府知事は誰と握ったんや!

皇紀2678年(平成30年)7月24日

 未だ不破哲三氏による絶対的支配を免れない日本共産党の志位和夫委員長が本日、頸椎症性脊髄症のため東京都内の病院に入院します。この病は、字を書くことも箸を持つことも辛くなるものです。不破氏に虐められ、ご本人はもう委員長を辞めたがっているのですからこの際、辞めさせてあげればいかがでしょうか。後任を考えれば、さらに不破氏の逆鱗に触れそうな「カス」しかもう今の共産党には残っていませんが。

 さて、二十一日記事の最後に、いわゆる「カジノ法案」の可決・成立と大阪府の松井一郎知事について「阿呆が莫迦をさらしたと思った」と申しましたが、翌日お会いした方から「もう少し詳しく」といわれて申したことをつけ加えておきましょう。

 賭博ネタだけに「松井知事は安倍晋三首相とナンボ握ったんや?」ということです。IRの候補地選定以前にもう大阪市が選ばれたような口をきいたのは、実際にもう選ばれているからでしょう。ここだけの話、東京都と大阪府と北海道(苫小牧市)の候補地が「呪……じゃなく祝ご当選」らしいです。横浜市も和歌山市も選ばれません。

 その証拠に、本来何の関係もない「大阪万博招致」の公式パートナーに、米国のドナルド・トランプ大統領のスポンサーであるシェルドン・アデルソン氏経営のラスベガス・サンズだの、カジノホテルチェーン大手のシーザーズ・エンターテインメントだのが既に名を連ねています。

 こうなりますと「安倍首相もトランプ大統領と握っただろう」とも伺わねばなりませんが、下賤な「似非維新」の連中が安倍首相とトランプ大統領の関係に便乗して万国博覧会招致活動までもを賭博利権に持ち込みました。

【攻防・終盤国会】「カジノより被災者を助けて!」 自由・山本太郎氏らIR実施法投票時に垂れ幕

カジノを含む統合型リゾート(IR)実施法が成立した20日夜の参院本会議で、自由党の山本太郎、森裕子両氏と参院会派「沖縄の風」の糸数慶子氏が投票時、壇上で「カジノ…

(産経ニュース)

 これに抵抗した自由党だのの野党連中がパチンコそっちのけの依存症論争を仕掛ける間抜けぶりに加え、西日本大水害被災者をダシに国会内で破壊活動行為に及ぶ致命的な莫迦っぷりをさらして終わった(懲罰対象に挙げられた)ことは、誠にわが国の不幸としか申しようがありません。立法権力や地方行政権力の阿呆を止めたいのに、そこには阿呆しかいないのです。

 安倍首相との関係を特定できないと初めから分かり切っていた「二つの学園問題」に固執した顛末が、肝心要の疑惑を指摘しない欺瞞に満ち満ちた野党と報道権力の腐りきった現状に表れています。

 私の親しい某欧州政府関係者は、例えば東京や大阪のカジノに行くかと尋ねて「入場料を取るような変なカジノになんぞ絶対に行かない」と答えました。これは一意見でしかありませんが、一体誰が喜ぶ、得をするカジノを作る気なのでしょうか。

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『府知事は誰と握ったんや!』に6件のコメント

  1. 心配性@我は蛮夷なり:

    >本来何の関係もない「大阪万博招致」の公式パートナーに、米国のドナルド・トランプ大統領のスポンサーであるシェルドン・アデルソン氏経営のラスベガス・サンズだの、カジノホテルチェーン大手のシーザーズ・エンターテインメントだのが既に名を連ねています。

    非常に困惑したことを覚えていますが、以前「TPPは安全保障上重要」という意見をよく聞かされました。

    そのうち「カジノも安全保障」と言い訳けし出すかも知れません。

    「ギャンブル依存症」と言いますが、その多くは「パチンコ依存症」だと思います。
    そもそも日本は、「生活保護受給者の『パチンコ通い』は是か非か?」という馬鹿みたいな議論を真面目にテレビでやる、頭のいかれた国です。
    生活保護を受けたり、借金を抱えたり、家庭が崩壊しているにもかかわらず毎朝パチンコ店の前に並んでしまうのは、治療や入院を必要とする深刻な病です。

