ついに単純労働にも外国人

皇紀2678年(平成30年)5月31日

外国人、単純労働にも門戸 政府案「25年に50万人超」

 政府が検討している新たな外国人労働者受け入れ策の原案が29日、明らかになった。日本語が苦手でも就労を認め、幅広い労働者を受け入れるのが特徴だ。2025年ごろまでに人手不足に悩む建設・農業などの5分野

(日本経済新聞 電子版)

 日本經濟新聞社なんぞは、かつてわが国企業の中共進出をさんざん煽ったような調子でこれに賛同しているのかもしれませんが、私は外国人労働者の大量受け入れについて、これはもはや単なる労働力として物のように輸入される外国人の人権問題だと申して反対してきました。

 また、傲慢な西欧先進国が過去に進めた植民地政策の亜流であり、高度人材輸入を打ち出した政府に対し、現状でも特に都心ほど二十四時間営業の店などで外国人留学生などが働かされていることもあって、常に単純労働への拡大を警戒してきたわけですが、やはり最悪の想定通りに政府が動いたのです。わが国はいつの日か必ず、現発展途上国の人びとから「日本で搾取された」と非難を浴びることになるでしょう。

 以前にも申しましたが安倍晋三首相は、批判の多い「移民」という言葉さえ使わなければ同じことをしてもよいと思っているのかもしれません。この一点をもってしても既に保守派の支持を失うに十分だというのに、どうしても各種経済団体やその(竹中平蔵氏の類いの)取り巻きから要請されるがままに残酷な政策を推し進めています。

 彼らの要望は、少子高齢化に伴う人手不足が原因なのですが、これは確かにさまざまな業種で深刻です。そんな中、第二次安倍内閣の発足以降、大学新卒者就職率が九十八%にも達しました。単に少子化だからということではなく、企業が人を欲しているからです。

 しかしこの数字は、就職活動から離脱した人を省いたものでもあり、その後の離職者の多さを考えますと、安倍内閣が誇る就労に関する数字の全てに或る現下日本の問題が浮かび上がります。それが教育の問題です。

 安倍首相は、教育を語ってきた政治家ですが、実際には文部行政に何ら大鉈をふるってはいません。前川喜平前事務次官のような対日ヘイトスピーチ(反日)活動家が潜む三流省庁にメスを入れられず、日本教職員組合(日教組)を批判する割には、その解体を主張する私たちに首を縦に振りつつまるで何もしないのです。私たちの要請には、何も応えてくれません。

 個人の自由と権利が「国家主権」と結びついた現行憲法(占領憲法)教育を推進してきたせいで、就労に対する日本人の意識、もっと申せば「はたらく」ことの意味、働く人と働いてもらう人の意欲、これら全てが消え失せたのです。

 偉そうな「客」だらけになった店で働きたいと思う人はいなくなって当然であり、そんな人がまた自分もどこかで偉そうな客と化し、ギスギスしたわが国で少子化の勢いを超えて人手不足が始まりました。無気力にして無知な日本人が韓国人や中共人の意欲的な若者に就職活動で勝てなくなるのは自明の理であり、いくつかの企業は以前から外国人を欲しがるようになっていたのです。

 わが国の人手不足の問題を解決するのは、まず教育であり、少子化対策に内需回復が一策なのは申すまでもありません。とはいえ経済の話しかしない不健全な政策論争は、そのままわが国の貧困を表し、教育の話がまるで出ない不健全に誰も気がついていないことこそ問題です。

 そして、私たちの日本は、とうとうこんなことになってしまいました。それが……

■第7回 救国の提言講演会<関西>
 日時 平成30年6月10日(日曜日) 午後13時30分(10分前開場)
 場所 神戸市勤労会館3階
(地図は施設概要を参照)
■第8回 救国の提言講演会<東京>
 日時 平成30年6月17日(日曜日) 午後13時30分(10分前開場)
 場所 文京区シビックセンター3階
(地図は案内図を参照)

~第7・8回 共通の項目~
 内容 ニュースの見方講座「韓半島・中共・米国と日本」
    政治の話し方講座「陳情ってどうやるの?」
 参加費 1,000円(資料代・お茶代・お茶菓子代込み)
 申込み 参加お申し込みページより
     ご氏名、参加人数をお知らせください。

 経済協力開発機構(OECD)加盟三十五カ国の最新統計で、外国人移住者(流入者)が前年比約五万五千人増によって世界第四位にまで上昇してしまいました。わが国は、もう「移民大国」に堕ちたのです。

 米国や英連邦加州、豪州などはそれでも構いませんが、第一位の独国と第三位の英国、そして第四位の日本らは、本来移民国家ではありません。私たちのしてしまっていることは、新世紀型植民地政策であり、発展途上国から労働者を輸入して搾取する手口です。皇民化政策をとった先人たちが否定した間違いの次世代型政策に、とうとう完全に安倍内閣は手を染めてしまいました。

 どうか「国民の声」を自民党の政治家たちに届けてください。お願いします。

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『ついに単純労働にも外国人』に4件のコメント

  1. 心配性:

    現在も事実上の「単純労働者」(低賃金労働者)である「技能実習生」が、何万人も日本で働いています。
    私の地元でも、最近ベトナム語が多く飛び交っています。

    25年度までに50万人の「単純労働者」を受け入れるという事ですが、「安い労働力」の導入に伴い、工事現場や介護の現場で働く日本人労働者の賃金が引き下げられ、彼らの生活が苦しくなることはないでしょうか?

