チャイナ商事に任せるから
一昨日あたりから、一部インターネット上で「官邸の金正恩」というワードがトレンドに上がっていますが、安倍晋三首相による「小さな布マスクをたった二枚ずつ全世帯配布」という陳腐極まりない施策を突如決めたのは、四日記事で「今井尚哉補佐官ではなくて佐伯耕三秘書官です」と申した通り、いよいよ広く世間にも「あの元凶は佐伯秘書官だった」とバレました。
もはやわが国経済を牽引できなくなって数十年も経つ経済産業省の「醜く太った莫迦官僚」にまんまと丸め込まれた安倍首相は、どうも判断能力が落ちているのではないかと思います。ご体調がまた優れないのかもしれません。
この施策が国民的不評を買っているのは当然としても、報道権力が報道番組や全国紙の一面で「アベノマスク」と伝えてそのままなのはいかがなものでしょうか。私たち国民がいうのは自由ですが、権力側が(このように揶揄されていると報じる必要はあっても)日常的に用いてよい言葉ではありません。まるで権力が虐めを公然と認めているようなものです。
しかしながら本当は「サイキノマスク」と呼ぶべき代物が、興和(名古屋市中区)はともかく伊藤忠商事(大阪市北区)なんぞにわざわざ発注されたのは、政府が頑なに明かさない四社目と共に、興和ともう一社への随意契約よりも何やら深い闇を感じずにはいられません。
興和は、自社販売の高機能マスクを国産にしているのに対し、今回政府から発注されたものについては、伊藤忠も同様に中共やミャンマー(緬国)、ヴェト・ナム(越国)で製造していたといいます。
新型コロナウイルス(武漢肺炎ウイルス)の発生国・中共で製造された汚い布マスクなど誰が欲しいものですか。こんな時にも「利権」ですか。
製品自体の価格が約九十億円に収まったのはよかったとしても、全品返品でさらに後手に堕ちる「官邸マスクチーム」の仕事は、今後大きく出た予算の余りを他の対策費に回すことです。二度とこんな下らないことに使ってほしくありません。
また、この顛末を社民党の福島瑞穂党首に指摘されたことを佐伯秘書官は、末代までの恥としなければならないのです。本当に情けない。
皇紀2680年(令和2年)4月25日 6:15 PM
まあ「布マスク2枚」よりかは「アベノマスク」にした方が例のマスクだと分かりやすいし入力もしやすい(現にスマホでスワイプしやすい)のですが、「3密を避けろ」と居丈高にほざくくせに残念ながら亡くなられた岡江久美子さんの御自宅には大挙して押し掛ける報道権力側の呼び方は、明らかに政権(というよりメーカー)を見下した感が強いですね。まあそんなことはどうでもいいとして、安倍首相はともかく、広報の下手クソさ加減からもわかるように周囲が役立たずばかりで目も当てられません。さすがに揃いも揃ってバカばかりだと気の毒になりました。多少心ある著名人(HIKAKINさんたち)に救われていますが誰が首相でも疲れるなと言うのが無理な話です。それにしても例のマスクが配布されはじめてから特定の地域でマスク(製造国不明)の投げ売りが始まりました。西川口、新大久保···何だかキナ臭いですねぇ。