認めたくないが…核武装へ
送られてきた手紙の内容については、そっくりそのまま韓国にお返ししなければならない酷いものとしか申しようがありませんが、咸平中学校ということは、かの全羅南道の咸平郡内の学校だとして、仮にも本当に中学生が自発的に自国の主張を五十六通もわが国に送りつけてきたとするならば見上げたものです。
学校現場にこの種の手紙を送っても意味がないと分かっている私たちならともかく、中学生の感覚としてやったなら、わが国の生徒や学生にこのような情熱がないことは、大人でさえ「島根県隠岐郡隠岐の島町竹島」と即答できない程度の教育しか施さないわが国そのものの問題であります。
一方で作為的なものを感じるのは、この本来意味のない行為がわが国で意味を持ちそうなこと、すなわち日教組や全教といった反日活動に勤しむ公務員組合が何かとうるさい教育現場の実態を当然のように知り、騒ぎを起こそうと画策した醜い大人の意図によって主導されたのではないかということです。
国際法上有効な手続きを取ったことを教えず、ひたすら「固有の領土」という空虚な掛け声を繰り返すわが国も、火事場泥棒に及んで日本人漁師を拷問、死亡させた過去にそっぽを向いて日本人を叩きまくれと教える韓国も、ともに行政の責任としての国史教育がなっていません。
いえ、史実を虚飾(或いは捏造)してでも韓国は「国史」と語り、わが国は国史をどこかよその国の歴史でも学ばせるかのように「日本史」と語る時点で、もはやわが国の負けであると指弾せざるをえません。この点を何度指摘しても、天下り斡旋の発覚から怪文書をまき散らすことに余念のない文部科学省が得心のいく答えを出したことはないのです。
昨日記事で改めて韓国の政情と米国の憤慨について述べましたが、以前から申している通り米韓関係が破綻すれば、わが国は真っ先に韓国武装警察や活動家に不法占拠された竹島を取り返しに行きます。現行憲法(占領憲法)を「憲法」とするわが国が米国の「待て」に従って飼い犬のように沈黙してきただけで、本来自立した国家であれば米国に事前通告の上、今すぐにでも取り返しに行くべきなのです。
米国と韓半島(朝鮮半島)ということで申しますと、北朝鮮が弾道弾発射を続け、核開発で大陸間弾道弾(ICBM)発射という王手を指せば、いずれにしてもわが国は、米国の核の傘から外されるでしょう。とうとう本当に米国が日本を守るどころではなくなるからです。
私は、かねてより「非核の実現という被爆国・非核保有国の主張を聞かないのなら、わが国も核保有国になって核廃絶を主導せよ」と申してきましたが、絶対に核開発をやめない拉致犯罪国家・北朝鮮と、北朝鮮工作員に大統領の座を明け渡した韓国を目の前にし、田母神俊雄元航空幕僚長の指摘にあった核武装の議論は、私の理想的な提起よりもっと現実的な問題としてただちに答えを出さなければならなくなっているのかもしれません。
皇紀2677年(平成29年)6月12日 10:09 AM
JNNの最新世論調査を見ると、安倍内閣の支持率は各世代で50%を超えており、特に20代では68%と、7割に迫る勢いです。
そのことについて、TBSのサンデーモーニングの論客たちが怒りを露わにしたそうです。
「若者は自分の暮らしの事ばかり考えていてけしからん。変化を求めろ。」と。
恐らく、雇用環境が改善し、活躍の場が増え、生活の安定が望めるので支持率が高くなっているのでしょう。
韓国とは真逆の現象です。
日本は、歴代政権の無策の為に、あまりにも「少子高齢化」が進み過ぎ、大人たちは、若者の気持ちが解らなくなっていたのかも知れません。
判で押したように、若者が「右傾化」している為に安倍政権の支持率が高いのだ、と勝手に決めつけていました。
私も将来は、地域の「高齢者人材センター」(でなくても構いませんが)等に登録するなどして、若い世帯が安心して働き、暮らせるようサポートしたいと思います。
子育て経験豊富なベテラン主婦が、働くお母さんの為に家事や育児や買い物を手伝うもよし。
腕に覚えのあるお父さんが、大工仕事や庭木の手入れをするもよし。
語学など専門知識がある人なら、それを活かして地域を支える方法もあるでしょう。
「後世」の為にできる事は山ほどありますね。
※ 先ほど、上手く投稿する事ができませんでした。万一「重複」している場合は、申し訳ありませんが、削除をお願い致します。
皇紀2677年(平成29年)6月12日 1:32 PM
遠藤さん、いつも質の高い記事をありがとうございます。
「核武装」については以前より田母神さんの著書や講演で見聞きした「核兵器は武力の均衡を必要としない兵器」という点や、結局のところ、持たざる国(don’t have)と持てる国(have)との発言権は永久に埋まらないという点からも持てたら良いと考えていました。
しかしながら、国際紛争の舞台において「自国の軍事力」以上に重要なのが「同盟関係」であるという視点もあります。要は「孤立」したら絶対に勝てないと。
かつても、軍事力で秀でていた日本がついに中国に勝てなかったのは、同盟づくりを軸とした中国の諜報戦や情宣戦に破れたからだと言われています。
現在の日本で核武装をしようと思ったら、反対する国は、中国・ロシア・韓国(無論 北朝鮮も)は確実に反対することは間違いありませんし、日本嫌いでG2推進の親玉であるキッシンジャーが大統領顧問を務めるアメリカも、そしてはかつて日本に負けたヨーロッパも反対するでしょう。
すくなくとも、アメリカ・中国・ロシアはかつてのABCD包囲網のような経済政策を強烈に敷いてくるでしょうし、日米同盟も終わってしまうかもしれない。そうなれば、中国は確実に尖閣を取りに来るのではないでしょうか。
遠藤さんが仰る核武装というのは、そういう「孤立」も覚悟しての検討が必要ということなのか、あるいは、北朝鮮がICBMを完成させてしまった場合、トランプ大統領には日本に核武装させても良いといった“フシ”があっての検討事項ということなのか、あるいは別のニュアンスなのか、いずれでしょうか?
