安倍政権が危険水域に…

皇紀2677年(平成29年)7月11日

【閉会中審査】加戸守行前愛媛県知事が前川喜平氏に反論 「ゆがめられた行政がただされた」

学校法人「加計学園」(岡山市)の獣医学部新設計画をめぐる参院の閉会中審査が10日午後、衆院に続いて始まった。参院では参考人として、衆院で答弁した前川喜平前文部科…

(産経ニュース)

 昨日記事までは、実は八日の仕事終わり(深夜)に配信設定したもので、九日に複数の行政および報道関係者と懇談して「安倍政権がかなり危ない」実態に触れました。

 東京都議会議員選挙後、或る傾向として「安倍政権にお灸を据えたい」という国民の(都民の)心理があのような結果を招き、それに対して「お灸を据えすぎた」という心理が次の衆議院議員選挙での挽回に繋がると申しましたが、下手をするとそれどころではないかもしれません。

 決して「反日(対日ヘイト)派」だけでなく「もう安倍晋三首相の顔も見たくない。テレビで映ればチャンネルを変える」という意見が増え始めているというのです。

 これは、首相官邸としては「えらいこっちゃ」と真剣に思ったほうがよいでしょう。私が述べたような程度で構えていると、挽回しないどころかこのまま安倍内閣が終わるのです。

 それを大いに喜ぶ方もいるでしょうが、何度でも申しますと現下の状態でわが国の一政権が崩壊した場合、反日工作が効いてしまうことをただ証明するだけで建設的効果は一つもありません。

 加計学園問題とされた「旧民主党政権問題」一つ取っても、ここで官邸の公開資料をいくつも紹介したように、国家戦略特区諮問会議などの議事録から明確なのは、愛媛県の加戸守行前知事が国会で述べた通り文部科学省が歪めた行政を(本当は鳩山内閣で正そうとし)安倍内閣が正したのであり、今治市が陳情し続けた獣医学部がたまたま加計学園だっただけなのです。

 しかし、報道がこのことを正確に報じないため、広く「安倍首相は自分のお友達を優遇して行政を歪めた」と思い、文科省内の汚い覇権争いの果てに事実上更迭された前川喜平前事務次官が官邸への逆恨みを全開にして嘘八百を並べ立てるものですから、野党民進党や報道各社がさらにこの出鱈目を煽っています。

 天下りの「小松システム」が発覚しても「自分は責任を取らない(絶対に辞めない)」省内処分案を出し、菅義偉官房長官らに激しく叱責され、自らの天下り先も失ったことを恨んで人(安倍首相ら)を陥れるような元三流官僚の話を信じるほうがどうかしているのです。

 とはいえ世論はどうしようもありません。麻生太郎副首相兼財務相らとの関係もあって反論に失敗した官邸は、今井尚哉首相秘書官の暗躍も隠したいのでしょうが、小手先の「人気取り」が奏功するような状態にはもうないことを自覚してください。安倍首相の外交日程も、もう誰も評価していないようです。

 唯一の救いは、九日に投開票された沖縄県那覇市議会議員選挙で、中共福建省福州市名誉市民の翁長雄志知事一派が過半数割れ(定数四十のうち十八議席・改選前二十議席)に堕ち、自民党推薦候補が七議席(改選前四議席)に増やしたことぐらいでしょうか。

 翁長知事(元那覇市長)のお膝元でこの敗北は、いかに翁長県政の出鱈目が反日支持者からも見限られ始めたかを表しています。自民と日本共産党(七議席、改選前四議席)が揃って得票を伸ばしたことからもそれが分かり、反日から沖縄を守る戦いがますます熾烈になるのです。

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『安倍政権が危険水域に…』に5件のコメント

  1. 心配性:

    昨晩のBS番組で、石破氏が、民進党の玄葉前外相とともに出演し、再び政権批判を行っていました。

    いまや「メディアの寵児」となりつつある石破氏ですが、都議会議員選挙の直前になって、「森友!加計!」と叫びながら、仲間の背後から銃を乱射してダメージを与えるという、露骨な行為に出るべきではなかったと思います。

    沖縄那覇の選挙で自民党がボロ負けすれば、「やはり加計や森友の問題で国民が納得していない、政府を信用していないというのが・・・」と持論を展開したかも知れませんが、翁長知事率いる新風会が完全に‶泡沫化”する一方で、思いの外自民党が善戦し、かなり右寄りの候補まで上位で当選を果たし、中立的な公明党も全員当選しましたので、石破氏は、内心この結果を苦々しく感じたのではないでしょうか?

    石破氏は、今後も閣僚になる事を拒否し、「党内野党」として政権批判を続けると公言されているようですが、恐らく、都議会選挙の時の様に、選挙の度に、仲間を背後から撃って回るという事をするのでしょう。

    思い切って党を出られ、新党を立ち上げるか、都民ファーストに合流するか、政界再編に乗り出すかすればよいと思います。

    ところで、まさか沖ノ島の世界遺産登録に不満を抱いたわけではないでしょうが、韓国政府が再び「慰安婦史料」の記憶遺産登録を目指す事にしたそうです。

    先日、地元で最も大きな書店で探しましたが、慰安婦問題の発端吉田清治氏のご長男の独白を掲載した事で話題になった『父の謝罪碑を撤去します』が、見当たりませんでした。
    Amazonでベストセラーになっているにもかかわらず、無いのです。
    その書店は、中国や韓国を批判する本は沢山売っているのに、不思議です。

  2. ts:

    好き放題編集され、真実が歪められてるマスメディアの全てに信用がありません

    もちろん発表する支持率も怪しい物です。

    前川氏招致、閉会中審議の報道ぶりを見て、確信するに到りました。

  3. きよしこ:

    安倍政権の積極的支持者は、軒並み急落した支持率に、さすがに言い分も苦しいものが増えています。
    私もいくら都議選で惨敗したとはいえ下がりすぎだろうとは思いましたが、こればかりはどうしようもありません。しかし、内閣改造が上手くいけば自然と数字は伴うでしょうし、逆に失敗すれば今度こそ終わりです。それでも最も責められるべきは、もはや加戸氏の発言どころか存在さえもなかったことにする勢いの報道各社です。特にNHKは国会の映像を完全に持っているはずなのに明らかに意図的に編集して安倍首相に非があるように印象操作をしています。多少の失政でお灸を据えられなければならないのなら、各種報道機関は火だるまにでもされなければ、あまりにも割に合わないでしょう。

  4. 小松:

    月曜(11日)の朝、阪急六甲駅踏切の傍で新社会党が、「安倍やめろ」の大断幕を張って演説をしていました。あの大断幕、都議選で見たものと同じで、思わずドン引きしました。

    火曜の夕方は、三ノ宮センター街で、干からびた老人が「あんな人」と書いたプラカードを掲げて街宣してました。

    皆さん必死のパッチですね。

  5. あき:

    加計とかどうでもいいんです。野党は反日糞売国奴極左創価ばっかりで、話にならないから仕方ないから自民党なわけで、安倍さんは、移民政策はやらないだの、日本を取り戻す~とか言ってたけど・・・
    って感じで、バリバリ売国政策やってる・こんなんで安倍の顔なんて、見たいわけない。 本当に腹が立ってるし、心配だ。 支那人は馬鹿の様に入国させる、朝鮮人などこういう連中に経済援助(在日特権やら中韓学生に220万お手当とか!)全部安倍の所為だ、とか言う気は無いが、何にも対策取りそうにも無い。  この自民の足の引っ張り合いを見てても本当に馬鹿馬鹿しい。