日本が慌てて謝るとでも?

皇紀2679年(令和元年)9月19日

1カ月になろうとしているのに少しも動かない日米…GSOMIA「心肺蘇生」は可能か

 先月22日、韓日軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の終了決定以降、1カ月近く時間が流れたが、日本が少しも動かないため「GSOMIAカード」の実効性に対する疑問が韓国政府内にも広がっている。弱り目に祟り目で、予想より強い米国の否定的反応に逆風の懸念まで…

(中央日報日本語版)

 関西テレビ放送(大阪市北区扇町)の娯楽討論番組「胸いっぱいサミット!」で、作家の岩井志麻子さんが韓国について「手首切るブスみたいなもん」と発言したことが問題視されましたが、そうした人びとは、言論・表現の自由の範疇を脅かすことの弊害を理解して批判したのでしょうか。岩井さんといえば東京MX(千代田区麹町)の情報番組「五時に夢中・木曜日」でもそうですが、もともと過激な発言も辞さない作家ですし、まさに表現として「いい得て妙」だったと私は思います。

 しかし、文在寅(北朝鮮工作員)政権を一言で表すには、実はこれでは不正確なのです。日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)を更新しないといい放った文政権は、話し合いの余地など最初からない日米韓関係の破壊者として、中共が背後に控える北朝鮮の指示に従う政権でしかありません。

 歴代政権のような「手首切るブス」ではないのです。また、わが国歴代政権の、特に田中角栄・鈴木善行・中曾根康弘政権こそが美麗になれたはずの韓国政権を「メンヘラ・コミュ障のブス(※注)」に育ててしまいました。その一端は、私が「日本が韓国を裏切った日(六月十七日記事)」で申しました。※敢えてのこの表現は、一部読者に不快感を与えるかもしれないことをお詫びします。

 そう考えますと、あの時の朴正煕大統領の悔しい、許せない気持ちをまさに今、私たちが文政権に対して抱いているようなものです。韓国保守派が「日本は赤化工作の最前線基地と化した」と地団太を踏んだように、今私たちが「とうとう韓国の赤化が始まった」と。

 韓国・中央日報記事は、そうした文政権の正体を正しく書いていません。「あれ? いつも慌てて謝り始める日本政府が微動だにしないんだけど?」などとわざとやっている文政権が首をかしげているはずなどなく、わが国政府も既に米政府と協議済みで、軍事機密情報は日米で共有し、そもそも文政権に提供するつもりがなくなっていました。よって体裁としてGSOMIAの更新停止を批判しながらも、日米が慌てて文政権にすり寄ることなど一切ないのです。

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『日本が慌てて謝るとでも?』に1件のコメント

  1. きよしこ:

    「手首切るブス」という表現自体は例えば特定個人を対象にしたのであれば間違いなく大炎上案件と言えるほど下品なことは事実ですが、こと文政権に対しててあれば、これも極めて棘のある表現ですが「(川崎市で無差別殺傷ののち自殺した)岩崎隆一韓国版」といっても差し支えないでしょう。つまり「周りを巻き込む形で最後は自爆する最悪のテロリスト」であり、手を差しのべようものなら引きずり込まれる蟻地獄のような政府だということです。こんな相手に軍事情報を渡すほど現政権もバカではありません。ただし、未だに昨今の日韓関係悪化の原因が日本側にあるとする「知識人」もいます。その手の連中こそが日韓関係を破壊しているのだと主張できる人だけが「人種差別反対」を唱える資格があるのです。