西田昌司議員が憲法斬った

皇紀2671年(平成23年)11月29日

 http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011112800654
 ▲時事通信:参院憲法審でも審査開始=民主も改正容認

 東日本大震災の最中、国会に憲法審査会の設置が規定され、そのことに対する非難の声もありましたが、真の震災復興を目指すなら占領憲法(日本国憲法)ではままならないため、実は憲法審査は喫緊の課題なのです。阪神淡路大震災の復興が決してうまくはいかなかったことを、もう誰もが忘れてしまったのでしょうか。

 参議院の憲法審査会は28日、設置されて初めての審議を実施しましたが、各政党の占領憲法に対する姿勢を伝える報道に、時事通信社のみならず朝日新聞社や日本經濟新聞社なども一切、自民党の西田昌司議員が発せられた極めて重要な指摘を取り上げませんでした。メディア各社は、書かないことで2つの事実を隠したのです。

 http://www.sangiin.go.jp/japanese/ugoki/h23/111128.html
 ▲参議院:参議院の動き 参議院憲法審査会開会 (審議中継映像の1:33:46〜)

 そこで参議院が中継映像を公開していますので、是非ご覧下さい。報道が隠した2つの事実とは、自民党から選出された幹事のお1人である西田議員が発言したという事実と、西田議員によって占領憲法の有効性それ自体が議論にかけられようとしている事実です。

 今回は参考人に参議院憲法調査会の関谷勝嗣元会長が招かれましたが、西田議員はまず氏の「現行憲法の制定過程に瑕疵がある」という発言を取り、占領憲法の議論が第9条などの個別案件に終始してはならず、根本であるその有効性(すなわち無効であること)をこそ各党は議論すべきだと鋭く斬り込まれました。

 また西田議員は、各国がそうであるように憲法とは「國柄」を表すものであると指摘し、日本人の主権(※注)は憲法によって保証されるのではなく先祖代々護られてきた国家の「いわば相続人」として保証されるものだとも述べています。(※注 この言葉遣いには別の問題が発生しますが、とりあえず置いておきます)

 すなわちこれは祖先祭祀に基づいたご指摘であり、確かに西田議員は続けて皇室についての論述を始められたのです。

 醜悪を極める話しかしない各党発言者の中にあって、言葉を慎重に選ばれながらも、よくぞ「制定過程から議論しなければ駄目だ」と主張して下った西田議員に拍手喝采するとともに、私たちの参議院請願を腹をくくって受けられ、それを審査会でも反映して下さったことに感謝申し上げます。これはわずか5分間という小さな、しかし大きな一歩でした。

 私たちの訴えが、早くも国会に移っているのだという厳然たる事実を前に、占領憲法有効論者の権化たるメディア各社は震えて眠るがよい。

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『西田昌司議員が憲法斬った』に2件のコメント

  1. 普通の日本人:

    素晴らしい第一歩であります!!!

    記者会見もして下さると尚、素晴らしいのですが。

    今日は本当の憲法記念日であります。

    いつしか祝日にならん事を。

  2. ネコは可愛い:

    こんにちは
    西田議員がついに国会で言ってくれましたね。
    11月6日に東京で行われた憲法無効のデモも大きな一歩でしたが。この度の西田さんによる憲法審査会での発言も大きな一歩でしたね。こういった事を積み重ねていきたいですね。