韓国に押される日本の偽善

皇紀2671年(平成23年)7月12日

 http://japanese.joins.com/article/685/141685.html?servc……
 ▲中央日報:「ジャパンエキスポ」にも韓流…日本人から不満の声も

 仏国の首都パリで、12回目の開催となった本年の「日本博覧会(ジャパン・エキスポ)」でしたが、そこになぜか韓国のテレビドラマや漫画などが割り込んでおり、物議を醸しています。

 http://www.japan-expo.com/
 ▲Japan Expo オフィシャルサイト

 そもそも韓国の中央日報が、このような話題を取り上げて何がしたいのだろうと思われるかもしれませんが、以前から私が警告し続けていますように、これが「日韓対立」を扇動する仕掛けのうちの一つなのです。

 5月には、いわゆる「反日」集会やデモを主催してきた韓国の団体代表ら39人が詐欺容疑で逮捕されましたが、従軍慰安婦問題という日韓対立案件を創造し、それを温存させるためには、何としても「日韓宥和」などあってはなりません。わが国でも、朝日新聞社のようなメディア企業や一部の過激な右派系団体は、さも「平和」や「真実」を語っているように見せて、実はただ対立を煽り、活動資金を稼いでいるだけなのです。

 韓国政府が、まさに国策として「自国の文化」と称するものを海外に積極輸出するのは、米国を見てもお分かりのように、あれほど卑劣な「他国への軍事介入・恫喝・脅迫国家」でも、世界中の多くの人々が米国映画や音楽などに触れることで米国を受け入れ続けており、端的に申せば心のどこかで許してしまうからであり、韓国は自分たちの存在のあまりの矮小さを知っています。だからこそ、日本を紹介する仏国の博覧会にまで押しかけて、彼らは韓国の押し売りをするのです。

 わが国の漫画を広く紹介しようとした麻生太郎元首相はこの構図をよく理解していましたが、メディア報道は「税金の無駄遣いだ」と批判し、叩き潰してしまいました。

 欧州の中でも特に仏国人は、古くからわが国特有の文化に興味を示してきたとされています。それでも、私たちが思っている以上にまだまだ日本という国は彼らによく知られていません。

 独国人や伊国人、英国人らの強烈な選民意識は、わが国のみならず亜州の全ての国家にとって「自分たちを理解して欲しい」という政策の大きな障害になりますが、わが国が本当に亜州唯一にして最大の経済・文化大国という自覚を持つならば、米国の戦略と兵站は口惜しいかな取り入れて実践する必要があるのです。

 しかし、他国の枠組みにまで割り込む韓国のようなやり方だけは、何の参考にもなりません。自分たちの非礼さと勘違いを世界に知らしめることは、間違いなく韓国という国家の存在自体を傷つけることでしょう。私たちが真の日韓友好を願うなら、何度でも「出て行け」と相手にはっきり言うことです。いたずらに彼らを擁護することこそ、韓国を悪者にしておいて「かわいそうですね」と擦り寄る偽善的行為に他なりません。私たちがこれを繰り返してきたからこそ、韓国人の「反日」はやまず、わが国での「嫌韓」もなくならないのです。

スポンサードリンク

『韓国に押される日本の偽善』に1件のコメント

  1. 野口則幸:

    韓国、北朝鮮は、朝鮮族で、メンタリティーが日本人とは余りにも違いすぎて、日本人的対応は、彼らには理解の範疇ではないから、仰るように、「出て行け。」が正解と思います。そこで、お願いです。在日朝鮮族も同じことをやっているのですから、同じ言葉を使って、実際に出ていってもらえるよう活動して頂けたら、わたくしの一票は、あなたのものです。