琉球王朝末裔あまりに重い発言

皇紀2685年(令和7年)5月26日

「琉球滅亡ではなく正しい決断」 沖縄県設置、尚家当主 復帰53周年記念祭典

 琉球国王の末裔で、第2尚氏第23代当主の尚衛氏は24日、那覇市の県男女共同参画センターてぃるるで開かれた「沖…

(八重山日報社)

 私は十日記事で、自民党の西田昌司参議院議員が自身の発言を撤回、お詫びしてしまったことを厳しく非難しました。自らの歴史観を「変わらない」としながら、何がどう「非常に不適切だった」のか語れないなら、それほど出鱈目な政治家はいないのです。

 しかし、参政党の神谷宗幣参議院議員は、件について自らの考えを述べ、その後もちろんのことながらお詫びも撤回もしていません。参政党や神谷代表に対してさまざまな意見があるのを承知していますが、政治家としては、神谷代表のほうがよほど誠実なのです。

 その上で、旧琉球王国の第二尚氏(最後の王朝)の末裔である尚衞氏の言葉は、非常に重いものでした。沖縄県政の開始以来、米民主党による侵略と昭和四十七年五月十五日の復帰を経て、むしろ現在の県知事の何と軽薄なことでしょう。

 北海道と兵庫県に並ぶ「紅い汚染地帯」と言われて久しい沖縄県の地方紙は、琉球新報社が二週間前、祖国復帰五十三年の式典に尚氏が講演する旨を記したものの、翌日になってもその講演内容を記事にしません。書いたのは、上記の八重山日報社のみです。

 どうしても「日本は悪い」「中共は良い(?)」と言う対日ヘイトスピーチ(憎悪差別扇動=反日)集団にとって、それだけ尚氏の講演内容は、極めて都合が悪かったのでしょう。

 冊封体制を敷きたがる清国から琉球を解放した明治十二年太政官第十四号布告(琉球処分)を「尚家を守ることより、琉球の民の幸福を願った第十九代尚泰王の正しい決断だった」とし、さらに「国連(正式名称=連合国)の誤った勧告や『沖縄は中国(※ 中共)のもの』との主張は歴史を無視したもので、毅然と反論すべき」と尚氏に断言されては、日ごろやかましいヘイト集団も口ごもってしまいました。

 ヘイト集団が「日本が琉球を勝手に呑み込んだ」だの、大東亜戦争末期に「日本が沖縄を切り捨てた」だのと妄言を吐くのは、まんまと沖縄を中共に売り飛ばす、或いはそれこそ「中共のために沖縄県民を捨てろ」と言うようなもので、大日本帝國軍とかつての沖縄県庁が必死の思いで県民を守ろうと命を賭したこと(八日記事を参照)が無駄になってしまいます。

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 目下、それほどまでにして中共の侵略妄動から国家・国民を守ろうと体を張る政治家がいるでしょうか。わが国の現政権も、ともすれば韓国の次期大統領になりそうな北韓(北朝鮮)工作員も、揃いも揃って中共に「シエシエ(「謝謝」の下手な発音)」するような莫迦ばかりです。

 消費税問題をめぐり、現首相ということになっているらしい石破茂氏が党首会談で「消費税を0にするという、これ、スーパーの経営者の方に聞いてみてください。どれくらいの期間がかかるのか。それは『1年はかかります』って私、あちこちで聞いています」と発言したことが国民的非難を浴びています。

 石破氏が聞いた(説明を受けた)のは、市井の経営者ではなく、財務省の寺岡光博大臣官房総括審議官、藤崎雄二郎官房審議官、中島朗洋首相秘書官(事務担当)、または一松旬大臣官房付のいずれかでしょう。

 ことほど左様に出鱈目な説明を大臣にして平然としているのが東京大学「あ、法学部(阿呆学部)」をご卒業になった財務官僚たちなのです。国民の幸福より、財務省主計局益を守ることを願う官僚の誤った判断は、わが国を滅びの道(内需委縮→少子化→民族滅亡)へと誘います。

 政治家がしっかりしないからこうなるのですが、と言うことは、私たち国民がしっかりしていないということです。わが国の尊厳にかけて、まずは政権選択を目的とされませんが今夏七月投開票予定の参議院議員選挙で結果を出そうではありませんか。

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『琉球王朝末裔あまりに重い発言』に2件のコメント

  1. 波那:

