司法の暴力は国を揺るがす

皇紀2675年(平成27年)4月15日

 http://www.sankei.com/politics/news/150414/plt150414……
 ▲産經新聞:【本紙前ソウル支局長出国禁止解除】共産・穀田氏「当然だ、韓国は間違っていた」
 http://www.sankei.com/west/news/150414/wst150414……
 ▲産經新聞:【高浜原発仮処分】再稼働阻む「司法の暴走」専門家批判 「人格権」盾に科学的考察せず

 目下私が著しく体調を崩しているため裏は取れていませんが、産經新聞社の加藤達也前ソウル支局長に対する出国禁止措置を十四日付で解除した韓国政府は、恐らく外交青書の一件(四月三日記事)が効いて慌てたのでしょう。

 何度でも申しますが、思想の左右を問わず言論・表現の自由を国家権力が脅かすことなどあってはなりません。司法権力の暴走は、もはや国民生活にとっての脅威でしかないのです。

 日韓ではそれぞれ暴走の質がまったく違いますが、大阪地裁の中垣内健治裁判長(一月二十五日記事)といい福井地裁の樋口英明裁判長といい、あまりにも一方的な視点に立ち狭小な法のテクニックだけで国家的事案を裁いていくようでは、私自身が現行軽水炉型原発に未来はないという考えでも、適正な法の運用に疑問を抱かざるを得ません。

 ここが大きく揺らぎますと、国民による暴動さえ喚起しかねないのです。

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『司法の暴力は国を揺るがす』に2件のコメント

  1. まいまい:

    お体ご自愛下さい。いつも遠藤先生のおかげで少しはニュースが分かる気がしてます。長く続けていただきたいので無理はなさらないで下さいね。

  2. mgmg:

    大事にして下さい

    無理は禁物です