官僚主導政治に戻す気か!
この話は、何となく聞いていました。実際にやられたのは、外信部の三井美奈編集委員だったようですが、はっきり申し上げてこれが現行憲法(占領憲法)外交の限界を表しています。もう骨の髄まで「占領軍(米軍)のほうしか見ない行政の癖」がついてしまっているのです。国民のための公務などしていません。
この現実に疑問を持ち、静かに闘っている官僚もいますが、三井編集委員が締めくくった「日本はいつまでも東京だけを向いた公報では困る」との言葉は、まさにその「癖」を厳しく指摘しており、産經新聞社が「歴史戦」と銘打ったシリーズに取り上げた全ての対日ヘイトスピーチ(反日)は、わが国自身が招いたものでした。
かつてわが国を代表する某一般用医薬品メーカーの社員が「竹島は日本の領土」と即答できなかったのは、政府が国民にすらその正しい認識を公報していなかったせいにほかなりません。ですから当時の私は、その様に激怒する保守層に向かって「この社員は仕方がない。日本政府の責任問題だ」と指摘しました。
そう申したからには、政府が島根県隠岐郡隠岐の島町竹島の公報を充実させるよう(私のような者が前に出る声が大きいだけの政治活動ではなく)各方面から政府に働きかけてほしいと求めてまいりましたが、私が東京で講演をした十月二十九日、ようやく内閣官房のホームページに領土関係の教育資料(二点)が掲載され、竹島がわが国の領土であることを教育する小・中学校学習指導要領改正(本年三月)と連動させ始めています。
占領憲法に忠誠を誓うことで職に就く官僚たちは、先述の通り骨の髄まで「国益を考えてはならないとする行政」につき従うか、或いは公務に対する想いを持って少しずつ抵抗しながら進むかしていますが、総じてさまざまな(行政の判断で可能なものに関して)提言をしてもなかなか実現してくれません。
だからといって私も決して諦めませんが、立憲民主党の枝野幸男代表がごね始めた「首相の解散権の制約」については、まるで突如衆議院解散に打って出た安倍晋三首相のせいで民進党が空中分解したかのようないい草であり、何度でも申しますが枝野代表代行(当時)自身が前原誠司代表(当時)を引きずり降ろして民進党を守れなかった失態を卑怯にも隠しています。
何のことかと申しますと、首相の解散権に制約を設けてしまえば、一方的に官僚主導政治が進み、枝野代表らがさかんにいってきた「政治主導」の逆を行くのが見えているのです。それほど簡単なことにも気づかず莫迦げた憲法論議の条件を突きつけるのは、議論そのものからの逃避としか思えません。長妻昭代表代行といい立民党は、女性絡みの醜聞ばかりで「何もしない人」たちなのです。
わが国の主張を海外に届けなくてはならない、いや、もはや戦争になっている時に、これほど何もしない人たちの意見など聞いていられません。自民党には、杉田水脈衆議院議員がいます。杉田代議士とともに連合国(俗称=国際連合)の場で闘った当時外務省の松川るい参議院議員もいます。
そして、私たち国民の大きな後押しがあって初めて闘いが始まるのです。
■11.25「第六回 救国の提言」■
平成29年11月25日(土曜日) 大阪駅前第二ビル5階で開催決定!
詳細は、後日お知らせします。皆さんのご参集を心よりお待ち申し上げます。
皇紀2677年(平成29年)11月2日 10:20 AM
>首相の解散権に制約を設けてしまえば、一方的に官僚主導政治が進み、枝野代表らがさかんにいってきた「政治主導」の逆を行くのが見えているのです。
政治主導も問題が無いとは言えませんが、政治家たちの「顔」が見える分、まだ分かり易いとは言えます。
気に食わない政治家は、選挙で落選させる事も可能です。
一方、「官僚主導」については、省庁のお役人たちが、「利権闘争」に明け暮れ、国民や政府を巻き込もうが、天下りを行おうが、全く「顔」が見えません。
仮に、外務省の中国寄りのグループや、ロシア寄りのグループや、アメリカ寄りや、韓国寄りのグループが、我が国の「国益」を損ねる動きを見せたとしても、「首謀者」の「顔」が見えません。
「腐敗官僚」を選挙で落とす事もできません。
「顔」が見えない分、「政治主導」よりも悪質と言えます。
それから、話はそれますが、猟奇殺人の被害に遭われた方々やご遺族の方の苦しみを思い、胸が張り裂けんばかりではありますが、先生方の「スキャンダル」も別の意味でかなり深刻です。
立憲民主党は、身体検査もそこそこに立ち上げられた政党なのでしょう。
現場を見ていないので何とも申せませんが、マスコミの沈黙が不気味です。
また下半身スキャンダル疑惑の立民・初鹿明博衆院議員 「強制わいせつはしていない」 記者団とのやりとり全文
http://www.sankei.com/politics/news/171031/plt1710310057-n1.html
皇紀2677年(平成29年)11月2日 10:53 AM
ユネスコといえば、こういう事があったようです。
しまった!韓国、「テコンドーの原型」遺産登録で北朝鮮に先越される
http://sp.recordchina.co.jp/newsinfo.php?id=195665&ph=0
>北朝鮮が今回の登録申請において、「『武芸図譜通志』が現代北朝鮮のテコンドーの原型になった」など、学界で認められていない内容を強調した点も、韓国で問題視する声が上がっているという。
wikipediaには、「日本の松涛館空手をルーツとしており、空手と比べて多彩な蹴り技が特徴」などと書かれているようです。
確か、今では、韓国のテコンドー関係者らも「空手」がルーツである事を認めていたと思うのですが。
何度も申しますが、「親しき中にも礼儀あり」ですから、仮に韓国側が事実に基づかない宣伝をしている場合は、勇気を振り絞って「事実ではない」と指摘しなければなりません。