事実を指摘したら謝罪圧力

皇紀2681年(令和3年)9月14日

倉持仁 @kuramochijin

でも自分の盲腸が裂けたことで患者さんの立場が本当によく分かりました。苦しくて、看護師さんを呼べばすぐ来て優しく看護してくれる。ほんとうに感謝以外ありません。この素晴らしい制度が今壊れています。早く気づけ、ばか、ぼけ、あほ!

(Twitter)

 三日記事の表題は、報道権力御用達のこのような医師を含めたものだったのですが、言葉遣いの乱暴さや、医師でも政治について考えることはあるだろうということはともかく、インターパーク倉持呼吸器内科(栃木県宇都宮市中島町)の倉持仁院長という人がどのような基本的思想の持主かぐらいのことは、一方的に彼の言葉を(「ひるおび」だの「ミヤネ屋」だのを放送する報道権力によって)受け取る側の私たちも知っておかねばなりません。

 このツイートをご覧ください。そしてお察しください。このような「並び」で嬉嬉として「反自民」を語る医師が吐いた暴言は、読み返しますとまた味わいが違います。違いが分かるネ〇カフェなあなたなら、このような医師の武漢ウイルス(新型コロナウイルス)や国民皆保険制度に係る危機扇動に耳を傾けていられましょうか? もはや悪い冗談でしかありません。

 自民党を支持しないのは個人の自由ですし、私とてこれまで必ずしも自民党を支持してきませんでした(例えば小泉内閣の失政・郵政民営化に反対し、自民党を追われた方がたのほうを支持した)から彼らが「反自民」なのは一向に構いませんが、そうした一派がもたらす「或る種のバイアスがかかった話」を受け取る私たちが気をつけねばならないのです。

「医師の発言」で接種不安拡散、有料サロンで誤情報…[虚実のはざま]第4部 深まる断絶<3> : 社会 : ニュース

800人を収容できる大ホールが、満員の聴衆で熱気に満ちていた。 7月4日、名古屋市で開かれたのは「新型コロナと遺伝子ワクチン」と題した講演会だった。参加者には地元だけではなく、首都圏や近畿、九州から駆けつ…

(讀賣新聞オンライン)

 ことほど左様に、武漢ウイルスの恐怖をいたずらに煽って儲け続けている医師や「にわか専門家」が後を絶たない一方で、不明なワクチンの不安を語って叩かれる医師まで出る始末です。

 これも何もかも、政府自身が或る種のバイアスをかけた情報しか私たち国民に提供しないからであり、その典型的人物が西村康稔ウイルス担当相や田村憲久厚生労働相、政府分科会の尾身茂会長、そしてワクチンを「絶対安全」と断言してしまった河野太郎ワクチン担当相でした。

 いわば「大本営発表」と化しているこうした「情報」とやらを報道権力は、文字通り連日垂れ流しているにすぎません。その一角に、前出のような偏向思想の暴言医師が堂堂と紛れ込んでいるのです。

 東京放送(TBS)の情報番組「ひるおび」といえば、八代英輝弁護士が昨日の放送でお詫びさせられたようですが、日本共産党が暴力革命を否定してないのは事実でしょう。彼が間違ったのは、党の「綱領」に書かれているように指摘した点のみです。

 その一点に於いて訂正する必要はありましたが、さんざん安倍前内閣に対して「あることないこと」を喚き散らし、自民党が報道権力に訂正を求めただけで「言論弾圧だ」とこれまた喚いた連中が、少し自分たちの主張の「置き場所」を間違えただけであたかも主張すら都合よくなかったことにし、報道権力に謝罪圧力をかけるとは、全く厚顔無恥にも程があります。

 八代弁護士の認識には、公安調査庁の公式見解こちらを参照)があったものと見られ、これもまた事実です。共産党は未だに、議会によるいわゆる「平和革命」を否定したままで、公安監視対象の破壊活動(テロ)組織にすぎません。

 妄想で攻撃しているのではなく、事実の積み重ねの上に指摘したことで出演者がお詫びさせられるとは、共産党もTBSも酷いものです。そんなTBSは、まだまだ前出のような暴言医師を出演させ続けるのでしょうか。

 これだから報道権力に対する国民的不信が募り、かえってデマがはびこるのです。

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『事実を指摘したら謝罪圧力』に2件のコメント

  1. :

    アメリかで黒人のワクチン接種率が低いのは、政府を全く信用していないからで、仕組みがわかっている学者も、やはり打っていないと学者が議会で証言していた。知能指数と関連付けて茶化すな。。日本でもそういう人をバカにしたような報道やデマ大臣の発言を聞かされて、どうして政府が信用できようか。

  2. うさぎ:

    謝る必要はなかったと思います。
    八代弁護士は弁護士としてお仕事をされていますから、収入が断たれることではなく発言の場を失うことを怖れたのでしょうか。
    それなら本音を言えなければ意味がありません。
    考えすぎかもしれませんが、脅されているのではないでしょうね?