文大統領許されぬ外交欠礼

皇紀2679年(平成31年)3月23日

 厚生労働省労働基準局賃金課の武田康祐課長が二十日、韓国の金浦空港で逮捕された件。私的渡航で泥酔し、空港内で「俺は韓国が嫌いだ」と騒いだことになっていますが、これだけを聞けば「嫌いなら行くな」という話であり、例えば「日本が嫌いだ」といいながらわが国に来る韓国人がけしからんという話と同列に「みっともない、阿呆か」でおしまいです。

 ところが、私的渡航ということになってしまった「未届」のミスがあったものの実は、武田前課長はそれなりの任務を帯びて渡韓していたので、よほど韓国で嫌なことがあったに違いありません。任務内容は、以下のどこかに明瞭なヒントを置きつつ一応極秘ですが、まぁそういうことです。

「戦犯企業製品」のステッカー=学校に義務付け条例案-韓国・京畿道:時事ドットコム

【ソウル時事】韓国ソウル近郊の京畿道議会で、一部日本企業を「戦犯企業」と規定し、道内の学校が保有している製品に「本製品は日本の戦犯企業が生産した製品だ」と記したステッカーを貼り付けることを義務付ける条例案が提出されたことが20日、明らかになった。20日付の朝鮮日報によると、4月初めに本会議に上程される見通し。

(時事ドットコム)

 韓国のソウル特別市議会の与党「共に民主党」議員たちは手続きに失敗、またはそのふりをしましたが、隣接する京畿道議会の「同志」たちが懲りずにこのようなことをいっています。

 従前の韓国政府または時の与党は、対日ヘイトスピーチ(日本人差別扇動)によって政権を維持し、わが国政府の謝罪(カネ)を引き出すことが目的でしたから、盗れるものを強奪すれば扇動を収束させましたが、文在寅(北朝鮮工作員)政権の目的が韓半島(朝鮮半島)の全北朝鮮化に必要な「反日」「反米」にありますから、差別扇動自体が目的である以上決して収まりません。

韓国の小6教科書、無関係写真を「徴用工」写真と掲載

 【ソウル=名村隆寛】韓国で今月の新学期から使われている小学校6年の社会科教科書(国定)に、日本の朝鮮半島統治時代の徴用に関し、朝鮮人ではない人々が写った無関係の写真が「強制労役に動員されるわが民族」との説明とともに掲載されている。教科書には「日帝は1937年に中国と戦争を起こした。以後、わが国の人々は兵器工場で働く労働者や戦争軍人として強制動員された。女性たちは日本軍『慰安婦』として戦地に引っ張られ、むごい苦痛を…

(産經新聞社)

 この話にしても同じです。以前から、日韓併合条約下の哀れな朝鮮人労働者(異称=徴用工)とされた写真がほぼ全て古い時代の日本人労働者だった点を指摘されていたのに、国定の国史教科書が頭のおかしな間違いを通し続けました。

 わが国のように、国史を「日本史」などとよその国の歴史でも語るように題し、珍妙な歴史観の民間企業の手に国史教育を委ねているのとは違って、韓国は真っ当にも「国史」を語って国定教科書を配布しているのですから、それが政府による出鱈目、捏造、或いはもはや妄想の域にまで達しているのでは、既に北朝鮮と同程度の国民洗脳をやっていると申して過言ではありません。

 一応教育部が間違いを認めて訂正を決めたようですが、教育内容が変わらないので対日ヘイトが収まることはないでしょう。

 さて、文大統領は先週、訪馬(マレーシア)してマハティール・ビン・モハマド首相と会談しましたが、その冒頭でいきなり「スラマッ・ソル」と尼国語(インドネシア標準語)の英語読みで挨拶したため、マハティール首相を憮然とさせました。馬国語は時間によって挨拶が変わるとはいえ、その後の行事でもえんえんと間違い続けたようで、馬連邦成立をめぐる馬尼対立の歴史を知らない文大統領は、絶対にやってはいけない外交欠礼に及んだのです。

 精神疾患がひどくなって自分の発言すら分からなくなっているせいもあるでしょうが、明らかに青瓦台(大統領官邸)と外交部の酷すぎるミスでもあり、北朝鮮指令にしか頭が働かないのでしょう。亜州の歴史になど一切関心のない失礼な連中が自国史を穢し、日本に因縁をつけ続けるとは笑止千万です。

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『文大統領許されぬ外交欠礼』に1件のコメント

  1. きよしこ:

    昨日、とあるラジオ番組で韓国から来日中の女性(たしか大学教授)が都内で行われた経済フォーラムに講師として招かれ「韓国経済は今年一杯持たない」「韓国国内で文政権に対する反発が急速に高まっている」と言っていたそうです。出生率も遂に1を割り本当に北朝鮮に飲み込まれるしかなくなったわけで、そこに頭のおかしな大統領が外交の「天災」ぶりを発揮すれば当然若者が日本での就職を目指すのも無理はありません。しかしここで彼らを甘やかしてしまえば北朝鮮の傀儡でしかない政権を手助けするだけであり、心を鬼にして「韓国人お断り」と名言すべきです。「嫌なら見るな」「嫌なら来るな」ではありませんが、いつ我が国で破壊工作活動に加担するかも知れないような人達を喜んで受け入れるなど、まさに百害あって一利なしです。これは決して人種差別などではなく、れっきとした「防衛」であり「安全保障」ではないでしょうか。