自画自賛症候群は本当か?

皇紀2674年(平成26年)8月3日

 http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK20140730……
 ▲東京新聞:近ごろ日本を覆う「自画自賛」症候群は何の表れか

 近ごろの本屋には、「日本人はこんなにもすごい」という「自画自賛本」が平積みにされており、東京新聞社は、わが国から「奥ゆかしさ」や「謙虚さ」が姿を消しつつあるというのですが、果たして本当でしょうか。

 確かに、安倍晋三首相の『美しい国、日本』はその代表格のような本であり、外国人であるマンリオ・カデロ駐日サンマリノ大使までもが『だから日本は世界から尊敬される』(小学館新書)を出版しています。

 このような現象に対し、中韓の「成長(または増長)」に原因を求め、日本に余裕も自信もなくなったからだとする論調がありますが、それほど的外れな指摘はありません。私たち多くの国民は、私たちの命の源が枯渇しかかっていることにようやく気づき、大切なものを残そうとし始めたのです。

 例えるなら、アイヌ文化研究者の萱野茂元参議院議員(旧日本社会党)が、まさにアイヌ文化を残そうと決意したときのような状況であり、思想の左右を問わず、萱野氏の想いは、決して無理解な他者に揶揄されるべきものではありません。

 私たちは、あまりにも自分たちの国のことを知らなさ過ぎたのです。

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『自画自賛症候群は本当か?』に3件のコメント

  1. violet:

    東京新聞は日本と日本人が自信を取り戻すのがよっぽど気に入らないんですね。いつまでも自虐的でいろということでしょう。

  2. KAZU:

    遠藤さん、こんにちは。

    >私たちは、あまりにも自分たちの国のことを知らなさ過ぎたのです。

    遠藤さんのご指摘の通り、これまで多くの日本国民は、実は自分の国(日本)が「本当は凄い国」だという事実を知らな過ぎて来たように私も思います。

    もっと言えば、今も続いている歪んだ愚かな社会の中にいる日本の戦後体制が、日本の凄さと素晴らしさ等を「敢えて・意図的に」我々日本国民に知らせない・悟らせないようにワザと仕向けていたのではないでしょうか。

    しかし皆様もご存じの通り、近年の急速なネットの普及により、一般の国民が自由に気軽にネットなどの情報ツールを利用し、様々な情報を得ながら「本当の日本の姿」を知り得る手段を得ました。

    もちろん、その底辺にあるのは「日本国民の民意の高さ」が大前提にあるのですが。

    すなわち、これからますます真実の日本を知る日本国民が増え続けて行くでしょう。

    所詮、日本の素晴らしさや凄さを隠したい愚かな日本の戦後体制維持者たち(敗戦利得者たち等)が仕向けた嘘や捏造はもちろん、隠ぺいや情報操作など、真実の情報の前ではこの程度のものでしかないのでしょう。

    まだまだ油断は禁物ですが、真実の日本の姿を知った我々日本国民の本当の反撃が始まります。

  3. ノッポ:

    少し前、TVで日本のすごいところランキングをやっていました。
    日本では当たり前のことが、外国ではすごい!となることを再認識したり、
    小さい子達に知らせることはとても有益だと思いました。
    学校で英語を教えるより、日本のいいところ、偉人の伝記等をもっと教育
    に取り入れたほうがいいのではないかと思いました。
    東京新聞の記事を引用して朝鮮日報も記事にしています。
    まあ、いつもながら日本の左翼大学教授達のコメントがすごい。