NHKは次世代が憎い?

皇紀2674年(平成26年)12月7日

※ 昨日は都合により、記事配信を中止しました。お詫びします。特に衆議院議員総選挙の期間中、今後も中止の可能性がありますが、何卒ご理解を賜りまして、変わらずご支援ください。

 http://www.sankei.com/politics/news/141204/plt141204……
 ▲産經新聞:【衆院選2014】「自民300議席超」報道の衝撃 与野党に波紋

 自民党が報道企業に対し、選挙期間中の伝え方に気をつけるよう「脅した」という情報が一部で流れましたが、確かに党本部が文書で「お願い」をしました。しかし、日本共産党も同様の文書を出しており、公平公正を期すようお願いしたこと自体は、何ら問題がないでしょう。

 むしろ次世代の党の扱いが各社たいてい粗末であることこそ問題です。新党改革もそうですが、少なくともFNN(フジテレビ)の世論調査では、次世代の支持率が維新の党より高いにもかかわらず、NHK(日本放送協会)は社民党よりもはるかに支持がないという数字を公表しました。

 NHKは、その体質を徹底的に委員会で追及した次世代の三宅博前衆議院議員のことが憎くて、このような数字にわざとしたのか、と思えるほどです。

 さて、自民党の議席予測を「三百」と打った企業がほとんどでしたが、これには各社が異口同音に驚いたようでした。

 では、これが自民党に有利な報道かと申せば、まったくそうではありません。私は少なくとも、応援したい候補者のことを最初から「まず当選確実」とは書きませんし、ときには「落選するかもしれない」と申します。

 選挙で最も恐ろしいのは、活動として許されている範囲でいわゆる「電話掛け」を行った際、その相手から「大丈夫(当選する)でしょ」と言われてしまうことであり、私は今まで例外なく「実は危ないんです」としか申したことがありません。

 その上で、次世代について申せば、本当に危ないんです

 公約の中でも、間違いの多い中途半端な経済政策はともかく、安寧な国民生活の確保に関する政策を掲げているのは次世代の党であり、自民党のいい加減な政治に斬り込めるのは、はっきり申し上げて次世代と(或る意味)共産党しかありません。

 白票の投票は、現法制では一切何の意味もない行動です。また、投票しないことも、自分の存在を「無視してくれてよい」と言っているようなものです。

 必ず投票できるよう、候補者の言葉に耳を傾けてください。

スポンサードリンク

『NHKは次世代が憎い?』に2件のコメント

  1. きよしこ:

    いつも勉強になる記事を配信してくださる遠藤先生に今回ばかりは異論を挟ませてもらえるならば、先生も日ごろからご指摘の通り、報道各社の世論調査はサンプル数が少なすぎて、ほとんど信頼に足らないのが事実です。今回の場合は、世論調査の数字がNHKにおいては社民より低かったということは失礼ながら先生の今回の記事に説得力を与えているものでないと思います。問題は、

    NHKvs次世代の党!世論調査で支持率0.2%?三宅博らと因縁・ニュースで平沼党首だけカット
    http://deliciousicecoffee.blog28.fc2.com/blog-entry-5658.html
    といった「特定の政党に属する議員の発言だけ放送しないこと」や、
    「生活苦しくても良ければ、どうぞ棄権を」民主・枝野氏
    http://www.asahi.com/articles/ASGD661MJGD6ULFA00F.html
    といった「野党第一党の幹事長が投票放棄を勧める発言をした」ことではないでしょうか?

    先生がおっしゃる「私たちのことは無視してよい」との表現は誠に的確なものではありますが、いずれにせよ、格好つけたふりして棄権したり白票を投じたりする人間のために私たちまで一括りに政治家に「無視」されたらたまったものではありません。可能な限り投票行動と「正しい選択」を呼びかけ、「マスコミの『願望に根差した報道』など信頼に値しない」という民意を集約していかねばと改めて思いました。

  2. まいまい:

    遠藤先生はいつも世論調査の聞き方がわからない以上・・っておっしゃてますからNHKの数字のおかしさは十分説明になってると思います。
    田母神先生や西村先生や三宅先生をとりあげようって内容にわざわざケチつけるのはいかがなものでしょうか!!