国産を握りつぶす省庁利権

皇紀2681年(令和3年)4月8日

国産ワクチン、なぜ出てこない? 塩野義・手代木社長に聞く

新型コロナウイルスワクチンの開発が欧米と比べて遅い日本。なぜ、国産ワクチンがなかなか出てこないのか。開発に取り組む塩野義製薬の手代木功社長に話を聞いた。…

(日経ビジネス電子版|日本經濟新聞社)

 理由は簡単です。厚生労働省にとって製薬利権は、自分たちの天下りをも賭けた重要な「闇」であり、たとえ武漢ウイルス(新型コロナウイルス)に効果があるといわれるワクチンをわが国の製薬会社が作ったところで、米ファイザーの利権規模に劣れば承認されないからにほかなりません。

 えんえんと申し続けてきましたが、厚労官僚の天下りを一切受けつけていない富士フィルム富山化学が開発した抗インフルエンザ薬「アビガン」について、安倍晋三前首相は戦略的に海外へこれをいち早く提供し、かわりに治験データをもらうことで国内承認を特例で急がせようとしましたが、これに厚労省が反発、忖度どころか首相の指示を平気で無視する霞が関によって四月七日現在、未だに承認を渋られているのです。

 霞が関というところは、自分たちの省益、局益のために動いているのであり、かの「もりかけ問題」も全て首相を忖度した結果どころか、自分たちの「闇」を隠すために首相に冤罪を着せたものでした。それでも即座に倒れなかった安倍内閣は、近年では奇跡的存在と申せましょう。

 目下、熊本市に本社があるKMバイオロジクスが国産初の不活性ワクチンを開発、治験を始めましたが、さだめし厚労省に握りつぶされるに違いありません。

 私は原則として、医療行為としてワクチンに頼ることには疑問を呈してきましたし、何の期待もしていませんが、私たち国民が持つ研究や開発の意欲を行政権力の私利私欲のために潰されることを見逃すことはできないのです。

 米ファイザーが儲けるために、何度も何度も恐怖と危機を扇動する行政権力と篭絡された有識者と称される連中は、わが国の研究の自由を侵害しているも同然です。日本学術会議という名の「共産党友好団体」の是非がやり玉に挙がった時も、学術会議派の連中は「研究の自由」という言葉や概念そのものを根底から愚弄しました。

 塩野義製薬の手代木功社長の指摘が一つ正しいのは、わが国には「平時」と「戦時」の区別がないということです。

 或る種の感染症が海外から侵入してきた場合、これは行政対応として戦時に突入するのですが、これを学術会議のような組織や周辺の数多いる有識者たちがこれまで戦時を否定してきたため、法の建てつけがそもそも悪く、行政はほとんど何もできないようになっています。

 その典型が現行憲法(占領憲法)の護憲による基本的弊害であり、わが国は法で国民を守らないようにできているのです。よく考えてみてください。国民を守ってはならないという法律がありえますか?

 政府は必死で「やっています感」を出すためにその場しのぎの特別措置法などを乱発しますが、国家の基本法が「日本政府は自力で国民を守ることはできない」という占領憲法のために何もできません。

 だから(武漢騒ぎに目線を落として申しますと)東京都も大阪府も対策が巧くいかないのであり、それを陰険民主党の莫迦な代表が「辞任ものだ」とわめく地獄絵図のような日本を、私たちはもうこれ以上甘受する必要も我慢する必要もないのです。

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