技能実習生廃止へようやく

皇紀2683年(令和5年)10月6日

 本日はまず、たざわ様に衷心より感謝申し上げます。常常ご支援、ご尽力を賜り、この場を借りまして厚く御礼申し上げます。

 そして、昨日記事で取り上げた自民党の積極財政議連(責任ある積極財政を推進する議員連盟)に対し、予想通り「選挙前」で提言内容を揶揄する報道もある中、とりあえず現実路線の政策提言に踏み切ってくれた彼らの覚悟にも、改めて感謝しておきたいのです。

超党派議連の日華懇が訪台へ 双十節に参加、風評払拭へ「お土産にホタテ」

超党派の議員連盟「日華議員懇談会」(古屋圭司会長=自民党)は7~10日の日程で台湾を訪問する。10日の双十節(建国記念日)に合わせて、議連の国会議員46人が現…

(産經新聞社)

 なお、日華議員懇談会が台湾の国慶日(双十節)に合わせて明日から十日(双十国慶当日)まで訪台することも、極めて喜ばしいことです。ちなみに日華懇も議連ですから、訪台時の費用に公費は一切含まれません。だからここは特に会費が高いのです。

去年の技能実習生の失踪者は9000人超 過去2番目の多さに 政府は新制度創設を検討

 去年、技能実習生として在留しながら行方が分からなくなった外国人がおよそ9000人に上り、過去2番目の多さだったことが分かりました。…

(テレ朝news|テレビ朝日)

 話はガラリと変わりますが、外国人技能実習制度について、これまた以前より廃止を訴えて法務省の外堀から埋めてきた活動が実を結びそうです。

 人を「労働力」「人材」などと物のように輸入する技能実習生、大量移民のすべてが人権問題でしかありません。また、これらの制度や政策が私たち国民の給与を下げ続けてきたことから、経済問題でもあるのです。

 令和四年だけで約九千人も行方が分からなくなって、行政も警察も予算と人員が足りないため、ほとんど対応できていません。下手をすれば殺人や強盗事件の発生源になりかねない(過去何度も起きている)こうした事象にお手上げの状態でも、日日をやり過ごそうとする政府の姿勢こそが現行憲法(占領憲法根性そのものなのです。

 行政の長たる岸田文雄首相が責任をもって対応しなくてはならないにもかかわらず、彼はまだ何も言いません。違法滞在や事件発生について、私たち国民に何の責任も取っていないのです。

 武漢ウイルス(新型コロナウイルス)狂乱以前も、毎年ほぼ九千人前後が行方不明になっていました。つまり、制度発足以来同じ間違いが延延と繰り返されているのです。

 少ないにもほどがある給与で、実にもならない「技能」をやらされ、高い物価に悩まされて祖国の家族に仕送りもできない外国人たちの人権を考えたことがあるのでしょうか。目下ジャニーズ事務所問題で正義漢面している企業人たちは、どの面を下げて、どの口でそれを言っているのか、鏡でも見てよく考えてみればよいのです。

 九月十五日記事で「経済同友会の会長で、鳥井家・佐治家の名門『サントリー』をおかしくした新浪剛史社長」と申しましたが、やはりこの男の組織内暴力(パワーハラスメント)が週刊新潮記事で出ました。

 この程度の人権意識で己が何を口にしているか、よく考えれば恥ずかしくて二度と人前に出られないはずです。ついでに申しますと、件の「当事者の会」も今後必ず騒動を起こします。やっていることが公開恐喝ですから。

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『技能実習生廃止へようやく』に1件のコメント

  1. きよしこ:

    私の勤務先でも失踪こそないものの、風邪ですらない体調不良により欠勤したり突然会社に来なくなったりするのは珍しくありません。ほんの数人なら顔や名前も記憶できるでしょうが数が異様に多く、しかも定期的に人員が入れ替わるため経営者や人事担当でさえ外国人実習生の名前を覚えられないのが実態です。特にこれと言った技能が身に付くわけでもなく、夏は殺人的な暑さ、そして冬は殺人的な寒さに耐えているのを見ると、「もう日本には来たくないと思っているだろうな」と思わずにはいられない毎日です。年間9000人も失踪させておいて知らぬ存ぜぬの態度を貫くとは、この欠陥制度を提唱し進めてきた連中の人権意識はどうなっているのでしょう?

    人権意識と言えば、たかだか「指名NGリスト」の存在にムキになり朝から晩まで批判報道を繰り返すテレビ局は「ジャニー喜多川の性加害報道NG」を貫いておきながら、どのツラ下げてジャニーズ事務所を批判しているのですかね。あのリストに掲載された「6匹の粗大ゴミ」は人間扱いしてもらえたうえに記者会見場にまで入れてもらえたことに感謝すべきです。自らに向いた批判の矛先を反らすチャンスと見た報道権力、経済団体、自称被害者の会、全部まとめてゴミ箱にぶち込んでしまいましょう。