悔しいが福田元首相発言は
四年前の平成二十六年二月七日記事で私は、情報の一つとして「安倍首相は、消費税率の引き上げ後の経済対策を優先しており、実は報道各社が煽っているほど憲法問題への取り組みを急いでいません」と申しましたが、彼はもはや現行憲法(占領憲法)を改正する必要はないと思っているようです。
福田康夫元首相は、かつてわが国では受けられなかった政治家としての高い評価を中共共産党から受けて以来、すっかり心酔して対中売国に至ったのですが、一貫して対米売国だった小泉内閣の官房長官を長く務めただけあって、占領憲法をめぐる自民党内の事情を冷静に見つめる能力だけは有しています。
やはり一貫した従米姿勢の安倍晋三首相が安全保障関連諸法の成立を急いだのは、手続きが煩雑すぎる占領憲法の改正を不要にするためであり、何度でも「憲法問題」を提起して自民党が「政党としての商売」を成立させる意図がありました。つまり、いわゆる「改正するぞ集金・集票」「改正に待ったをかける集金・集票」を永遠にやれる、と。安倍首相を誹謗中傷してまでわめき散らした野党各党も、本音では大喜びだったに違いありません。
残念ながらと申しますか、福田元首相の発言内容はほぼその通りです。安倍首相も本気にしていない改正論議を、いわば「その程度のもの」と評しました。
だからこそまともな憲法論議が必要だと申しているのです。
皇紀2678年(平成30年)3月1日 10:14 AM
習近平国家主席や文在寅大統領は、自身の「独裁」色を強める為に「改憲」を行うのかも知れませんが、安倍総理の‶なんちゃって改憲”は、「小手先」であり、単に「歴史に名を残したい」だけであり、あわよくば「保守票を集めたい」という下心によるものだという事は、右派も左派も気が付いています。
もう、「改憲」はいいですから、「国益」を重視して上手く立ち回っていただきたいと、それだけを期待します。
ところで、「原油流出」の件ですが、いつまでもボランティア頼みではまずいのではありませんか?
単に「環境」に悪影響なだけではなく、今後の選挙など、「政治」にも影響が出てくると思います。
鹿児島、沖縄の油漂着24島に被害 発生1ヵ月 回収も処分も難題
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/397562/
沈没タンカーの油、東北沖まで拡大の恐れ
http://www.sankei.com/affairs/news/180203/afr1802030019-n1.html
皇紀2678年(平成30年)3月7日 6:28 AM
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