対馬と南青山の惨状を叫ぶ

皇紀2678年(平成30年)11月5日

 先月十九日記事で申した吉川貴盛農林水産相の件。やはり出ました。まず週刊朝日が昨日配信(こちらを参照)で報じています。捜査が始まっていたのも確かで、疑惑の案件は太陽光発電所のほうでした。これはまずいです。
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 そういえば、東京都港区南青山の一等地に児童相談所(児相)などが入る「港区子供家庭総合支援センター(仮称)」を建設する区の計画に対し、住民の反対運動が起きている件について。

 概して「富裕層の傲慢」などとして反対運動のほうを斬り捨てる意見が支配的ですが、これは完全に問題の本質を見誤っています。件の問題は二つあるのです。

 まず、南青山という地名から連想される印象で問題を論じてはいけません。住環境の激変という容易に想定される計画に対する住民の本能的な反応を軽んじた港区の雑な対応こそ批判されるべきなのです。基本的には、新設される在日米軍基地や原子力発電所の問題などと大して変わりません。

 にもかかわらず、この件について何と「自称・左翼」の方がたの冷たいことでしょう。それは、いかに南青山を「富裕層の巣窟」とする嫉妬のような感情と「子供のため」という美辞麗句だけでこの問題を語っているかの証左です。また、「南青山」を前面に押し出した報道権力の伝え方にも原因がありました。仮にも南青山は「ざまぁみろ」で、南千住なら「考え直してやれ」となるのでしょうか。

 そして、児相が決して子供たちのための施設ではないという大問題があります。もはや利権化した孤児保護行政を維持するため、減り続ける「孤児」をわざわざ生み出すのが児相であり、教育を目的とした有形力の行使と子供に対する大人の暴力事件とを意図的に混同させ、子を親から引き剥がして行政予算と人員を維持しようとする一種のシステムが児相なのです。そこに「明るい未来」などありません。

 子供たちのためでも何でもない施設を、港区が行政利権を死守しようとして建設するというのなら、住民は徹底抗戦してください。私は応援します。
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■第9回 救国の提言講演会<東京>■
 「日本の労働環境が危ない~関西生コン日教組、アベノミクスの新展開」
 今回は特に、連帯ユニオン関西生コン支部を追い続けた気鋭のジャーナリスト・渡邊臥龍氏をお招きし、労働組合とは名ばかりの恐るべき実態に迫ります!
 日 時 11月10日(土曜日)18:30-20:30
 場 所 文京区シビックセンター(地図は案内図を参照)
 講 演 渡邊臥龍(牢人新聞社主幹 元衆議院議員秘書)
     遠藤健太郎(一般社団法人日本政策協会理事長)
 参加費 1,000円(資料代・お茶代・お茶菓子代込み)
 申込み 参加お申し込みページより
     ご氏名、参加人数をお知らせください。

第10回 救国の提言講演会<関西>は、11月24日(土曜日)18:30-20:30、神戸市勤労会館(地図は施設概要を参照)にて開催します。同じく渡邊氏をお招きし、関西の皆さんにこそ関西生コンの大問題をお伝えしますのでお楽しみに! 後日詳報します。

対馬、島全体を韓国人が買い占め始めている…日本人の島民を雇う韓国人経営の店も

 日本海に浮かぶ島、長崎県対馬市。古くは『魏志倭人伝』や『日本書紀』にも登場する歴史ある島に、異変が起きているという。韓国・釜山まで最短で49.5キロという位置に浮かぶ対馬には、近年になって韓国人観光客が殺到している。それだけならまだしも、韓国資本が対馬の不動産や土地を買収する動きが活発化しているというのだ…

(Business Journal)

 さて、南青山の件にしても、もともとの住民が住環境の激変に恐怖を抱くのは当然です。本来であれば長崎県対馬市の皆さんも、この激変に恐怖を抱くはずですが、彼らがそれを感じ始めたのは、既に韓国人だらけになってからでした。

 私も以前何度かここで取り上げ、実際にしかるべき筋に提言した問題でしたが、全く解決へ進まなかったのは、対馬市民が経済的問題を理由に韓国人の大量流入を(しぶしぶにせよ)歓迎しているといわれたからです。

