岸田では訪中メリットない
本日は、大正十二年の関東大震災から百年の節目に当たります。改めて先人たちの痛ましい犠牲から、私たちが多くを学ばねばなりません。
この節目に際し、八月十五日記事で申したような対日ヘイトスピーチ(日本憎悪差別扇動)活動が再燃しています。当時の時代背景を考慮し、解釈することが歴史を学ぶ基本姿勢です。十分ご注意ください。
自民党の二階俊博前幹事長は、誰からでも何か頼まれればまず断らないことで、ここまでの地位を築いてきた政治家です。数多の陳情を事務所秘書総出で対応するため、多くの人びとの心を捉えてきました。
ゆえに、党内で面倒がられる中共案件も結局はやる羽目になり、これまた多くの国民から「親中売国奴」などのののしりを浴びてもきたわけですが、岸田文雄首相に頼まれて訪中したところで、二階氏に何の得もないでしょう。
岸田首相が「(中共と)話せるのは二階氏しかいない」と言ったらしいのですが、これは大嘘であり、且つこれが岸田首相の限界です。本当に中共・共産党から全幅の信頼(全て言いなり)を得ているのは、福田康夫元首相しかいません。
かの河野洋平元内閣官房長官でさえ、ただの「協力者」程度であり、共産党から見た二階氏の格付けは、さしずめ「日本政府の特使」といったところでしょう。
しかし、日中が関係悪化の機に福田氏を送ったのでは、まさに「屈中売国」が明け透けになり、逆効果なのも事実で、創価学会(公明党)も役に立たないとなれば「ちょうどよい」二階氏に行っていただくほかありません。というのが首相官邸の判断です。
二階氏の訪中は、安倍晋三元首相のような「お膳立て」があって初めて効果があるのですが、岸田首相にはそのような機転も「引き出し」もありません。だから「何の得もない」と申したのです。
それでも二階氏は、頼まれれば行きます。何の得もない(どころか国民的非難を浴びかねない)のに行くでしょう。共産党も実は、二階氏をそれなりに警戒しているので、わが国側が訪中の話を出した時点で、本当に来るのか来ないのかというところに焦点が絞られています。来るなら「少しはトーンダウンしてやってもいい」という……。
このようなことを繰り返してきた現行憲法(占領憲法)外交は、中共の好戦的態度を増長させてきました。それをやるしかない岸田首相は、文字通り「これが限界」の政治家です。
今回だけでも二階氏に「お前(岸田首相)の頼みは聞かん」と断ってもらいたい。
ならばわが国は、中共に対してどうすればよいでしょうか。既に先月二十八日記事で答えを申しました。中共こそが「核汚染の温床。環境破壊者」と事実を指摘しなければなりません。
その折、思わず目を疑うような情報がありました。北京政府外交部は、駐北京日本大使館にレンガを投げつけた中共人の犯罪行為を正当化しましたが、昭和三十九年の夏季五輪東京大会(東京五輪)開会式当日に核実験を断行し、特に秦山第三原子力発電所からとんでもない量の放射性物質を放出し続け、ついには建設資材からも異常な数値が検出される始末なら、私たち日本人が在日中共大使館や領事館に何をやっても正当化できる、ということでよろしいでしょうか(注※ 犯罪に該当する破壊行為はやめましょう。次元の低い者どもと同程度に堕ちてはいけません)。
まさしく「天に唾する」中共の愚かな対日ヘイトは、中共経済がかつてのわが国と同じく不動産から崩壊していき、そこから人民の目をそらせるためかもしれませんが、香港特別行政区の人びとが「スシロー」など回転寿司チェーン店に行列していることから、一部の対日ヘイトだけが興じる犯罪行為に、多くの中共人が背を向けています。
科学的事実は、わが国にあり、これを突きつけて「黙れ」と叱りつけない限り、日中関係は悪化するしかありません。ここで頭を下げたり、頼みごとをすることこそ関係悪化を招くのです。
それが分からないなら、かえって中共が気味悪がるほど「日本は何の反応(リアクション)もするな」と言いたい。
皇紀2683年(令和5年)9月1日 10:02 AM
アホの岸田は関東大震災の件で朝鮮の件謝罪するみたいです又慰安婦、地徴用こうの二の舞なるのかな。