露長官の択捉島上陸を叱れ
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140924/erp140924……
▲産經新聞:ロシア大統領府長官が択捉島に上陸 新空港視察 国防相も近く現地へ
露国のウラジーミル・プーチン大統領の動きは、実に早いです。わが国の安倍晋三首相は、まったく着いて行けていません。
昨日記事でも申したように、露政府は訪日を打診し続け、外務省が「屈米」に基づいて消極的で、安倍首相が果敢に独自外交を目指すも、米政府に抗しきれない様子であることから、セルゲイ・イワノフ大統領府長官(元国防相)が北海道択捉島に上陸してしまいました。
では、イワノフ長官の択捉島上陸は、韓国の李明博前大統領の島根県竹島上陸と同罪でしょうか。
いいえ、違います。何度も申しますが、日露は大東亜戦争の講和(日露平和条約の締結)が実現していません。現在も日露間では国際法上、六十九年前の戦争が終わっていないのです。
二十一日の講演でも申したのは、今からわずか八年前、露国境警備隊に銃撃され死亡した「第三十一吉進丸」乗組員・盛田光弘さんは、いわば「戦死」されたのであって、外務省の政務官が後日、北海道国後島へご遺体を引き取りに行っています。
占領憲法(日本国憲法)を「憲法」と思い込んできた私たちの「平和ボケ」が、日露関係や日韓関係を正しく理解できないようにしてきたのです。
わが国と韓国の間に、未解決の戦争はありません。よって李前大統領の行為は、まさに不法上陸であり、韓国がわが国に領土紛争の宣戦布告をしたようなものです。にもかかわらず、何もしなかったわが国政府は、米韓同盟の前にただひれ伏し、日米同盟こそが重要だという説得を、占領憲法下ゆえに米政府にしていません。
しかし日露は、法理原則に従って戦争が終わっておらず、むろん今回の上陸や、或いはこれまでの島内開発に「領土帰属はいまだわが国にある」「条約締結まで待て」と抗議しなければなりませんが、その交渉に乗ってこない日本を、プーチン大統領は急き立てているのです。
相手が交渉したがっている時ほど、今回のような態度に出るのであり、安倍首相の決断が極東亜の今後を左右します。私たちは、「ボケ」ている場合ではないのです。
皇紀2674年(平成26年)9月25日 10:26 AM
その通りです。これは定石の動きですね。ただ、おっしゃるようにプーチンの動きは早い早い。
米の建前上、表面上は叱って、それの交渉を口実に本来目的の交渉をすればいいのです。この程度は中小企業レベルでもやっていることです。
国の交渉戦略は頭の良いエリートちゃんがやっているのでしょうが、本質論はおママゴトレベルです。やれる立場なんだからもっと気合入れてやるべきですね。世の中、代われるものなら代わりたいと思っている人間も多いでしょうに。
皇紀2674年(平成26年)9月26日 6:08 PM
占領憲法を護憲したい連中にはこの法体系による大前提すら理解できんだろう
反共産で従米ってだけで保守になれた時代はとっくに終わってる
統一協会の最悪をいってきた遠藤氏は正しい
皇紀2674年(平成26年)9月27日 1:38 AM
遠藤氏よ、あなたは間違いなく保守主義者ではありません。
ロシア(ソ連)の歴史は15世紀から始まりますが、それはモンゴル帝国の後継国家としてです。つまりロシア民族とは生来の侵略民族なんです。さらにメシアニズムが加わることによって人類史上最悪の凶暴な侵略病におかされている民族になったと思った方がいい。
だから、安倍総理が欧米と共同歩調を取り制裁しているのが、我慢ならないのですよ。ただ今回の一連の北方領土での事態は、明らかに北海道への侵略の準備を開始したということです。
樺太(サハリン)での天然ガスの共同開発や港湾整備に協力することは、ロシアの北海道侵略の手助けをすることになります。ちょうどかつて、支那にODAを6兆も支援して、それが核搭載のミサイルが日本を攻撃するためのものに成ってしまったように。
ロシアのシベリア強制収容所を思い起こしましょう。彼らは他国民の殺戮・抑圧だけではなく、自国民の殺戮・抑圧も平然と実行します。支那と同じです。
ロシアとは無交渉で、北海道の戦車部隊を大増強することから始めるべきです。その為には平和ボケしている安倍総理の目を覚まさせねばなりません。
防衛費を5年で1%増などと寝ぼけていると気付いたら日本は無くなっていたということになりかねません。
皇紀2674年(平成26年)9月27日 6:49 AM
おまえのいう保守主義者ってどちらの国のものかしら・・ってか
だから反共産で従米ってだけで保守になれた時代はとっくに終わってるって
ロシア人に対する認識もスゲエ思い込みな
狩猟民族を侵略民族っていうなら欧米や親日のトルコこそだ
日本を焼け野はらにしたアメリカ人は史上最悪の侵略民族だな
皇紀2674年(平成26年)9月27日 7:41 AM
yuzuruw: 殿
>ロシアのシベリア強制収容所を思い起こしましょう。彼らは他国民の殺戮・抑圧だけではなく、自国民の殺戮・抑圧も平然と実行します。支那と同じです。
アメリカの強制断種法を思い起こしましょう。彼らは日本人を劣等民族として扱ったのです。
東京大空襲 各地の空襲 長崎 広島 非戦闘員を虐殺したのです。
日本人は、人間ではない 彼らは、そう思っています。
「リンドバーグの戦時日記」
太平洋地域でアメリカ軍は、日本人捕虜を虐殺したのです。
彼らは アメリカに大陸に侵略し 明治23年まで原住民のインディアンを虐殺したのです。
こちらにも触れるべきですね。
■ソ連の対日参戦に関する協定(ヤルタ秘密協定)(ル・ス・チャ三巨頭署名)
これはルーズベルトが最も待望していたもので、ソ連の我国への参戦の直接の原因である。従来我国はソ連が日ソ中立条約に反して我国と開戦したと非難しているが、実際には米国ルーズベルトの懇望により成立したル・ス・チャ三巨頭署名のソ連の対日参戦に関する協定によって参戦したのである。
当時ソ連はドイツの進攻により一六○○万人に及ぶ損害を蒙り、我国に対し戦争する力も意欲もなかった。しかしこの協定に基づき多数の兵を極東に進めたのである。■
松本宏氏の『真相シベリア抑留』(平16・碧天舎)
アメリカの責任にも言及しないと片手落ちですね。