 ところが、水のうちから茹で窯に放り込まれた蛙と同じで、気がついたころにはこの有り様だった、と。産經新聞社の宮本雅史編集委員が指摘した対馬の惨状は、決して大袈裟ではありません。また、中川昭一元財務相が亡くなられて以来、領土保全の法制化議論が沈滞化したというのも、確かに私の印象としてもあります。

 これで安倍晋三首相が財界のいうなりに外国人労働者をさらに大量流入させるというのですから、せめてわが国の不動産購入に関する外国人の規制を法制化すべきです。何度も申しますが沖縄県も北海道も、もう中共に狙われています。

 南青山の住民が本能的に「怖い」と感じたことに対し、恥じるよう求める議論はあまりに横暴です。危険を察知する本能が劣化すれば、人は簡単に命を落とすことになります。国家としての本能が劣化すれば、国民を守れません。

 現行憲法(占領憲法)という茹で窯にどっぷり浸かった政府が国土を守ろうとしないなら、私たち国民がもう一度でも何度でも叫ぶ(危険を知らせる)しかないのです。

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『対馬と南青山の惨状を叫ぶ』に2件のコメント

  1. 奈々子:

    私が、もう一年位になりますか、毎日見に行ってる対馬在住の方のブログがあります。ここ2週間ほど更新が止まって何かあったのかなと思っていますが、兎に角、殆ど毎晩更新されていてブログの内容は他でも書かれている政治ブログの内容と変わりはないのですが、毎日、対馬の風景を撮られた写真が楽しみです。殆どの方が同じだと思いますが、対馬の事を何にも知らなかった私は自然豊かで美しい対馬にすっかり魅了され、いつかは行きたいなと思っていますが、たまにですが韓国人観光客の事も書かれていて、何てノンビリと客観的なの?と思うこともしばしば。乗っ取られるの平気なの?と思ってました。

    とんでもないことです❗あの美しい島が、我が国の領土が。しかし、韓国からの方が近くて、日本人が殆ど訪れない島です。対馬の人達、韓国人がどんなに危険か気づいてないのです。本当に国もいい加減にして下さい。今回の件で韓国人のビザ無し入国を廃止しろと言う声は益々高まっています。当然でしょう?

    遠藤さん、日本人がどれ程怒っているのか国は認識しているのかと尋ねて下さい。

    kazutora7の対馬からの便り
    http://blog.livedoor.jp/kazutora7777/

  2. 心配性@我は蛮夷なり:

    政府は、半島有事の際、福岡や対馬あたりで、「避難民」の一時受け入れを図るつもりなのかも知れません。
    また、外国人単純労働者以外にも、今後難民や「第三国定住」の受け入れを拡大し、その対応は、受け入れ態勢の比較的整っている南関東各県で行うつもりなのかも知れません。

    ところで、ここ数年だけを見ましても、北海道南部から北陸地方に漂着する北朝鮮の「木造船」は、夥しい数にのぼっているようです。
    しかも、漁師さんや浜辺を散歩していた人々が、偶然発見して警察に通報・・というパターンが多いようです。
    北方の守りが手薄な気がしますが、大丈夫なのでしょうかね?

    違法漁船 増す脅威 昨年の倍以上 鋼船も
    http://www.chunichi.co.jp/hokuriku/article/news/CK2018102402100015.html

    それから、外国人労働者の本格的受け入れが始まりますが、海外でも注目され始めているようです。

    Japan may loosen immigration rules for blue-collar workers
    https://www.bbc.com/news/world-asia-46070080

    かつて、欧米メディアは、日本は病的な血統主義の国で、外国人の血が混じる「ハーフ」の人々を汚いものと毛嫌いし、国中がイスラム恐怖症に覆われており、漫画家のはすみとしこ氏が大人気で、移民も難民も一切受け入れず、外国人と言えば韓国人ぐらいしかいない・・・と「デマ」を流し、世界中に誤解を広めました。

    「ハーフ」の親戚がおり、家を一歩出ると、ベトナム語やインドネシア語が飛び交う田舎町で暮らす私としては困惑しきりでしたが、福祉も充実せず、病院や育児施設や介護施設の設置や拡充を後回しにして、低賃金労働者の輸入ばかりやっていると、結局人口は流出するしかないのでしょう。