橋下市長らは何を目論むか

皇紀2673年(平成25年)6月8日

 http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/130603……
 ▲産經新聞:【オスプレイ訓練 八尾受け入れ】橋下氏、官房長官に候補地として提案 地元の反発には「松井知事が協議すると思う」

 日本維新の会共同代表で大阪市の橋下徹市長と同党幹事長で大阪府の松井一郎知事は六日、在日米軍にも配備されている海兵隊の垂直離着陸輸送機「MV-22オスプレイ」の訓練に関し、菅義偉内閣官房長官との会談で、八尾空港(大阪府八尾市)での一部受け入れを提案しました。

 橋下市長は「沖縄の負担を軽減するため」などと突然の提案の理由を述べていますが、本当のところはどうなのでしょうか。

 そもそも在日米軍はこの提案を受け入れません。なぜなら戦略上の問題に加えて、八尾空港は日米地位協定に基づく「共同使用施設」ではなく、現状で米軍は使用出来ない上に、その規模の小ささから共同使用をわが国政府に申し出ることもありません。

 また、防衛省も同様の認識です。もしもの際の機材の故障に対応する場所すら確保出来ず、周囲は住宅密集地のため、拡張もままなりません。所管の国土交通省にその予定もないのです。

 一部からは「いわゆる『慰安婦発言』で傷ついた名誉を挽回するためでは」との声も聞こえますが、「沖縄の負担軽減」を煽ってきた報道各社は、いざ橋下市長らがその策を提案しても頭ごなしにこれを否定的に伝えています。

 仮にも本気で八尾空港での受け入れが可能だと考えて提案したとすれば、橋下市長も松井府知事も国政政党に携わる資格のない「国防音痴」であると露呈されたことになりますが、目的は別にあるはずです。

 それは、受け入れ反対を表明した八尾市の田中誠太市長を対象の一つとし、反対運動を扇動して対立軸をわざわざ創出、既に低落した支持率の再浮上を目論むという策謀ではないでしょうか。もはやこれ以外に考えられないほど、今回の提案はあまりに準備不足で稚拙なのです。

 田中市長は八尾市議会議員および大阪府議会議員のころ、旧日本社会党系の元民主党公認であり、六年前に自民党推薦の現職を破って民主党推薦で当選しました。

 橋下市長はともかく松井府知事が事前に彼に打診すべきところを一切していません。これからは八尾空港と大阪市役所、大阪府庁が「オスプレイ反対」を掲げる極左破壊活動の聖地と化すでしょう。橋下市長と松井府知事は我田引水の国防論争を喚起すべく、それを狙っていると思われます。

 私はかねてより「日韓対立は利権化している」など申してまいりましたが、対立を煽って何らかの政治的利益を得るという構図は決してなくなりません。私たちは、このような手法を用いる政治家や文化人、報道企業を信用してはならないのです。

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『橋下市長らは何を目論むか』に1件のコメント

  1. 愛信:

    ライダイハンより二日市保養所?跡地に行って来た
    http://youtu.be/YQbxEkrnQXA
    (動画)

    【関連情報】
    「ベトナムでは韓国軍だって、みんな戦場の性の問題として女性を利用していたんじゃないんですか」橋下徹、
    ベトナム戦争の韓国軍はベトナム人女性を強姦し混血児を産ませた、日本軍やアメリカ軍の慰安婦制度と
    は違う近野滋之・民族主義者の警鐘
    http://blogs.yahoo.co.jp/x1konno/37813216.html

    反日売国テレビ局・マスコミもたじたじ、愛国系日本人の大反撃で反日勢力は即死ですね。
    反日売国勢力を一気に国外へ駆逐しましょう。

    詳細は
    【動画ニュース掲示板】最新版
    http://www.aixin.jp/axbbs/kzsj/kzsj6.cgi
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