国家権力が瓦解し始めた!
東京都が三月、裁判所に「過料」の手続きを開始したと聞いた時、裁判所が「要請することができる」や「当該要請に係る措置を講ずべきことを命ずる」といった特別措置法第四十五条に対してまさか過料までは許可しないだろうと願いましたが、とうとう裁判所が憲法違反を犯しました。
これは完全にコイケ都政による弱者への見せしめです。これまでさんざんリベラル風を吹かせてきたお歴歴は、一体何をしているのでしょうか? どうして沈黙しているのですか? ただの「対日ヘイトスピーチ(日本憎悪差別)」ということでもう完全によろしいですね?
過料は、科料でも罰金でもありませんが、このような行政罰を国民に科すあらゆる根拠がありません。司法権力は慎重に判断すべきでした。しかし、それが出来なかったのですから、行政権力と司法権力が手を組んで国民を陥れるために憲法違反も厭わなかった、ということになるのです。
私は以前から、国家権力の公平性が大きく疑われ始めた時、その国家は崩壊を始めると申してきました。今まさにその時が来てしまったのです。
三日記事と六日記事で申したワクチン・パスポートの件もそうですし、武漢ウイルス(新型コロナウイルス)に侵されたのは私たちの頭でした。
コイケ都政は、夏季五輪東京大会(東京五輪)の無観客開催の理由づけに緊急事態宣言の延長を政府に要請し、似非専門家たちに抱き込まれた政府もこれを了承したようですが、重症病床使用率が三割台では宣言発出の根拠になりえません。
ところが、もう誰も怖くて何もいえないのです。曖昧な法の運用と、同調圧力によって法の運用さえ不公平になる現実、そして治験未終了のワクチン接種でも「これで終わりにしたい」と強く願う人びとによって、何もかもが根拠不明で出鱈目なことになっている現実に目を瞑ったままです。
立法権力は何をしているのでしょうか。国会議員たちまでもが怖くて何もいえない、何も考えられなくなっています。十年後、例えば薬害訴訟で泥沼に堕ちた厚生労働省を尻目に、私たちは何を思うでしょうか。十年前の莫迦騒ぎを……。
四日に投開票された東京都議会議員選挙で、コイケファーストの会から立候補して再選された木下富美子議員がコイケの重要人物だっただけに、無免許運転の挙げ句に人身事故を起こしても逮捕もされず、公表すらもされず、除名に至るまで実は緩い処分で済まされようとしていたこともあり、本人はいい気になって一人会派「SDGs 東京」を立ち上げて議員の椅子にしがみつく有り様は、わが国そのものの地滑りを見させられているようなものです。
持続可能な開発目標とは、汚い行政でも再利用し続けるということなのでしょうか。私たちは、今こそ正気を取り戻さねばなりません。保たねばなりません。本日のこの記事がその一助となりますことを……。
皇紀2681年(令和3年)7月9日 5:59 AM
時事通信の記事見てみました。「都内外の裁判所に過料を科す手続きをした。都はその後、利害関係者として裁判所から書類を取り寄せたところ、過料の決定を確認した」。なんか中学生が書いたような記事だと思いませんか?裁判所ってどこ?都が書類を取り寄せないと確認もできないの?