菅首相、この程度の信念

皇紀2671年(平成23年)7月11日

 http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20110707/p……
 ▲ZAKZAK(産經新聞グループ):売国菅の“北献金”深まる闇…公安、米情報機関も関心

 この問題については、ここでも5月30日と今月5日に取り上げましたが、わが国の公安当局が着目しているということは、独立総合研究所の青山繁晴氏も当局者への取材結果として明らかにしています。

 これだけで菅直人首相を逮捕することは出来ないにせよ、もう一度申しますが、菅首相は政治資金規正法違反の罪で東京地検に告発されているのです。

 私が菅首相を「けしからん」と思いますのは、自身の資金管理団体「草志会」が3年間で計6250万円もの献金をした市民団体の関連組織「市民の党」の某氏が問題なのではなくて、その献金理由を参議院予算委員会で問われて全く答えなかったことに他なりません。

 また、鳩山由紀夫前首相の資金管理団体「友愛政経懇話会」が1000万円、「民主党東京都総支部連合会」(東京都連)が600万円、同党の鷲尾英一郎、小宮山泰子両衆議院議員の関連政治団体が計890万円を、この市民団体のほうに献金していたことも発覚していますが、彼らは何も答えないのでしょうか。

 かつて北朝鮮による拉致実行犯の辛光洙元死刑囚の釈放を求める韓国政府への嘆願書に署名した事実を問われた際にも、菅首相は「どのような人物か知らなかった」「田英夫元参議院議員に署名するよう言われたから」などと言い訳したため、本当にこの衆議院議員に政治信念はあるのかとわが耳を疑ったものです。

 わが国よりも北朝鮮に、天皇陛下と私たち国民(臣民)よりも金日成・金正日の一族に愛着を感じ、彼らの思想にこそ共鳴するのなら、そうはっきり言えば良いではありませんか。それが政治家「菅直人」の信念ならば、そう表明すべきです。

 むろん、私は許しません。広く一般に許されるとも思いません。しかし、それは私の政治信念とまるで違うというに過ぎず、自らの考えを明らかにして支持を得られるか否かの国民による審判を受けるのが政治家ではありませんか。

 これは、いわゆる「保守」系政治家にも同じことが言えます。菅首相のような人は「革新」系ですが、彼らが美辞麗句を並べて正体を明かさないようにするのと同じで、国民の自尊心をくすぐるように中共・韓国・北朝鮮とのちょっとした対立だけは匂わせ、わが国を本気で守るための肝心な真実は言おうとしない「大衆迎合」系政治家ばかりが増えたように思えてなりません。だからこそ、かえってその「大衆」が何を基準に政治家を選んでよいのか分からなくなっているのです。

 菅首相のような政治家は最も卑怯、卑劣であり、もう二度とこの種の人物に選挙で投票してはならないと思いませんか?

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『菅首相、この程度の信念』に1件のコメント

  1. 心神:

    国家観無き菅首相(マルクス・レーニン主義)というのは、嘘ですね。

    櫻井よしこ氏の著(尖閣問題)で、首相たるもの無能力であっても無気力であってもならないが、金輪際ゆるされないのが卑怯である事だ。
    状況が最も困難なとき、彼らがことごとく排除してきた官僚に責任転換してきて「司法の判断」の陰に逃げ込んだのは、政治家であるよりも前に人間として許されない行為。

    また、小泉政権下の出来事と比較して‥強制送還の理由を述べた首相と那覇地検に丸投げした首相。