尖閣実効支配…さぁ誰が言った?
十五日記事の冒頭で、航空自衛隊のT4練習機が墜落した事故について「現政権の政治家や霞が関の中央官僚諸君に、こうした自衛官たちの爪の先ほどでも『国民を守る』気持ちがあるでしょうか」と申しましたが、捜索現場の入鹿池(愛知県犬山市)から昨日、隊員の体の一部が見つかったことを防衛相の中谷元氏(高知一区)が「搭乗員とみられるもの」と発言しました。
だから嫌いなんです、昔からこいつ。これでも元陸上自衛官ですよ。
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離陸直後に何らかの機体の異常を察知し、搭載されていた緊急脱出装置を使用することなく、何が何でも住宅地への墜落を回避しようと池をめがけて背面垂直落下した井岡拓路一等空尉(三十一歳)と網谷奨太二等空尉(二十九歳)を必死に捜している自衛官諸兄を前に、担当大臣がこの有り様です。
午後七時ごろの会見で、記者団からさすがに「『もの』とは不適切では?」と指摘されても訂正しなかった中谷氏は、午後八時すぎに再度会見を開き、「過度にならないよう婉曲的表現を使った」などという醜い言い訳と共に一応訂正、お詫びしました。
防衛相が自衛官に対してこの有り様なら、私たち国民は「もの以下」の扱いを受けるのでしょうか。一刻も早く私たちの前から姿を消してもらいたい。
現政権の体たらくを申せば枚挙に暇がありませんが、五日記事の冒頭で取り上げた中共・共産党人民解放軍海軍の補完組織・海警局(準海軍)ヘリコプターが沖縄県石垣市尖閣諸島上空を領空侵犯した事件をめぐり、外相の岩屋毅氏(大分三区)がわが国に対して飛行の自粛を求めていたことが発覚しています。
一体どこの国の国会議員でしょうか、こいつ。これが現在の外相ですよ。
尖閣上空を飛行していた民間機の操縦者(八十一歳の元気な京都府在住の国民)は、安倍政権下の平成二十七年にも同空域を飛行しており、その際には中共産党による「対抗措置などなかった」ため、本年一月にも国土交通省那覇空港事務所に飛行の意向を伝達していたそうです(一般社団法人共同通信社記事を参照)。
岩屋氏曰く、このようなことを私たち国民に向かって「やめろ」と。しかし、それは中共に対して言わねばならないことです。にもかかわらず、中共に言わず私たち国民に言うとは、全く「呆れるほどの莫迦」と断罪せずにはいられません。
よって尖閣諸島について「実効支配」などという(当の本人は気づいていないが)武力で侵略するような言い方をするのでしょう。それをしているのは、島根県隠岐郡隠岐の島町竹島に対する韓国と、北海道千島列島全島と南樺太に対する露国です。
尖閣について中共産党は、その物騒な実効支配すらできていません。むろん、させてはいけません。
現行憲法(占領憲法)下のわが国政府が外国の領土を実効支配するのですか? 私が左翼なら、まずそこを「とんでもない暴言だ。直ちに『実効支配』発言を撤回しなさい」と追及しますね。
立憲民主党もれいわ新撰組も日本共産党も、一体何をしているのでしょうか。自民党の有村治子参議院議員の鋭い指摘の前に、平和主義者なら一等先に言うべきことがあったはずです。
ひたすら対日ヘイトスピーチ(憎悪差別扇動=反日)にしか関心がなく、平和や人権よりも中共や北韓(北朝鮮)が大事だから、私たち国民の暮らしの安全を守るためになど一ミリも辛苦を重ねる気がありません。
このような政治家は、与野党を問わず一人も要らないのです。