    旧琉球王国の末裔である尚衞氏。そんな方がまだ居られることさえ知りませんでした。
    ≫「国連(正式名称=連合国)の誤った勧告や『沖縄は中国(※ 中共)のもの』との主張は歴史を無視したもので、毅然と反論すべき」
     余りの清々しさに思わず笑ってしまいました。大体、沖縄独立させて軍隊居ないのに、どうやって島を守るんですか。中国に差し上げようとしてるのが丸分かりです。南太平洋にある島国、ピトケアン諸島が未だにイギリスから独立していないのを知って、やはり島の住人だけでは暮らして行くのも大変で国としてやって行くより支援を受ける方が安心だからなのだろうと思いました。
     石破ってアレ、口から出任せ評論家やってた時は自分ってイケてる、総理の器だなんて思い込んでたんでしょうね。信じられないくらい低劣、下劣、愚劣、知識も知恵も知性もない。消費税のレジの事も、自国通貨ではないギリシャ債と比較して口開くとか…拉致被害者奪還を誓う会で眠り呆けたんですってね。もう何か石破の事を思っただけでも穢れてしまいそうです。

  2. ナポレオン・ソロ:

    250527―1 琉球王朝の尚家は私の親父方の本家で、曽祖父の代に薩摩に入り婿してます。
    遠藤さん今晩は ソロです。
    裡の家計は元々は越前の白山神社の初代神主でしたが、領主だった島津氏が、源頼朝の庶子だった事から頼朝亡き後、尼将軍に嫌われ、越後から遠く大隅に配流に成って、其に従い大隅迄、月従って来たという経緯があるし、親父方は固より琉球王家の係累だったが、王位の継承の件で揉めて、薩摩に逃れ来て、祖父さんが大隅薩摩の奥祐筆の娘と結婚した。

    と言う偶然ですが島津家とは縁が高意のですが、加えて、母方の継母は、島津家のお嬢さんでしたね、と言っても久光公は、艶福化で為した子供が30人を超えている、皆さん爵位を戴いたが、流石に、孫の代迄は社会には与れかれなかったらしく、婆さんは若い時から苦労をした模様、其れを満洲の成金のこれまた入り婿の爺さんが後添えに貰ったとの事。

    親父は7人兄弟で寿司、誰一人戦争で欠損が無い野ですが、親父が祖父さんと不仲で、長男なのに、家には何時か無かったので、私等家族も、親父方の親せきの顔をほとんど知りませんし、親父と歯私が17歳の時に離縁していますね。 まぁ家禄も千石近い武士だったので、皆さん鼻っ柱が強くて、田舎の神主では、つり合いが取れないとか思っていたのでしょうね。

    私自身は百姓仕事をした事も有りませんが、自然科学が好きだったので、山や川で、井中で遊んでいましたね。 なので、自分にも琉球人の血が流れていると聴かされて、何時かは沖縄にも行ってみたいと思っていましたが願いは未だ適って居ません。 でも、私の親父方の従兄の連れ合いが、琉球人なので、その係累と交流がありました。

    皆がそうだとは思いたくないですが、その人物が極めてレイジ-な人物なので、印象は悪いですね。 然も、就職した先が沖縄の新聞社ですからw あちらの慣習だといいますが、朝一に電話をしたら、朝からゴルフに行っているとかで、出社は昼を回ってからだとか、話を訊いていてムカムカしたのは、其れが沖縄では常識だと言っていたからです。

    まぁ、確かに場所が変われば常識も変わるのでしょうが、噂には聞いていましたが「沖縄時間」とか言う奴で、薩摩では極めて評判が宜しくありませんね。 斯う言う慣習を改めないと、沖縄が他の場種で評価を受けるのは難しいだろうと思いました。彼がレイジ-なのでは無く、沖縄人がレイジ-なのだと気付き、爾来交流して居ません。

    薩摩藩の過酷な労働管理や収穫量の厳しさは、後世非難の的になって居ましたが、現実を見れば、沖縄時間では世界に通用しないのだと認識しなくてはなりません。唯、沖縄はだと。此方も、認識を改めねばなら雷とは、思う様になりましたが、世界のどこでも沖縄龍では通用しないのは間違いありません。 だから、沖縄は産業が伸びないのです。

    加えて、左翼勢力が御しやすい環境に成っている面がありますね、でも勿論、沖縄人にも硬骨漢吐いて、特に先島諸島方面の人は、沖縄本島に比べれば、全く異なった印象を受けますね、彼らは昔乍らの大自然相手の漁民だからだと思いますね。 沖縄龍は同じですが、ちゃんと現実に併せた対応をしてくれるので信頼に足りますね。

    考えて看たら、親父もそう言うレイジ-な面があったなぁと思いましたが、その分時間外でも、身を粉にして働いて結果を出していたので、一応評価はされていたし、弟の叔父も観ていると、更に薩摩人的で、結果重視でしたね.総合的に沖縄と内地を比較すれば、現在派出している諸問題の根本的な原因の一つに県民性がありそうな気がします。