    日本人介護士が集まらなかったり、疲労困憊状態でフラフラになりながら働いている背景には、「お給料が安い」という問題もあるでしょう。
    「賃金引き下げ競争」に拍車がかからぬよう祈ります。

    それから、この度成立した「地域大学振興法」も心配です。

    東京23区を対象に、2027年度末まで「日本人学生を増やしてはいけない」とする一方で、「留学生」はジャンジャン増やしてもよいという法律ですから、30年後の東京は、白髪のご老人と外国人だらけの街になっているかも知れません。
    それはともかく、「地域振興」や「少子化対策」とは、そういった「付け焼刃」的なやり方でよいのかどうか。

    バブル崩壊後の失われた何十年の間に、「少子高齢化」が増々進み、地方も東京も「ご老人だらけ」になりました。
    この間、子供好きで、沢山お子さんをもうけたいという若いご夫婦が、なぜ「出産」を躊躇い、結局1人ぐらいしか産む事が出来なかったのか、という事を考えるべきです。

  2. あき:

    もう、安倍晋三の売国ぶりには呆れるばかりです。  それに、自分で指名したか知りませんが、パソナの竹中平蔵・こいつとの癒着これは異常でしょう、内閣が此処まで癒着しているのに絶対にそれをメディア関係叩かないんですね。
    後進国、反日特亜を大量に連れてきて、日本で日本語教育??馬鹿としかいいようが無い。
    何か、まだ、自民党だの、安倍晋三だの擁護したり、仕方が無いだの言ってる連中は日本から出て行って欲しいです。 彼らのせいで日本が疲弊してるんです。

    あんなに欧州の移民弊害の轍を踏まない様に訴えたけど、安倍晋三自民党・真の売国奴でした。
    桜井誠さんの、ラジオ放送・生放送以降も聞けますから聞いてほしいです・解りやすいですし、本当に雑学も含め幅広い識者で本当に楽しくて為になります。 
    腐った反日特亜敵国人、在日朝鮮人反日極左達を擁護するためのとっかかりが、ヘイトスピーチ云々などです。 欧州の様に、移民が~とかも言わせない様にしたいのです。
    欧州でも、流石に、糞移民の暴動暴力生活保護など食い潰し、文化習慣の押し付け、これら我慢の限界で、どんどん保守系、右傾(別に右傾とも思いませんけどね、当たり前の事)政党が台頭してます。

    日本は、後追いで、移民災禍をわざわざ、自民党経団連などで呼び込んでいます。
    こんな事は絶対に許してはいけません、かなり、もう危険です、安倍自民もかなりバレて来たので動きを加速してるんです。 自民党員は自分達も餌に出されている事を自覚して欲しいです、在日朝鮮人支那党員は喜んでるんでしょうけど。

  3. miku:

    私は安倍晋三が大嫌いなのですが、それは遠藤様もおっしゃる通り、移民を高度人材という言葉で国民の批判を避ける姑息さです。移民を入れたいなら、正々堂々と移民を入れたいと言えばいい。どう判断するのかは国民が決めることであり、判断させないためのごまかしは許せない。
    安倍晋三という男は、歴代総理で最も外国人を受け入れた総理であり、最も日本経済を停滞させた男であることは事実です。保守派の人は少しでも安倍総理を批判するとすぐに激昂するのですが、事実を淡々と見れば、安倍晋三が「売国奴」であることは明白。まともな政策ももちろん打ち出していますが、そんなことは当たり前じゃないですか。仕事なのですから。
    案の定消費税10パーセントを打ち出しましたね。これで日本はまたデフレが継続され、プライマリーバランスの黒字化目標がある限り、ゼロ成長。着々と発展途上国化するのでしょう。

  4. やす:

    これは移民政策を通り越して民族浄化と言った方が良いのではないでしょうか
    支那がチベットやウイグルでやったような血が流れることはなくても結果的には同じであり、外国人を受け入れれば当然その家族も入り、その子供がどんどん日本人と交じり合い、純粋な日本人が減っていくことで、シラス国として2700年近くの歴史で培われてきた伝統文化の上に作られた我々のDNAが破壊されることを意味します
    今のデフレ不況の中で賃金が上がらない状況であっても、なんとかやりくりしようと頑張れるのは日本人だからであり、外国人も同じように働いてくれると甘く見ているのだろうけど、ずっと不景気に耐えていられるほど、外国人は甘くありませんし、必ず待遇に不満を訴える外国人が続出するのは明らかです
    そうしてどんどん国内が混乱し、その期を支那が見逃すはずがありませんし、米国は当てにできないでしょうね
    人手不足なんてデタラメで、完全失業者で十分穴埋めできることを隠して民族浄化政策を進めようとする自民党は本当に許せませんが、そのことを指摘せず森加計を呪文のように唱えて日本に呪いを掛けているとしか思えない極左野党支那工作員日本支部は一日も早く潰すべきです
    過激なことを言えば、日本の未来のために反日政治家の処刑もやむ無しではないでしょうか
    明治から始まった議会制民主主義をやめるべきです