東京新聞反省したがる理由

皇紀2677年(平成29年)2月7日

 http://www.sankei.com/entertainments/news/170206/ent170206……
 ▲産經新聞:【東京新聞「深く反省」】長谷川幸洋氏が同紙記事に反論 「言論の自由の侵害」「北朝鮮と同じになる」

 東京MXテレビの情報番組「ニュース女子」で司会を務める東京新聞(中日新聞社)の長谷川幸洋論説副主幹らが番組内で、沖縄の在日米軍基地反対運動について「テロリストみたい」などと述べたのに対し、反日活動家の辛淑玉さんが放送倫理・番組向上機構(BPO)に提訴する騒ぎに発展した結果、なぜか東京新聞が謝罪しました。

 長谷川副主幹が東京新聞の論調と異なる発言をしたのは、決してこれが初めてではなく、既に讀賣テレビ放送の討論番組「そこまで言って委員会」でも司会者らから頻繁に指摘されてきたことです。

 つまり東京新聞は、定めし自分たちが(思想などで)共感・共鳴する辛さんに批判されたので慌てて謝ったように見えます。しかし、長谷川副主幹の発言は、新聞紙上のことではないので本来関係ありません。それでも「反省」したいのですから、よほど辛さんのことを高く評価しているのでしょう。

 仮に辛さんのような方がわが国と私たち国民をののしったとして、私たちがそれを批判しても、東京新聞は反省もお詫びもしてくれないでしょう。それが現下のわが国の報道企業なのです。

 沖縄で暴れる「自称・反対派」のことは、ここでも何度か取り上げました。(その一その二その三その四を参照)その姿は、活動が盛んな国頭郡東村高江周辺に住む県民が恐怖を感じるほどです。反対派を「テロリスト」と表現する言葉は、そもそも沖縄県民から出てきたものでした。

 これでも一方的に「事実と異なる伝え方をした」と訴えられなければならないのなら、確かにわが国の言論・表現の自由はどうなってしまうのでしょうか。

 http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201702……
 ▲東京新聞:23都道府県にヘイト具体例 抑止へ法務省

 その東京新聞をのぞいてみますと、法務省人権擁護局が嬉嬉として活動してきたヘイトスピーチ(特定人種に対する憎悪扇動)対策について、それに当たるとする具体例を示した記事が、これまた嬉嬉として書かれていました。

 政治や文化にまつわる論理的主張もなく、ただ「日本人は殺せ」「日本人は出て行け」「日本人はゴキブリ」などと吐き捨てられれば、とても気分が悪いです。私たち国民は、数十年にわたって中共や韓国の一部の人びとからこのように言われてきました。

 ですから平成二十六年七月十二日に民進党の有田芳生参議院議員が自身のツイッターに投稿した「ネットでわき寄ってくるゴキブリもどき」という表現も、やはりヘイトスピーチだったのです。

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『東京新聞反省したがる理由』に1件のコメント

  1. 心配性:

    私のかつての稚拙な文章を読むと頭が痛いですが、過激な人々や、むしろ「差別」を煽るような言動が横行すると、落ち着いて基地問題について話しができず、‶独立”やら‶先住民”やら、「あらぬ方向」に議論が向かってしまう事を心配しているのです。

    沖縄の基地問題については、右左関係なく、あらゆる「利権」をぶちまけてしまえばいい、そして基地の削減を粛々として進れば良いと思っているぐらいですよ。

    それから、世論調査で見る通り、本土住民は元々沖縄県が大好きですから、沖縄の文化や歴史や言語について知れば知るほど親近感や愛着がわいてくるでしょう。
    そうした教育も行っていくべき、これが私の持論です。

    慰安婦問題にしても何にしても、当事者の気持ちさえも無視して煽る人々が絶えませんが、私が言いたいのは、たった一言、「誰も煽れとは言っていない!」という事です。