日露講和を邪魔する孫崎氏
三月十三日記事「鳩山元首相を操る何者ども」で申した「何者ども」と鳩山由紀夫元首相との仲介人は、相変わらず孫崎享元外務省国際情報局局長(鳩山元首相が創設した東亜共同体研究所の所長)だったようです。
http://live.nicovideo.jp/watch/lv214143882
▲ニコニコ動画:【鳩山由紀夫氏生出演】クリミア訪問の真相 鳩山由紀夫×孫崎享×高野孟
新右翼団体『一水会』の木村三浩代表とブログサイト『THE JOURNAL』の高野孟主宰が同行していたのは映像で確認していましたが、この時みすぼらしい老人には気づきませんでした。いえ、孫崎氏は重要仲介人ですから敢えて同行しなかったでしょう。
孫崎氏の局長時代の対米姿勢には目を見張るものがありますが、一貫して対中姿勢が同一人物の分析によるとは思えないほどおかしいのです。真面目な左翼からも批判されるほど無知蒙昧な主張がほとんどで、彼のような存在は、おおよそ左翼がすなわち「反日」でしかなくなった革新論壇の劣化を象徴しています。
米国の言いなりになってわが国の国益を損じないと誓ったのは大変結構でしたが、中共の言いなりになってここまで国益を損じれば、もはや功罪の均衡もとれません。
日露講和を嫌がるのは米国だけでなく中共もだ、と申した私の忠告の正しさを証明してくれた孫崎氏に感謝すべきでしょうか。これほど分かりやすくて大丈夫なのか、とも思います。本当に悪い人たちです。皆さん、よく覚えておきましょう。
ところで、反米に血道を上げてきた孫崎氏は、自分のしたことがなぜ米国も喜ぶ「日露講和の邪魔」になるのか、理解できていますかね? このような人は、死ぬまで中共共産党に利用されるのです。ああ、解っていない気がする……。