人への期待が高まっている状況でしょう。

    日本も高校野球への注力した結果、イチローや大谷を生み出したといえるので、このモチベーションの育て方は、世界の参考になりますね、当に「Look east」なんですね。

  3. きよしこ:

    現内閣の布陣は中共政府というよりは経団連のような、国益を進んで毀損する団体に向けた一種のアリバイのようにも思えます。岸防衛大臣やその他の保守派議員の活躍により自民党として保守からリベラルまで議論のウイングが広がったことで、結果的に立憲だの共産だのといった本当に何の役にも立たない連中が空気と化しているのは予想外の副産物とも言えます。給付金や海外からの入国制限や受験生の扱いで右往左往しているのも意図的にやっているのであれは、なかなかの策士ではないかと思いますよ(もちろんただの阿呆である可能性も大いにあるのですが)。

    いずれにせよ参院選で自民が大敗して岸田退陣とはならないでしょうから、今のうちに良質な保守基盤をしっかりと固めるべきです。政権の上層部がリベラル派で固まった今が最高の好機ではありませんか。