司法権力の暴挙こそ許すな

皇紀2677年(平成29年)12月30日

“裸体投稿”の高裁判事が女子高生殺害事件で無配慮ツイート 「被害者への尊厳、全くなし」と遺族が厳重処分要望

東京都江戸川区の自宅アパートで高校3年だった岩瀬加奈さん=当時(17)=が殺害された事件に関し、東京高裁の岡口基一(きいち)裁判官(51)がツイッターで配慮のな…

(産経ニュース)

 日韓外交に関する報道に圧倒されて吹き飛ばされた感がありますが、元オウム真理教信者の菊池直子被告に対し、最高裁判所が無罪判決を下したことには、呆れかえった方も多いはずです。

 最大の争点だった「運搬したものが人の殺傷に使用される可能性を被告が認識していたか」という点に於いて、裁判員裁判だった一審は、当時の状況から当然有罪とし、しかし二審で、この声をまたも司法権力だけでひっくり返してしまいました。

 最高裁は、裁判員裁判の一審判決を「過剰な推認」とし上告棄却、すなわち二審判決を確定させてしまったのですが、これまで司法権力による「過剰な推認」がどれほどあったか、また当時のオウム真理教内部の様子からしても被告が殺傷の可能性を認識しなかったとする「過剰な推認」は、被告が長期に及んで逃亡していたことと併せ、一体どこにその根拠があるのか、私は被害者でも被害者家族でもありませんがまるで納得できません。

 現行憲法(占領憲法)下、憲法裁判所軍事裁判所も持てない(それぞれ占領憲法第七十六条、第九条にその存在が違反するとされた)わが国は、最高裁が憲法違反か否かに関わる案件を扱いますが、三権分立に従い、司法判断に立法も行政も口を挟まないことになっています。

 ところが、ここでもたびたび取り上げてきましたように、これほど司法権力がおかしなことになってきますと、司法が立法や行政に「お前たちは悔い改めよ」というくせに、司法だけが立法にも行政にも「寝言(腐った判決)は永眠してからあの世でいえ」と決していわれずに済むというのは、あまりにおかしいでしょう。

 そうしているうちに裁判所は、対日ヘイトスピーチ(反日)の活動拠点と化し、おかしな活動家が裁判官や弁護士を目指して権力に侵入、今日の有り様を生み出しました。

 国家衰退の始まりは、法の公正且つ適性な運用が行われていないのではないかという多くの国民の不信を買うことであり、警察等の不断の努力で刑法犯検挙件数が減少の一途を辿っているにもかかわらず、わが国の将来は不安視されています。

 慢性化したデフレーション、少子化、国体(祭祀)の崩壊(分かりやすく申しますと「わが国らしさが失われ始めているのではないか」という不安)、東亜の周辺事態、といった不安材料はほかにもありますが、司法の腐敗は致命的です。

 今後一層、私たちが目を光らせ、批判を恐れないことが重要になりました。よく覚えておいてください。

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『司法権力の暴挙こそ許すな』に6件のコメント

  1. きよしこ:

    菊池直子の件はよく分からないので言及は避けますが、司法の怠慢というか傲慢というか横暴というか、明らかに間違った態度は日本相撲協会と酷似しています。貴乃花親方への「理事解任」という処分が妥当が否かはともかくとしても、自らに対しては「減給」という実質「処分なし」と言える甘すぎる対応から見ても明白です。池坊だか木偶の坊だか知りませんが、「ステッカーを作って各部屋に貼るべき」「相撲協会は法律より上」などというまさに「意味不明な供述」を平気でできてしまう人間が教育行政に深く携わっていたのですから我が国の将来が「漠然とした不安」に包まれるのもむべなるかなといった感じです。

  2. アンチレッド:

    司法関係については前から言われてますが、「加害者の人権ばかり重視されて、被害者の人権が軽視されすぎている」と思います。
    これは何も司法の現場だけでなく、日本人拉致被害者の人権を完全に放置しておきながら、在日朝鮮人の人権などという話がまかり通っている日本社会全体の話でもあると思います。
    また反天連デモという明らかな憲法違反のデモが、警察に厳重に保護されて靖国神社と皇居の近くで堂々と行われているが、異常でしょう。
    反天連デモで揚げられていた日本人に対する否定的な文言が、法務局で人権侵害なしと判断されました。

    これに対し一国民のささやかな抗議として、

    法務局オフィシャルブーメラン(ミニ)

    朝鮮人が大嫌い。
     朝鮮人の思考性格が嫌い。
      朝鮮人は気違いだ。
       朝鮮人を許さない。
        朝鮮人なんか滅べ。
         朝鮮人が大嫌い。
        朝鮮人の思考性格が嫌い。
       朝鮮人は気違いだ。
      朝鮮人を許さない。
     朝鮮人なんか滅べ。
    朝鮮人が大嫌い。

