公立学校の日教組掲示板に

皇紀2676年(平成28年)6月6日

 民進党の枝野幸男幹事長や山尾志桜里政調会長が、自民党の参議院議員選挙公約に対して「読むに値しない」だの「(消費税率引き上げ延期の)公約違反にまずお詫びがなかった」だのと文句を言っていますが、文字通り政策批判にすらなっておらず、その最大の理由は、民進党が未だ公約を出していないからです。

 自党公約も同時に出していてその優劣を論じたというなら聞くに値する批判もあるでしょうが、いわゆる「後出しジャンケン」を平気でする連中の「いちゃもん」ほど聞いていられないものはありません。

 http://www.sankei.com/life/news/160605/lif160605……
 ▲産經新聞:職員室に「日の丸・君が代 強制反対」などの政治的ポスター 北海道の市立中学校

 民進党(旧民主党)こそこのような政治的偏向を教育現場に持ち込む思想統制を黙認した政党であり、日本教職員組合(日教組)の政治活動にメスを入れられなかった自民党にも責任があるとして、そのような自民党を批判するならまず民進党が私たち国民に謝罪すべきです。

 民進党の横路孝弘元衆議院議長や鉢呂吉雄元経済産業相、小林千代美元衆議院議員ら日教組・北海道(北教組)強力推奨代議士たちが、いかに教育と権力の癒着を加速させたか、繰り返される教職員の狂気の沙汰を目前にして私たちも反省しなければなりません。

 公立学校に北教組の専用掲示板があること自体が問題であり、逆に「オスプレイ大歓迎! われわれも武器を手に取り敵を倒せ! 戦争だ! 今すぐ戦争せよ!」と大書きされたポスターでも貼られていたらどういうことになるのでしょうか。子供たちの目に触れるようなところに掲示すべきでないのは、どちらも同じです。

 それが分からなくなった「反日」活動組合に、戦争と平和、教育を語る資格など全くありません。自分たちのしていることが戦意高揚の言論統制と(思想は逆でも手口が)同質だということにまるで気がついていないのです。

 http://www.sankei.com/politics/news/160605/plt160605……
 ▲産經新聞:韓国が共同訓練閉幕式で海自艦の入港拒否 「日本軍国主義の象徴」旭日旗にメディアが猛反発

 安全保障レヴェルでも韓国軍をこれほど「軍隊にあらず」に仕立て上げたのは、日韓対立を創出した日韓双方の「反日」組織であり、韓国軍の態度は、わが国の海上自衛隊に国際法を犯せとでも言うようなものでした。ありえません。よって日米韓艦船の入港が中止されてしまったのです。

 このようなことを繰り返して恥をかくのは、結局韓国のほうであり、わが国の国旗や軍旗だけに「いちゃもん」をつけてきた代償を韓国が払わされることになると気づかない「反日」の手口は、まさに「ヘイト」そのものであると断じます。

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『公立学校の日教組掲示板に』に3件のコメント

  1. 心配性:

    >韓国が共同訓練閉幕式で海自艦の入港拒否 「日本軍国主義の象徴」旭日旗にメディアが猛反発

    韓国人は元々「旭日旗」なんて全然気にしていませんでしたよ。
    先日、中国で、紅白で描かれた旭日旗そっくりの図の真ん中に毛沢東の肖像画が描かれている絵を見ましたが、中国人も「旭日」を気にしてはいないようです。
    両国とも、旭日旗そっくりの朝日新聞社旗にいちゃもんを付けた事もありませんでしたしね。

    それはどうと、民進党は、もう駄目ではないでしょうかね?

    沖縄県議選ですが、超逆風の中自民党は1議席増やし、公明も前回の議席を維持しました。
    共産や社民も各1議席増やし、沖縄とはあまり関係なさそうなネーミングの大阪維新も2議席獲得しましたが・・

    民進党は、相変らずゼロですからね・・・
    当分「民進党」の看板を掲げられない状態が続くんでしょうね。

    沖縄県議選 翁長知事を支える県政与党が過半数維持http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160606/k10010547341000.html

    各党の獲得議席は、無投票での当選を含めると、▽自民党は選挙前から1議席増やして14議席、▽公明党は選挙前と同じ4議席、▽共産党は選挙前から1議席増やして6議席、▽おおさか維新の会は選挙前と同じ2議席、▽社民党は選挙前から1議席増やして6議席、▽地域政党の沖縄社会大衆党は選挙前から1議席増やして3議席、▽諸派が3議席、▽無所属が10議席でした。▽民進党は選挙前と変わらず、議席を獲得できませんでした。

  2. やましろや:

    「ヘイト」なんて規定、韓国にはありませんからね。

    日本の現状は、「ヘイト禁止法」案の作成に関わった貴殿にも責任があるのでは?
    こうなることもわからなかったとでも?

  3. 遠藤 健太郎:

    皆さん、いつも貴重なご意見を賜り、ありがとうこざいます。

    やましろや様へ
     ご指摘ありがとうございます。何か誤解されているようですが、私は先の通常国会で成立したいわゆる「ヘイトスピーチ禁止法」案の作成に関与していません。それほどの者でなくて申し訳ありません。

     かねてより法制化の話があったため、おかしな法律にならないよういくつかの提言をし、自民党のPTに意見反映をお願いしましたが、その時点では「まず韓国人による反日ヘイトスピーチをなくすよう韓国政府に実態調査させる」というところまでいきました。

     その後、諸般の事情によりこの件で細かく提言する立場から身を引かざるを得なくなり、国会に上がって以来、その途端に余計な文言が追加され、重要な「嫌韓」の原因に関することは何ら盛り込まれないまま成立してしまったようです。

     それでも「おまえのせいだ」とののしられるなら仕方がありませんが、私も忸怩たる思いです。かつて「今後の国会審議でどうなるか分からない」と警告し、皆さんに協力を呼びかけましたが多くの意見をまとめられず(私が思った以上にこの件に関心を寄せていただけなかった)、私の力不足だったと思います。その点も申し訳ありませんでした。