(アメリカが仮に容認した場合、完全な国際的孤立にはならずとも、日本国内で「核を保有する」ということについて国民が同意するのも、この国の国民レベルでは清水の舞台的な覚悟を要するのかもしれませんが)。
皇紀2677年(平成29年)6月12日 6:41 PM
私は核保有に反対していますが、その一方で唯一の被爆国(しかも戦時国際法に明確に違反する無差別大量虐殺による)である我が国が何の道理で抑止力としての核保有すら認められないのか、なぜ「持たず、作らず、持ち込ませず」という美辞麗句の元、国民を一方的に拉致されてなお隣国の脅威に脅えねばならないのか、理解に苦しみます。ここに交戦権を認められていない占領憲法とそれを有効とする我が国の病理が巣食っているわけであり、世界最古の歴史を持ち、世界有数の経済大国になっても拉致、領土、歴史認識の全てで犯罪国家に馬鹿にされ続ける原因が潜んでいるのだと思います。
民族や国籍による差別は好みませんが、中共や朝鮮がいつまでも自立を目指すどころか事実を捏造してでも他国への依存をやめないようならば、いち早くこれらの国とは国交を断絶し、場合によっては力ずくでも国民・領土を取り返す準備を始めなければなりません。
皇紀2677年(平成29年)6月12日 7:21 PM
やられたらやり返すというのが日本人はどうしても苦手ですよね
韓国のこの手のプロパガンダにいくら正論をぶつけても意味がないんですよね
これは歴史戦ではなくて政治ですから、こちらも韓国の過去の悪行をばらまけばいいんです
田母神氏も公演で世界は子供の喧嘩と同じで、力がないと相手に言うことを聞かせられないし、外交には軍事力が必要であると言ってましたが、私もそれが正解だと思います
日本は力はあるのに、弱気だから韓国や支那をつけあがらせているだけなんで、核武装をすることで日本の本気度を示せば大人しくなるはずです
確かに核のない世の中が理想であることは確かなんですが、時には目には目をでいかないといけないこともあるということをいい加減日本人全体が学習しないといけないかもしれませんね
元々日本の外交の歴史は古いですし、長けていたはずなんですが、明治維新の西洋文化との中途半端な融合によって、それまでの蓄積をパーにしてしまったと私は考えています
そういう意味ではまだ明治維新は終わってないと思いますし、日本が長い歴史で蓄積してきた知恵や知識を忘れてしまった、一種の記憶喪失状態にいるのが現在の日本人で、だから愚民が増えたのではないでしょうかね
ただ日本人特有の優しさだけは残っているから、本来人もどきでしかない支那人朝鮮人に対しても手を差し伸べてしまって、結果仇で返されるという歴史を何度も何度も繰り返すといった裏目に出てしまっていることは本当の皮肉ですし、だからといってどう対処していいかが記憶喪失なんで分からないから、何度も騙されるんです
日本国内では相変わらず加計学園のことをやっているし、教育からやり直さないと日本の未来はないかもしれませんね
皇紀2677年(平成29年)6月12日 7:47 PM
日本の若者は保守的だと非難してる、マスコミ。新聞、TVだけだとマスコミの思うがままですが、インターネットの普及で日本の若者は正常になった! 現実、移民とかで、日本の若者は取り残されます!
皇紀2677年(平成29年)6月15日 12:35 AM
皆さん、いつも貴重なご意見を賜り、ありがとうございます。
一般ピープル様
私が外交問題を語る時、しばしば「太平洋防衛を共有する米国と事前に折衝し」というようなことわりを申します。これをして「隠れ対米依存」と解釈するような短絡的な人はいないとは思いますが、一般ピープル様のおっしゃる通り自立再生と孤立してしまうことは全く違うのです。
よってお答えを申し上げますと、挙げられました選択肢の後者であり、検討事項ということになります。しかしながらわが国の核開発(原子力発電)が米国製であることを考えますと、実に癪(しゃく)に障る話です。