タレントのラサール石井さんが武漢ウイルス（新型コロナウイルス）騒動について、自民党の安倍晋三元首相の街頭演説内容を批判して、自身のツイッターに「『コロナ禍に自民政権だったせいで死ななくていい人まで死んだ』人体実験を試したんだから」などとツイートしたことが批判を浴びています。

　わが国の感染状況と死者数を指してこれをいうなら、欧米各国の政権は、自国民の大虐殺を実行したことになるでしょう。

　まして、感染源の中共湖北省武漢市でのいきさつは、習近平国家主席による人体実験と虐殺と隠蔽のオールスターキャストとでも申しましょうか。

　むしろわが国の武漢ウイルスの被害が少なかったことと政権運営は、あまり関係ありません。それよりも、海外からの入国・再入国の不徹底、国内感染が少ないにも関わらず有識者？に振り回されて過剰対応したこと、不出来なワクチンの接種を条件に国民の自由を侵害しようとしていることを批判すべきです。

　ところが、自民党を嫌うなら左翼のはずなのに、私たち国民の不自由を問題視せず、対日ヘイトスピーチ（日本人差別憎悪扇動）の正体を隠すことなく中共や検疫の問題にはまるで言及しません。

　ラサール石井さんのこうしたツイートは、以前からその都度問題になっていましたが、あれほど人を楽しませてきた方がなぜこれほど人を不愉快にさせるようになったのでしょうか。

　きっかけは、実は平成二十年十一月、東京都葛飾区にアニメ化もされた漫画『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の主人公の銅像が建ち、その除幕式で当時の麻生太郎首相が主人公の声を担当していた石井さんと握手しなかった（石井さん談）ことが始まりでした。

　それ以来、まるで怨念を吐き散らすように自民党批判が先鋭化していき、現在に至ります。それ以前の石井さんがどうであったかというより、ここから石井さんが極めて私的な感情で世論の左傾化工作に加担したのは、その程度の知性しか持ち合わせていなかったのかと大変残念でなりません。

　余計なお世話ですが、進学校のラ・サール高等学校は、石井さんの芸名に対して校名（変名）使用の停止を訴えたほうがよいでしょう。

　その麻生元首相は、旧民主党所属を反省して自民党から立候補した長島昭久元首相補佐官（今回から東京十八区）の応援演説に駆けつけ、未だ何の反省もしない無能な菅直人元首相を指して「あちらは立憲共産党」と命名しました。

　自民党と公明党は連立政権ですが、今回の衆議院議員総選挙に於ける立憲民主党の姿勢は、まさに「立憲共産党」としかいいようのない有り様です。立民に投票することは、もはやあの日本共産党に投票してしまうに等しくなります。

　共産党の政策を受け入れることは、私たち国民の経済活動の停止であり、言論監視と統制を許すことに他なりません。

　目下聞こえのよいことばかり話していますが、立民も共産も私たち国民の暮らしに関心はないのです。軽い気持ちで投票すれば、それがどれほど恐ろしい結果を招くか、よく考えてください。

　自民党も大概ですが、もう一度申します。莫迦と気◯いを並べて、気◯いのほうを選ぶ阿呆はいないのです。

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