小沢氏は政倫審に出る?

皇紀2670年(平成22年)12月14日

 9日記事で「千葉県松戸市議会議員選挙に於いて、民主党の現職4候補が全員落選したことで答えはとっくに出ている」「茨城県議会議員選挙の結果を待つまでもありません」と申しましたが、その茨城県議会議員選挙で民主党は、推薦1人を含めた24人のうち、わずか6人の当選に留まりました。

 菅直人首相は12日夜、都内の会合で「これまでは『仮免許』だったが、これからが本番」と発言し、不適切だったのではないかとの多くの指摘を受けているようです。どうも菅内閣の面々は自身の後援会の会合で軽卒な発言をする傾向にあるようですが、柳田稔前法相を事実上更迭した首相本人までもが軽薄だと、もはやどうしようもありません。

 つまり、菅首相は「仮免許」のまま予算を執行(公道を走行)し、国際会合にまで出席(国際自動車競走にまで出場)したわけで、決して以国(イスラエル)の致命的な国家機密を漏洩することはない内部告発サイト「ウィキリークス」によりますと、星国(シンガポール)の外交官が昨年、米国の高官に「日本は太った敗者」「愚かさと質の悪い指導層、ヴィジョンの欠如」と日本を評した通りに(あまりにも悔しいが)なっています。

 村山富市首相(当時)が東南亜諸国を歴訪した際、特に馬国(マレーシア)と星国の両首脳から不満が噴出したことを、かつて一部のメディアが果敢に報じました。要は「日本はいつまで謝罪しているのか。未来の話をしたいのに、村山首相は全く応じなかった」という指摘です。彼らの「日本はもう当てにならない」「大東亜戦争の頃の日本人とは別人なのだろう」という日本に対する評価は、今も変わることはありません。

 ジャック・フィニイ氏の『盗まれた街』を基にした平成19年公開の米国映画『インベージョン』(オリヴァー・ヒルシュビーゲル監督作品)になぞらえるなら、GHQという名の外来細菌に感染した日本民族が、眠れば眠るほど無思考・無感情になる症状を発し、別人と化していくのですが、それでも何人かの日本民族が「人間らしさ」を取り戻すために眠らず抵抗する、というのが現時点です。

 米国人たちがどのような狙いをもって本作を作ったかはともかく、細菌に冒されて人類が漠然とその状態になる「平和」になど、何の価値もないではありませんか。無感情になった首脳同士が終戦合意に達しても、単に戦争がなくなるというだけであって、それは平和の文化が根付いたことにはならないのです。

 平和の文化とは皇室祭祀にあるのだということを、なぜか日本民族は世界に向かって発しません。なぜなら、日本民族自身が西南戦争で終えた過去の内戦、国史を十分に知ることもせず、特に大東亜戦争について「祭祀知らずの外国人に仕掛けられた戦争」であり、「自衛」であるとの開戦時の主張を繰り返すことを、これまた外国人に禁じられたからです。ともすれば外国の挑発に乗った自らを恥じているのかもしれません。

 恥を知ることは日本民族の風俗にあり、大切ですが、わざわざ外国に向かって恥を晒したがるのは、あまりに変質的で他に類例がないのです。

 とんだ恥知らずと言えば、民主党の小沢一郎元代表でしょう。目下、政治倫理審査会への氏の出席を巡って党内が混乱しているようですが、彼は政倫審への出席すら「値打ちのあるもの」のように印象づけ、勿体つけてきました。それは、絶対に証人喚問だけは耐えられないからです。

 司法の判断は恐らく、今回の政治資金規正法違反を小沢氏に問うことはありません。だからこそ、証人喚問だけが自身の政治生命を奪う場になりかねないのです。そこで勿体つけた挙げ句、小沢氏は政倫審に出席するでしょう。そして、岡田克也幹事長らを狼狽させ、現体制を転覆させるのです(あくまで14日現在の情報による)。

 このような政治家たちによって、日本が国際社会に望まれる国家になどなるわけがありません。もう一度申します。財務省のいわば「ヤミ会計」を放置し、無効のはずの占領憲法を放置、改正を論じてきたような政治家、根拠なき自信家に投票するのはもうやめましょう。GHQ細菌に感染し、私たちに向かって「眠りなさい」と言ってくるような連中に決して屈してはなりませんよ。

スポンサードリンク

『小沢氏は政倫審に出る?』に2件のコメント

  1. すずき:

    日本は日本人のふりをした外国人(朝鮮系帰化人)にいいようにされてきました。もちろん日本人もきちんと嘘をしりぞけてこなかったのも悪いのですがこれからはきちんと見抜いていくことも必要ですが外国の方にもそこを恥を忍んで話してみるのも良いかもしれません。もちろん日本自身がこの反日サヨクを追い出してからですが。自民党はじめ保守政党はぜひ憲法改正を叫んでほしいです。しかも小手先ではなく全面変えてほしいです。

  2. 真玉橋のヤッチー59:

    平和ボケした呆れた記事、これが社説か圧巻は結末八重山毎日新聞社説(2010/12/8)http://www.y-mainichi.co.jp/news/17312/