民主党がまた現場に迷惑を

皇紀2674年(平成26年)8月25日

 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140822/stt140822……
 ▲産經新聞:【広島土砂災害】 大畠民主幹事長が現地入り 被災地視察

 広島市内で発生した土砂災害をめぐり、各党の党幹部が被災地を視察するのは、民主党の大畠章宏幹事長が初めてでしたが、実はこの視察に多くの批判の声が上がっています。

 「救出活動を妨げない形で」と言いながら、実際には「邪魔だったに違いない」という指摘があり、安倍晋三首相らが「現場優先」との判断で視察を見送った(本日午前、広島県庁で打ち合わせ、午後には避難所を訪問予定)ことから、その安倍首相の対応を徹底的に批判すると宣言した民主党の行いこそ批判の対象ではないのか、という疑義が生じているのです。

 民主党といえば誰もが、東京電力福島第一原子力発電所事故で、菅直人首相(当時)が事故発生翌朝に視察し、現場を大混乱に陥れたことを思い出すでしょう。

 混乱時に応対した吉田昌郎所長(当時)が遺したいわゆる「吉田調書」では、菅首相の視察目的を「知りません」などと批判されていました。ちなみに、朝日新聞社はこの件の特集報道においても、記事を意図的に書き上げたと言われています。

 視察の成果があれば目的を証言できるはずであり、まして今や野党の幹事長が急に見に来て何をしてくれると言うのでしょうか。

 現場には、白眞勲党広報委員長の姿もありました。党のアピールのために災害を利用し、いわゆる「安倍叩き」のために災害を利用するような政治家たちに、政治に関わっていただきたくありません。

 仮にも災害発生時の安倍首相の行動を問題視すると言うのなら、広島市長や市議会議員、地元選出の県議会議員たちの行動実態を洗いなおすべきです。地方自治体というのは、このようなときのためにも存するのです。

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