    【ギャンブル依存症のリアル】「まるで覚せい剤のよう…」どっぷりハマった夫婦の実話
    http://gendai.ismedia.jp/articles/-/41233

  2. あき:

    山本太郎・こいつ最初(ダンス何とか?いうのに出てる頃からです)から大嫌い!本当に虫唾が走るほど嫌いです。 俳優(?)だけやってればいいのに、政治家にしゃしゃり出て、また糞阿呆な連中が投票(これも選挙違反すれすれ、かなり黒では無かったでしょうか)するから呆れて物も言えない。  この屑野郎が、俺良い事言った~みたいなポーズを取るのも、また、そんな小手先のパフォーマンスにすぐ踊らされる連中もムカつく。  顔が腫れて本当に見た目も気持ち悪い、あの作り笑いが汚らわしい。

     こんな低レベルの阿呆共に敗ける、信頼されないのが今の自民党ですよ、少しはまともな政策してくれです(朝鮮半島とは断交してくれ)・ま、どうせ何とも思って無いでしょうけど。

  3. ななしさん2:

    外国人観光客からは入場料取らないんではなかったでしょうか?
    それに、カジノのノウハウは今の日本にはないんだから、
    まずは外国資本で、外国人(だけ)に喜んでもらう施設を立ち上げるということに、
    私はそれほど怒りを感じません

  4. まつ:

    ↑ななしさん2へ
    日本在住の外国人からも入場料は取ります。ここででてきた「某欧州政府関係者」は日本在住の方なのでしょう。取られるほうの外国人ですね。内容はよく読んだほうがいいですよ。
    それにカジノは日本人も喜ぶ施設にされます。外国人観光客限定とはなりませんね。これは報道というか法案をよく読んでコメントしたほうがいいわ。
    怒りを感じるかどうかはあなたの勝手ですがノンキすぎてこれ以上言葉も出ない・・

  5. ななしさん2:

    だから、日本在住の外国人からも入場料を取る、日本人からも取る。わかってますよ?
    それにカジノだから、(ラスベガス式なら)ドレスコードもあります。充分とは言えないが、依存症への防御手段にはなりますよね。少なくとも公営ギャンブルやパチンコよりはるかに敷居は高い
    それでなぜ日本人も喜ぶ施設になるのですか? ばかばかしくて行く気にならない、が一般人感覚です
    慎重に運用すれば、今の異常なギャンブル大国からの脱出手段として、それほど悪くない。私はそう考えますが、言葉も出ないほどひどい意見ですか?

  6. ななしさん2:

    失礼を承知で連投致します
    カジノのあるべき姿は施設付近の人は入りびたる気にならない、しかし観光客はついでだから一つ遊んでみようかという気になることかと思います。観光ついでの散財は依存症にはなりません
    だからこそ、アジアの適当な博打場ではなく、本式のノウハウが必要になる
    パチンコ反対派の人がよく勘違いして韓国を見習えと言いますが、
    韓国におけるパチンコは李明博がソウル市長時代に立ち上げたカジノ特区であるということです
    パチンコが害悪だから追放したのではなく、胴元として一儲けをたくらんだがうまくいかなかったという、誠に下世話な話にすぎません
    賭場を開けば客が来る、そんな単純な話ではないから、知恵がいる。外国資本の参入が必要と私が考えるゆえんです

    遠藤さんは私と違って政治家の事情もご存知ですから、もしかしたらこちらのあずかり知らぬ黒い動きを念頭に警鐘を鳴らしておられるのかもしれない。しかしこのエントリーから読み取れる限りで、その危機感を共有することはできないので、私は「それほど怒りを感じない」と申しました。頭から罵倒されるほどの感想ではないと思います