これでもTPPに参加か

皇紀2672年(平成24年)1月16日

 http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2012011400204
 ▲時事通信:「女性宮家」7割超が賛成=政府検討に影響も−時事世論調査

 この世論調査そのものが不敬行為です。これを不敬と思わない程度の民度で問い、答えられた結果は問題にもなりません。特定の外国人に「民度が低い」などと言う前に、わが民族はそれほど高いのか、いよいよ改めるべき時がきたようです。

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 http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20120114-OYT1T0……
 ▲讀賣新聞:日本の「軽」規格廃止を…TPPで米自動車3社

 環太平洋経済連携協定(TPP)交渉に日本が参加することに対する意見公募の中で、米国通商代表部(USTR)が自動車製造大手3社で組織する米国自動車政策会議(AAPC)から、対日参入の障壁となっている軽自動車規格について「廃止させるべきだ」という主張を受け取っていたことが分かりました。

 私は、TPPに参加する危険性を各所で訴えてきましたが、民主党政権が「そんな危険はない」と強弁してきた内容の正当性はすでに瓦解しています。

 今回のことも、その一例です。わが国独自の技術基準や認証制度も、米国企業(多国籍企業)の対日参入障壁であれば「撤廃せよ」と言ってきたわけで、かつて日本企業が海外で売れるよう努力したことを米国企業はまるでしないまま、日本に向かって「制度自体もわれわれの都合に合わせろ」と言ってきました。

 このようになることは容易に想像出来たのであり、AAPCがわが国の参加に反対しているのならば、好都合とばかりに不参加を表明すればよいのです。

 わが国の普通自動車の税金や保険料が高いことや、車検制度の利権問題は確かに存在します。日本側に何の問題もないとは申しません。

 しかし、その中で生み出された知恵と製造技術の結晶が軽自動車であり、これは特に東南亜でもよく売れていますが、米自動車製造企業には作れないものです。

 私のように高価な自動車を購入・維持するゆとりがない、或いは一切関心がない者や、広大な平野の少ないわが国土の事情を考えますと、軽自動車規格の撤廃要求など承服出来ません。政府にさせてはならないのです。

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『これでもTPPに参加か』に1件のコメント

  1. 千絵:

    はじめまして。
    今日、初めて立ち寄らせて頂いた者です。 千絵と書いて(ちえ)と申します。
    ある別のかたのHNで検索したところ、こちらをふと見掛けましてそれで(こちらの記事のみですが)読ませて頂きました。

    あまり専門的な知識がなく、素人のような事をお尋ねしますがTPPとは何でしょう? すみません、あらかじめ知っておくべきですのに勉強不足な事が理由なのか、子供じみた質問ですが、教えて頂けるようでしたらとても嬉しく思います。 よろしくお願いします。

    ちなみに余談のつもりで一言、綴らせて頂いていますが私もブログを書いています。
    アメブロの「千絵の一言」と言う名のブログです。 ブログネタや詩、主婦の日常などを中心に綴っています。 お時間やあるいは機会がございましたら一度、お目を通して頂けますよう、よろしくお願いします。

    また機会と共に立ち寄らせて頂こうと思います、その日を楽しみにしています。