鳩山元首相を操る何者ども

皇紀2675年(平成27年)3月13日

 http://www.sankei.com/politics/news/150312/plt150312……
 ▲産經新聞:菅長官「コメントする気にならない」 鳩山氏クリミア訪問 政府がほっておけない事情とは…

 三月七日記事で取り上げた民主党政権の鳩山由紀夫元首相によるクリミア半島訪問計画は、政府が再三にわたって申し入れた中止要請を振り切って実行されてしまいました。

 ウクライナの実情は何度も申してきた通りであり、クリミア半島については実のところ鳩山元首相の言う通りです。そして、恐るべきはその点なのです。

 鳩山元首相が最初から現地情報を仕入れて正しく分析してきたとは、失礼ながら到底思えません。つまり、誰かに言わされています。

 その誰かがどこの勢力かはまだ断定できませんが、鳩山元首相の従前の言動から推察するに、恐らく中共の関係者でしょう。狙いはわが国と欧米とを引き裂くのではなく、わが国と露国の講和交渉を叩き潰すことです。

 産經新聞社記事にもおかしな記述があります。それは「北方領土に関する住民投票が行われる事態になれば、難しい対応を迫られる」の部分であり、自治区だったクリミア半島とはまったく事情の異なる北海道千島列島と南樺太の領土帰属、及び講和条約(日露平和条約)締結に向けた経緯を、産經までもが誰かの意図に沿うように無視しているのです。

 このような珍妙な危機感の煽り方こそ、鳩山訪問の成果であり、それを計画的に望んだ勢力があるのは間違いありません。

■3.15集会のお知らせ■
 と き 平成27年3月15日(日曜日)13時30分~16時30分
 ところ 神戸市勤労会館4階
 講 演 「安倍政権には、常に軌道修正が必要だ」
      遠藤健太郎(一般社団法人日本政策協会理事長)
 参加費 無料
 主 催 いつくしきのりの会
 皆様のご参加、お待ちしています。

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