抗日行為で自滅した中共

皇紀2672年(平成24年)11月23日

 http://sankei.jp.msn.com/world/news/121122/chn1211222……
 ▲産経新聞:中国のレアアース企業、生産停止を1カ月延長 需要低下で
 http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJP……
 ▲ロイター:中国業者が豪燃料炭3隻を契約不履行、価格や需要低迷受け=市場筋

 希土類(レアアース)を巡って中共がわが国などに「嫌がらせ」と「価格操作」の輸出制限をかけた時、私たちが沖縄県石垣市尖閣諸島の領有権を主張することで日中関係を悪化させ、経済・貿易に影響すると苦言を呈した一部識者に対し、私は一貫して「縁を切って技術面の開発を進めればよいし他国と組めばよい」「中共が損をするだけだから放っておけ」と申してまいりましたが、やはりその通りになりました。

 資源の供給を断たれることへの恐怖は大東亜戦争の経験として存在しますが、同時に恐怖のあまり何もかもに屈服して特定の国家(米国も含む)にのみ依存するのはもっと恐ろしい事態を引き起こします。

 中共に隷属してでも欲しいとされた希土類は、すでに印国や香佐富斯坦(カザフスタン)との輸入契約を成立させ、同時に技術開発で極力使わなくてもすむようになったため、わが国はもはや中共の抗日行為に怯えなくてもよくなりました。これらはすべて中共の自滅的行為によってもたらされたものです。

 その結果、居丈高に構えていた中共がいわば顧客を失い、生産力を低下させました。豪州産燃料炭の購入契約を不履行(デフォルト)させたのも、自らが招いた結果です。

 守るべきものを投げ捨て、中共なんぞに魂を売ることがいかに愚かであるか、私たちはもう一度学ばなければなりません。目先の利益に飛びついてわずかな得を大げさに喧伝する類いの経済学が蔓延してからわが国も「軽くなった」ものです。大臣が「軽い」のも私たちの意識の軽さを反映しているのでしょう。軽薄な政治家にはもう二度と投票しないことです。

スポンサードリンク

Comments are closed.