市民団体と会うわけない!

皇紀2678年(平成30年)1月28日

国会で「無敵」の安倍首相がノーベル賞受賞者との面会拒んだ裏事情

 衆院本会議で22日、施政方針演説を行った安倍晋三首相。「働き方改革」、北朝鮮の核・ミサイルの脅威に対する防衛力強化の方針を示した上で、国会の憲法審査会で改憲案の議論を深めるよう与野党に促した。安倍首…

(AERA|朝日新聞出版)

 読者の方から推挙された東京都議会の川松真一朗議員のツイッターを拝見しましたが、小池百合子知事が新年度予算案の公式発表前に六十五もの特定団体へ原案を漏らし、挙げ句に口止めを厳命する文書まで配布していた問題を確認しました。私に目を通すよう勧めてくださった読者の方にお礼を申し上げます。

 小池都知事は、さんざん「しがらみのない政治を」といって票を稼いできたくせに、特定団体へ予算案を事前漏洩するとは、予算のつけどころなどに特定団体との黒いやり取りがあったことを想起させます。

 これは、かつてない類いの不祥事であり、疑獄事件への発展も否定できません。あまりにもわずかな側近だけ(二人だけ?)で「ブラックボックスのような都政」を進めてきた小池都知事の悪事がいよいよバレるでしょう。

 政治家が気をつけなければならないのは、偏った人脈の露呈であり、支持団体など或る程度は仕方がないものの少なくとも私は、ここ数年にわたって政治家と一緒に写真を撮ったり、撮ったとしても公表したりはしません。わざわざ関係を誇示して自分を大きく見せようとしたのが学校法人森友学園の人びとでした。

 それによって政治家がのちに追い詰められかねないこともあり、安倍晋三首相と側近たちが最近気にしているのは、特定団体に肩入れしたと思われるような面会要請の扱いです。

 朝日新聞出版の雑誌が十八日記事の前段で申したことをまだグズグズいっているようですが、結局は「裏事情」の説明にも何もなっていません。本当の事情は、過去に北朝鮮との関係を指摘されたことまであるピースボート関係者から面会要請があり、これを受けることが政治的に「極めて危険」と扱われたことです。

 安倍首相は、もちろん一衆議院議員ではありませんから、右派系市民団体とも面会しませんし、まして対日ヘイトスピーチ(反日)団体とも面会しません。核不拡散の想いとは別に、特定反日団体の共同代表が運営委員の団体とは、とても面会できないのです。

 そうさせたのは、むしろ安倍首相と日本会議などとの関係をやかましくいった反日団体と報道権力であり、いわば「裏事情」とは、彼らのせいで核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)事務局長とも面会できなくなってしまった(繊細な問題にされてしまった)ことにほかなりません。

 自らの行ないの過剰を顧みない「ペンの暴力団」に、核不拡散そのものを語る資格などないのです。

スポンサードリンク

『市民団体と会うわけない!』に3件のコメント

  1. 心配性:

    全員ではないでしょうが、どうも、広島や長崎をまともに訪れた事すらない組織の関係者らが、ノーベル平和賞をもらってしまったようです。

    「訪れた事すらない」と言えば、こちらも気になりますね。

    私の勘違いかも知れませんが、新大久保の韓国系住民は、比較的最近来日したニューカマーが多いのではないでしょうか?
    テレビなどで拝見しても、日本語がたどたどしい若い方々も多かったように思います。

    なぜか「新大久保は、壮絶な民族差別に耐え忍びながら、戦前から代々住み続ける古参の人々が多く暮らす街」といった誤解が広まっているように思いますが、大丈夫でしょうか?
    欧米人は、「日本人が少数民族(韓国人)を迫害し、壮絶な虐待を加えている」というストーリーが大好きなのであって、事実にはあまり興味が無いのかも知れませんね。

    なぜ日本のメディアは取り上げない? 全米で話題騒然の小説『パチンコ』
    https://courrier.jp/news/archives/110308/
    >韓国から日本への移住者が急増したのは20世紀初頭。日本の帝国主義政策により、1910年に朝鮮半島が併合されたのがきっかけだ。彼女と会った新大久保に住む多くの“zainichi(在日朝鮮人)”も、当時日本に移住して来た人々の末裔である。

  2. やす:

    無能小池ファースト都知事の無能ぶりに見事に付け込まれた結果ではないでしょうかね
    彼女に予算を組む能力はありませんし、どうせろくでもない側近達に任せきりなのは容易に想像できます
    何度でも言いますが、こんな無能な都知事を生み出したのは300万人の東京都民であり、一刻も早くリコール活動でもなんでもして責任を取ってもらいたいですね
    昔でしたら彼女が今までやってきたことは死罪に値します
    どうせこの件で彼女を追及しても、側近達が勝手にやったことだと逃げるに決まってますし、反省という言葉を知らない支那スタンダードを地で行く緑の妖怪に何を言っても無駄ですので、東京都民のリコール活動で一刻も早く都知事から引きずり下ろすしか方法はないと思います

    安倍総理とその側近一同が面会の扱いに困るのは反日活動家のペンの暴力もそうですが、そのことを後押ししたのは間違いなく国民であることは確かで、その根本にあるのは明治から始まった「四民平等」というエゴだと思いますし、それが今では男女平等 男女同権といったトンでもないものに化け、少しでもエコひいきと思われるものに過剰反応するといった莫迦なことが起き、またそれをうまく煽るペンの暴力というのが今の現状なのでしょう
    差別はいけませんが、人は皆違うということを教育で理解させていくしか、このような幼稚な現状を変えることはできないでしょうね

  3. 日本女性:

    遠藤様

    ご多忙にもかかわらず、川松真一郎都議のツイッターをごらんいただき、ありがとうございました。貼ってあった動画は都議会自民党の秋田一郎都議がマスコミのぶら下がりに答えていたものです。

    昨年、小池知事が400億円削減したと自慢していましたが、単にグリーンボンドなるものに付け替えただけと議会で曝露したのは川松都議で、それゆえ都議選のときには徹底的にマークされ、スレスレで当選しました。都議会自民党最年少の議員ですが、非常に頼もしい都議です。

    衆院選後、知事の露出は極端に減りました。今回の予算の私物化による自身の影響力拡大は小池知事の終わりの始まりであることを願っています。さもないと、東京も日本もめちゃめちゃになります。