  3. 日本人:

    現在の日本はGHQ時代と大して変わらないと思います。
    なぜならGHQ時代の政策そのままだからです。
    三国人特権→在日特権
    敗戦国日本人イジメ→増税、外国人優遇
    墨塗り検閲など→マスゴミ反日偏向、NHKの異常な権力
    日本弱体化→少子化、モラル低下、技術低下、若者投資をせず
    公職追放→二重国籍議員、在日議員など
    継続していたか以前に戻ったかは判然としませんが名称が変わっているだけです。
    沖縄での外国人勢力や反日議員の活動も本来普通に逮捕や排除は出来るはずですが(内政不干渉原則)出来ないのは日本政府に権限が無いと考えます。(独立国通名)
    戦前は、(最・外・内)天皇→帝国政府or軍→日本国民
    戦後は、在日米軍(最)→日本行政or政府(外・内)→日本大衆or天皇
    最=最高決定権、外=対外主権、内=対内主権
    力関係だけで見るとこういう形態だと思えます。(ただし文書等証拠は当然ありません)
    講和条約で元に戻った印象がありますが全然戻っていません。(台湾の処遇未決定)
    第一戦後賠償は講和後にスタートし法的に終了規定もないので連合国がいいと言うまで終わりません。東南アジア各国は個別に終了させたようですが。
    在日米軍がいるのは賠償金支払いの目付け役もあると思います。(ODA通名)

  4. 心配性:

    少々気になった事があります。

    本日の読売新聞の一面はこれです。

    「痛惜の念」陛下の意向…90年の盧氏来日時
    http://www.yomiuri.co.jp/national/20171229-OYT1T50085.html

    他に関連記事も掲載されていますが、例えば、陛下は韓国ご訪問を望まれているが、環境が整わず実現していないといった内容です。

    両陛下の「ご訪問」に関しては、日韓両国で「待望論」が持ち上がっているようで、既に複数のメディアが報じているところです。
    「日王が訪韓したいのならすればよいが、‶直系先祖”の武寧王陵の前で祭祀を行え」といった主張がメディアで報じられた事もあり、頭が痛いです。

    そのような中、またぞろ、英国主要メディアなどが「性奴隷 20万人強制連行」を大々的に報じているようですが、そろそろ歪曲報道をやめてもらいたいものです。
    海外メディアは「天皇の謝罪」に大きな期待を寄せているのかも知れませんが、例えば、エリザベス女王陛下は世界中に謝罪しておられますか?

    非常に不本意ですが、世界の目を覚ますには、半分ヤケクソで、アメリカの大統領に天皇を選んでもらうというのはどうでしょうか?
    戦後の皇室は、アメリカによって財産が没収され、大勢の皇族方が皇室から追放され、人材の派遣によって皇族方の「意識改革」がなされので、「戦後の皇室はアメリカが作った」という事ができるかも知れません。
    世界はびっくりして、初めて慌てふためくでしょうが、それでよいです。

  5. miku:

    諸悪の根源である日弁連は(も)在日朝鮮人に汚染されてます。結局のところ、日本の戦後の諸問題はほとんど全てが「在日朝鮮人」によるもの。と言って差し支えないと思います。
    ご存知でしょうが、「余命3年時々日記」さんのところで、懲戒請求と外患誘致罪の告発を行っています。外患罪は平時には使えませんが、いざ有事が起これば・・と期待しております。

  6. あき:

    オウムの時破防法?ですか、なぜ発動しなかったのか!と殆どの日本人は思ってるのでは?私はオウム幹部は全員死刑が妥当、他も死刑かな、やっぱり。  それくらいの事件でしょう?アレフ?でしたか、残してるのは馬鹿ですし、こいつらの活動資金財産全部被害者に分配すべきだと思う。
    法曹界の腐敗ぶりには恐怖を覚えます、こんな連中が人を裁く・絶対許せない。
    此処まで社会の歪みが、広がって本当に愕然とします。 
    裁判では、何かわざと犯罪者を無罪にして、喧嘩売られてる様に感じてます。 批判が多いとNHKが擁護番組作ったり、異常としか言えない。  
    今迄左翼人権屋が、綺麗事言ってきて黙らせてある程度浸透強制に成功したら、弾圧封殺暴走・実際日本人にだけヘイト条例だ何だで、日本人は外国人に何を言われてもされても無視です、自分は関係無いとかそういう人は口が悪いから~とか一部馬鹿な日本人が利用されて本当に困りものです。